今回は誰もが1度は耳にしたことがあるだろう曲で英語学習をしていきたいと思います。今回紹介する曲はカナダ出身のお騒がせシンガーJustine Bieber(ジャスティン・ビーバー)の代表曲となった”Sorry”です。
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You gotta go and get angry at all of my honesty You know I try but I don't do too well with apologies I hope I don't run out of time, could someone call a referee? Cause I just need one more shot at forgiveness 正直に全部何もかも話したら君はどっかに行っちゃったね 謝るのは得意じゃないけどさ、僕が謝ろうとしたのは知ってるだろ 手遅れにならなきゃいいんだけど、誰か審判呼んでタイムをとってくれる? もう一度許してもらう機会が必要だからさ
I know you know that I made those mistakes maybe once or twice By once or twice I mean maybe a couple a hundred times So let me, oh let me redeem, oh redeem, oh myself tonight Cause I just need one more shot at second chances 僕が1度か2度間違いを犯したことを君が気づいていることは知っている 1度か2度ってことはさ何百回ってことなんだよね だから僕自身を救う機会をくれよ 2回目のチャンスが必要だからさ
Yeah, is it too late now to say sorry? Cause I'm missing more than just your body Is it too late now to say sorry? Yeah I know that I let you down Is it too late to say I'm sorry now? 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな? 君とのつながりが恋しいんだ 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな? 僕が君を悲しませたことは知っている 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな?
I'm sorry, yeah Sorry, yeah Sorry Yeah I know that I let you down Is it too late to say I'm sorry now? ごめんね 悪かった ごめん 僕が君を悲しませたことは知っている 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな?
I'll take every single piece of the blame if you want me to But you know that there is no innocent one in this game for two I'll go, I'll go and then you go, you go out and spill the truth Can we both say the words and forget this? 君が望むのならどんな非難も受け入れるよ でも僕たちのゲームに無実な者はいないことは分かってるよね 僕が先に言うからさ、君も全て打ち明けるんだ お互いに白状してさ、全てを白紙に戻すことできるかな?
Is it too late now to say sorry? Cause I'm missing more than just your body Is it too late now to say sorry? Yeah I know that I let you down Is it too late to say I'm sorry now? 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな? 君とのつながりが恋しいんだ 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな? 僕が君を悲しませたことは知っている 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな?
I'm not just trying to get you back on me Cause I'm missing more than just your body Is it too late now to say sorry? Yeah I know that I let you down Is it too late to say I'm sorry now? 君を取り戻そうとしているんじゃないんだ 君とのつながりが恋しいんだ 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな? 僕が君を悲しませたことは知っている 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな?
I'm sorry, yeah Sorry, oh Sorry Yeah I know that I let you down Is it too late to say I'm sorry now? I'm sorry, yeah Sorry, oh Sorry Yeah I know that I let you down Is it too late to say I'm sorry now? ごめんね 悪かった ごめん 僕が君を悲しませたことは知っている 今更ごめんって言うのは遅すぎるかな?
単語解説
・Gotta - “got to”の省略形。”got to” = “ have to”なので意味は「~しなければいけない」
・Honesty - 正直、何もかも正直に話すこと
・Run out of time - 時間が無くなる。”Run out of~”で「~が なくなる」。
・Referee - レフェリー
・One more shot - もう一回の挑戦、機会。”Gimme one more shot”で「もう一度チャンスをくれ」。
・Redeem - 救う、失敗などの埋め合わせをする、名誉を挽回する
・Blame - 責める
・Innocent - 無実の
・Spill the truth - 真実を白状する
曲解説
You gotta go and get angry at all of my honesty
ジャスティンの元カノは彼が告白した真実を受け止めることができませんでした。後から出てくるようにジャスティンは彼女を悲しませるような間違いを何度も犯していたのです。
You know I try but I don’t do too well with apologies
ここではジャスティンは謝るのは得意じゃないと言っています。謙虚ですね。しかし彼は公共の場で何度も謝罪をしています。そのため謝るのは得意なはずです。
I hope I don’t run out of time, could someone call a referee?
Cause I just need one more shot at forgiveness
訳した通り、手遅れになる前に謝る機会ができることをジャスティンは望んでいます。ここで面白いのはスポーツを思い浮かべさせるような表現をしているところですね。
” someone call a referee? ”の部分ではスポーツ選手や監督が次の戦略を立てるためにタイムを審判にとっているところを思い浮かべることができると思います。つまりジャスティンもどうしたらいいのか分からない状態だし、時間も失っている状態、だから一度タイムをとって戦略を立て直したいという気持ちを表していると思います。
“one more shot ”の部分もスポーツを連想することができます。特に思い浮かべることができるのはバスケットのブザービーター。試合終了直前にシュートを放つ、勝つか負けるかが決まる大切な一投です。ジャスティンは彼の緊迫した状況をこのような緊迫したスポーツの試合を連想させる単語で表現しているのかもしれません。
I know you know that I made those mistakes maybe once or twice
By once or twice I mean maybe a couple a hundred times
ジャスティンは多くの間違えをしてきたことを認めています。しかしただ普通に認めるのではなく古典的なジョークを交えていますね。
そのジョークとは” By once or twice I mean maybe a couple a hundred times “の部分です。この” By~I mean…”の形は作家、政治家、そしてコメディアンなどによく使われます。有名どころで言うとマーク・トウェイン、ルイス・キャロル、そしてアニメ『シンプソンズ』ですね。
So let me, oh let me redeem, oh redeem, oh myself tonight
Cause I just need one more shot at second chances
ジャスティン・ビーバーは2014年にキリスト教の洗礼を受けたと報道されています。聖書には神だけが人々を救うことができると記されているので、ジャスティンが自分を救うこと(= redeem myself)はできません。しかし人々は許しを得るために罪を後悔する必要があります。ジャスティンにとって幸運なことに神は罪を告白する限り何度もやり直すチャンス(= second chances)をくれるのです。
Yeah, is it too late now to say sorry?
Cause I’m missing more than just your body
ジャスティンは“ I’m missing more than just your body ”と言っていますが、これが彼女の体を恋しく思っていないというわけではありません。彼女の体は恋しく思っているけど、それ以上に感情や心とのつながりを恋しく思っているのです。
ジャスティンはこの曲は世界中の人に彼のスキャンダルについて謝罪を表した曲だと述べています。しかし同時にこの曲はジャスティンの元カノセレーナ・ゴメスについても言及した曲だと言われています。
曲中でロマンチックな歌詞は“ I’m missing more than just your body ”の部分だけです。
Is it too late now to say sorry?
Yeah I know that I let you down
Is it too late to say I’m sorry now?
この曲がセレーナ・ゴメスについて言及した曲であろうとなかろうと、ジャスティンは恋愛をする時にはプライドよりも愛を優先するのです。そしてSorryというのでしょう。
I’m sorry, yeah
Sorry, yeah
Sorry
Yeah I know that I let you down
Is it too late to say I’m sorry now?
前述したようにジャスティンは世界に彼の間違った行為について謝っています。このコーラス部分では他の部分とは違い、自信をもって謝っていますね。特に” yeah “がついている部分です。
しかしこの部分は最もちゃんと謝罪していながらも” Is it too late to say I’m sorry now? “の最後の最後で疑問文になっています。コーラス部分は基本的に曲中で最も力強く歌われることを考慮すると、最後の最後に疑問文にした当たり、ジャスティン自身謝罪することに疑問を感じているのかもしれません。彼はインタビューで度々彼がした行為は後悔していないし、誇りを持っているとも述べています。そういった彼の考え方を表しているかもしれません。
I’ll take every single piece of the blame if you want me to
But you know that there is no innocent one in this game for two
もしジャスティンがセレーナについて歌っていると仮定するなら、この部分は2人の関係について歌っていることが明らかです。ジャスティンだけではなくセレーナも間違いを犯してきたのです。つまり2人の関係に無実な者はいない(= no innocent one in this game for two)。セレーナ自身「私たち2人とも間違いをしてきたのよ」と言っています。
I’ll go, I’ll go and then you go, you go out and spill the truth
Can we both say the words and forget this?
セレーナは2015年にアルバム” Revival ”を発表しています。そのアルバムの収録曲” Sober “ はジャスティンの秘密について明かしていると何とあのニューヨークタイムズまでもが推測しているのです。
ジャスティンはこの曲は彼の昔の関係についても少しだけ触れていると認めています。そのためこの部分ではセレーナの” Revival “で明かされたジャスティンの秘密だけではなく、セレーナにも明かされていない秘密があることを暗示しているように思われます。
今回解説したように曲の意味をとろうとすることは英語圏の文化を学ぶことです。キリスト教、アメリカで大人気のスポーツバスケットボール、そしてシンガーの恋愛関係(テイラー・スウィフトなどが元カレについて曲を書くことで有名です)などなど。
今回私がした翻訳、曲解説はあくまで参考としてください。実際に正解かどうかは作曲者やジャスティン自身にしかわかりません。だから自分で翻訳に挑戦してみるときは、正解などにこだわるのではなく楽しんで行ってください。