今回は同じ様な意味を持つがニュアンス・使い方は違うややこしい単語の違いを一気に大紹介します。
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Pretty Vs Cute
「可愛い」という意味を持つ単語 Cute とPretty 。実はこの同意語を使う際には使い分けをする必要があるのです。
“ Pretty “ は大人の女性に使う容姿の美しさを表現する時に使います。
You are so pretty. Can I get your phone number? 君可愛いね。電話番号教えてもらっていい?
一方Cuteは子供や動物などの小さなものの見た目や仕草を表現します。例えば可愛いデザインのカップケーキなどはCuteを使うのが適切です。
Look, this cupcake is really cute! 見て見て、このカップケーキとっても可愛い This baby is really cute. She’s always giggling. この赤ちゃん本当に可愛いね。いつもクスクス笑っているわ
Watch Vs See Vs Look
この3つの単語の違いもなかなか説明できる人はいないのではないでしょうか?3単語とも「見る」という意味の日常会話で超頻出単語ですので、ぜひとも違いを押さえておきたいですね。
Lookは見るという目的を伴ったもの。何かしらの理由があって、自然に視界に入ったのではなく意図して見たというニュアンス。
Look at that man. He’s acting pretty strange. あの男見ろよ。おかしな行動しているぞ。 Look at these pictures I took on holiday. 僕が休日に撮った写真見てよ
SeeはLookとは逆に自然と視界に入ったものを見る。人が何かしているのを偶然見かけた時などに使われます。
I saw you going home today. 今日君が家帰っているところを見たよ
WatchはLookと似ています。何かを注意深く見るという意味。Lookとの違いは動いているものを見るというニュアンスがあるということですね。
I’m watching TV.
テレビを見ているよ。
TV自体は動きませんが、画面の中の映像は動いていますよね。だからテレビや映画を見るという行為をWatchが使われるのです。
Speak Vs Talk
話すという意味を持つ超頻出単語。皆さんご存知のこの2単語。違いはご存知ですか?
Speakは日本語や英語などの言語を話すと表すときに使います。それだけでなくフォーマルな講演会やプレゼンを行う時などにも使われます。ニュアンスとしては会話ではなくプレゼンや講演などの1人が話して他の人はその人の話を聞いている時に使います。
He speaks three languages fluently. 彼は流暢に3か国語を話すよ。
Talkは会話をしているのを表すとき、またインフォーマルな講演・それほど真面目じゃない講演などを表すときにも使います。
Can I talk to you for a sec? 少し話できる?
Later Vs Soon
Laterは「後で」、Soonは「すぐに」という意味を表す単語。どちらも将来の事、未来のことについて表す使い方が混乱しやすい単語。
Laterは未来のことについて話をする時に使われます。しかし詳しい時間は分かりません。不確かな未来について話をする時に使われるのがLater。不確かな時ですが主に使用されるのは遠い未来を意味する時です。
I had a really good time today. Let’s hang out together again!
今日は本当に楽しかったよ。また遊ぼうな!
Of course. See you later.
もちろんさ。またな
この例文では彼らはいつまた遊ぶかわからないのでLaterが使われています。
Soonもまた未来のことについて話すときに使われます。SoonはLaterとは違いすぐに起きる未来のことについて話すときに使われます。
I had a really good time today. Let’s hang out together tomorrow again! 今日は本当に楽しかったよ。明日も遊ぼうぜ! Of course. See you soon. もちろんさ、またな
この例文ではTomorrowというすぐにやってくる未来を表す単語があります。そのためここではSoonが使われています。
Food Vs Meal Vs Dish
意外と使い方が混乱する3単語。3つとも食事に関する単語。ここで単語の違いをしっかりと理解しておきましょう。
Foodは一般的に口にするすべての食べ物を表します。
There was a lot of foods at the party.
パーティー―にはたくさんの食べ物がありました。
Dishは「料理」という意味の単語。特にお皿に盛りつけされている料理のことを表します。メインディッシュのディッシュのことです。
I’d like to have a meat dish. お肉料理を頂きたいです。
Mealは「食事」という意味を持つ単語。特に朝食や昼食などの時に食べる料理のことを指します。
Let’s eat the meal. さあ食事をとろう。
Trip Vs Travel Vs Journey
旅行に関する3つの単語。どれも「旅行」という意味を持つため使い分けが難しい単語ですね。
Tripは「旅、旅行」という意味で使う場合は名詞だということ。旅をする、旅行をするなどの動詞としての意味はありません。
You are back from vacation. How was your trip?
バケーションから戻ってきたんだね。旅行はどうだった?
I took a trip last month. 先月旅行に行ったんだ
Travelは主に動詞で「旅をする、旅行をする」という意味で使われます。名詞として「旅行」という意味もあります。
I like to travel.
旅行をするのが好きです。
Journeyもまた「旅、旅をする」という意味がある単語。違いはJourneyは長い旅を表すことです。
He made a 500km journey by bike. 彼はバイクで500キロにも及ぶ旅をした。
Wish Vs Hope
共に「願う」を意味する単語。この2つの単語の使い分けはできるようになりたいですね。理由は簡単。日常会話で本当によく使われるからです。一見使い分けが複雑で難しそうですが、ポイントを押さえれば簡単に使いこなせます。
Wishは想像や仮定したことが起きたらいいのになあと願うこと。現実世界では起きていないことを願うというニュアンスです。
I wish I were tall. 背が高かったらよかったのになあ。
Wishを使う時のポイントは、動詞が過去形になることです。動詞が過去形だから過去のことを話しているのではなく、現在のことを話している時に過去形になるのです。
では過去の願望をWishで表すときにはどうすればよいのか?その時はWishの後にHad +過去分詞の形をとるだけ。簡単ですよね。
I wish I had gone to college. 大学にいっておけばよかったなあ(でも行かなかった)
Hopeは実際に起こる可能性があることを願うという意味。Hopeの後ろに来る動詞は現在形か未来形。
I hope it won’t rain tomorrow. 明日雨が降らなければいいなあ I hope my parents buy something for me. 両親が何か買ってくれたらいいな
もちろん過去形・過去分詞形を使って過去の願望について話すこともできます。
I had hoped my parents would buy something for me, but they didn’t. 両親が何か買ってくれたらなあと思っていたけど、何も買ってくれなかった
In Time Vs On Time
よく似ている2つのイディオム。違うのはInかOnかということだけ。でも意味は全く違ってくるのでしっかりと押さえておきましょう。
In timeは「間に合って」という意味。よく使われる形ではJust In Time。Justをつけることで「ちょうど間に合った」と強調することになります。
I overslept this morning, but I arrived at the school just in time. 今朝寝過ごしたけどさ、学校にはぎりぎりついたよ。
On timeは「時間通りに」という意味。
The flight is leaving on time. 飛行機は時間通りに出発します。
このOn timeは人にも使うことができます。
He’s always on time. 彼は絶対に遅刻しないよ
Hear Vs Listen
これもよく耳にする「聞く」という意味の単語。HearとListenの違いはすでに紹介したLookとSeeの違いにそっくり。
Hearは意図しないで偶然聞こえてきたというニュアンスです。例えば教室でクラスメート同士が喋っている。自分は会話には参加していないけど彼らの話している内容が聞こえてくるという状況を表すにはHearが使われます。
I heard what they were talking about although I pretended to be sleeping.
寝たふりをしていたけど彼らが話している内容が聞こえたんだ
Listenは意図的に聞くというニュアンス。
I tried not to listen to his boast, but I heard what he was saying.
彼の自慢話を聞かないようにしていたけどさ、彼が言っていることは耳に入ってきたんだ
いかがでしたか?今回紹介した以外にもまだまだ混乱しやすい単語はたくさんあります。正直に言うと使い分けができなくても大体の意味は通じます。しかしせっかく英語を話すのならニュアンスの違いまで正しく使い分けられた洗練された英語を話したいですよね。
混乱しやすい単語のニュアンス・意味の違いを理解するには実際に使われているところを見ること。具体的にはドラマや映画、洋書などをたくさん見たり読んだりしていく中で自然と微妙なニュアンスの違いが理解できるはずです。ぜひたくさんの英語に触れてニュアンスの違いを理解していきましょう。