アメリカ人の仲間入り。よく飲まれているドリンク紹介

文化の違い
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海の外へ出かけてみると、食生活がまるで変わってきます。日本人にとっては恋しくなる日本食ですが、米を一年中食べることができない場所もあります。宗教的に、肉を食べることが禁止されている地域もあれば、野菜しか食べないビーガンに囲まれて過ごすようなこともあるかもしれませんね。そして、私自身、驚かされたのは食事もそうですが、飲み物もなのです。

同じ飲み物を飲むにしても、全然違う味がすることがあります。よくこんなの常用的に飲めるものだな、と文化の差を感じることもあります。そして、当たり前ですが、国によってメーカーも異なるので、海外でカルピスを見つけるのはなかなか至難の術になってきたりもするわけです。

例えば、甘いもの大国のアメリカなんてどうでしょうか。日本とは違う、アメリカで一般的に飲まれる飲み物には一体どんなものがあるのでしょうか。具体的な例を取り上げながら、紹介していきたいと思います。

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Zico(ジコ)

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健康・美容ともに効用があるといわれているココナッツウォーター。その名の通り、ヤシの実に入っている水分が原料となっています。アメリカで大人気となり始めたのは、ハリウッドのセレブ達がこぞって、ココナッツウォーターを愛飲し始めたからという背景があります。

私のZICOデビューは、喉が渇いて、水と間違えて買った時でした。これがなかなか癖のあるものでした。正直なところ「きつっ。。」という感想は持ちましたが、毎日常用するように慣れていけば、きっと飲めるようになる味とも思いました。

Odwalla(オドワラ)

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防腐剤など一切入っていない天然のフルーツジュース。オレンジジュースから、にんじんジュースまで様々な種類が用意されていて、まずカフェやスーパーでは見かけないことはないOdwalla。そこまで癖があるわけでもないので、誰でもさっぱりと飲み干すことができるでしょう。

有名な話は、アップル創業者であるスティーブジョブスがOdwallaをこよなく愛していたという事実。本社にお客が来社するときには、Odwallaのにんじんジュースを出していたらしいです。さらに、ジョブズ亡き後も、アップルの大きなカンファレンスでは、Odwallaが出されるようになっています。

Welch’s(ウェルチ)

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すでに140年以上の歴史を持つ、老舗のジュースメーカー。ブドウジュースが人気ですが、フルーツ全般取り扱いを行なっています。Welck’sこだわりのコンコードグレープは、収穫から8時間以内に工場で絞られるという工夫もされているんだとか。

なんといっても、特徴は味が濃いところ。決して健康に悪いというわけではありませんので、そのまま飲んでも問題はないのですが、一般的には水と薄めて飲むことをオススメされています。こちらは、日本でも仕入れることができます。スーパーにもよく並んでいますよね。

Gatorade(ゲータレード)

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日本ではポカリスウェットや、アクエリアスがスポーツ飲料としてはオススメされているところですが、アメリカでは専らGatoradeです。コンビニエンスストアへいけば、だーっとGatoradeが並んでいるのを見ることができます。

1965年、フロリダ大学のアメリカンフットボールチーム「フロリダ・ゲーターズ」のために開発された吸収性抜群の飲料として始まり、歴史のある飲料としてスポーツをするアメリカ人全員に愛されています。

A&W(ルートビア)

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ルートビアで有名なのが、A&Wです。日本では、なかなか馴染みの浅いルートビアですが、アメリカでは若者を中心に愛されているドリンクです。ルートビアは、名前に反して、アルコールを含まない炭酸飲料となっています。

原料は、バニラ、桜などの種皮、リコルスの根っこ、サルサパリラの根っこ、ナツメグ、アニスなどをブレンドして作られることになります。これこそ、なかなか癖のあるドリンクで好き嫌いが日本人は分かれるだろうと予想されます。

Soylent(ソイレント)

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飲むだけで、生きられる。そんな言われようで、アメリカで話題になっているのが完全栄養食の「ソイレント」。生きるために必要な栄養がすべて含まれていると言われています。実際に、ソイレントだけを飲んで一ヶ月暮らしてみたなんて人も出てくるほど、信憑性が高いドリンクです。

最近、Tiltという一般大衆向けのクラウドファンディングで瞬く間に資金調達ができたソイレント。もともとは、宇宙に関する事業に取り組んでいた開発者が、あまりに忙しくて、どうしても食事をしないで過ごすことはできないかというところに着想を持って、出来上がったドリンクとなります。

余談ですが、伊藤園のお茶だけはアメリカどこでも見かけることができたりもします。日本の味をどこでも掴むことができるようにしてくれたメーカーさんの力に感謝。日本で見ても、なかなか海外産のフルーツジュースや炭酸も、コカコーラみたいな鉄板以外はなかなか見つけられないものですものですよね。

アメリカへ行った時には、アメリカでしか楽しめない飲み物を買ってみてはいかがでしょうか。きっと、美味しい発見、自分には合わないなと吐き出してしまうような発見、いろいろとあるものだと思います。じっくりと楽しめるように、いろいろと試してみたいものですよね。

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