これでキメる!海外に出て初の営業でクロージングする方法!

ビジネス英会話
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(出典):https://unsplash.com/photos/qH7nLsK_IjE

日本では新卒社員のうち、なんと70%が営業職として働き始めることになります。マーケティングや、人事といった花形に就けるのは、ごく一部で、ほとんどはまず営業で修行を積むことがファーストキャリアになりがちです。ネガティブなイメージも付きまといがちですが、実際、営業は会社の心臓部分ともいえます。どんなに良質なモノやサービスがあったとしても、もし、それを売る人がいなければ、ガラクタになってしまいます。

営業に必要なのは、自社が取り扱っているモノやサービスの知識は当たり前ですが、コミュニケーション能力もまた不可欠。筆者がかつて勤めていたチームでは、「営業は雑談が9割」だなんて言い聞かせられたこともありました。
もし、海外での転職を考えるとなると、やはり営業に時間をかけてきた人が多い分、海外でも営業をやるという人も少なくないですよね。

今回は、英語で使える営業フレーズを幾つか紹介していきます。

■クロージングとは?

クロージング。これは営業で働いている人には避けられない仕事のフェーズです。顧客を見つけて、アポイントを取り、それから何度も通い詰めて、メリット・デメリットを話し、時には一緒に飲みに行くことも、こうした経緯で断られる時もあります。それでも、最後まできた時のクロージング。つまりは、交渉成立、自分が提案したモノなり、サービスなりを買ってもらえる瞬間です。

このクロージングは焦ってはいけませんし、タイミングが大切です。そんな、営業の醍醐味ともいえるこのフェーズを英語を使ってみると、どんな表現になるのでしょうか。

■クロージングのための表現・フレーズ

Is there any reason, if we gave you the product at this price, that you wouldn’t do business with our company?
もし、この価格で提供するとして、もう私たちと仕事しないという理由はないでしょう。

この答えが「No」であった場合は間接的に契約を交わしたことを意味し、また「Yes」と返答された場合でも、その理由を聞き取り、まだ改善さえすれば、見込みがあることになります。

If we could find a way to deal with sales issue, would you sign the contract on 28th March?
もし、営業に関する問題を解決できる方法があるならば、契約書に3月までにサインしてもらえますか?

この問題はなんでも構いません。自社が解決することができるものを設定しましょう。ここで大切なのは期間をきちんと設定するということです。顧客の断り文句の一つは「今度ね。」と言って、二度と来ない今度を言って、言いくるめられてしまうところです。これをきちんと、締め切りで防ぎましょう。

So when should we get started on implementation?
いつ私たちは現実的に始めるべきでしょうかね?

いわゆる仮定的なクロージングこれとなります。買うか買わないか、やるのかやらないのかではなく、いつやるのかという一つ飛ばした質問を投げかけることで、すでに買うのを決定となった気にさせるのです。これ以外の手法で、「どの支払い方法で買いますか?」など一つステップを飛ばした質問は効果的と言われています。

Would you like my help?
私のヘルプを気に入ってくれましたか?

likeで尋ねている質問に対して、「No」で答えるようなことはなかなかありません。曖昧な質問ではありますが、クロージングを近づけるためのステップで使えます。

If we throw in gift card, would that convince you to sign the contract today?
ギフトカードを渡したら、もっと今日契約を交わしやすいですか?

アドオンをつける戦略があります。アドオンというのは、製品とは関係のないプレゼントや割引を付ける代わりに、モノやサービスを買ってもらうというものです。これはすべてのクロージングには適さないのですが、場合によっては止むを得ず、こうした手法を使う場合もあります。

Taking all of your requirements and desires into consideration, I think these two products would work best for you. Would you like to go with black one or white one?
要求も、要望もすべて引っ括めて、私はこれら2つがあなたにぴったりだと思うわけです。白いのと、黒いの、どちらにしますか?

3つめのクロージング方法とも似ていますが、これはよく使われる手法です。相手に、「Yes」か「No」の回答ではなく、どちらかを選ばせるように仕向けるのです。相手がノリ気であれば、気づくことなく、そのまま答えてしまい、自動的に購入へと進んでいきます。

Why don’t you give it/us a try?
試してみたらどうでしょうか?

「Why don’t you」はよく使われる表現で、「〜してみませんか?」を誘う丁寧な表現となります。直訳すれば、「なぜあなたは〜しないのですか?」となりますので、勧める意味合いも込められています。まずは試してもらうことによって、相手にその気になってもらうのです。これは、アパレルショップなどでも積極的に使われそうですね。

If you sign the contract today, I can guarantee we can do help from now on. How does that sound?
もし今日契約を交わしてくれるのであれば、私たちがこれからもあなたを支援することを保証できます。どう思いますか?

営業のクロージングは「今日」キメることが大切です。今日じゃなければ、サービスはなし、今日だから、サービスあり。こうした限定的な表現に弱いのは万国共通です。

いかがでしたでしょうか。いつもの営業ルートにも共感できるところがあったのではないでしょうか。英語でも綺麗にクロージングして、周りの人たちに自慢してみましょう。

<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°

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