商談が大筋まとまって、いざ契約書のドラフトに落として両方で確認してみると、認識が少し違っていたということもけっこうあるものですね。
そんな時のやりとりも、英語でスムーズにできるようにしておきましょう。
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■【キーワード】acceptable, accept
商談が大筋まとまったこの段階では、全ての点について両者から “acceptable”(受け入れられる)”accept”(受け入れる)という言葉が出れば、あとは契約書を仕上げるだけという状態です。
Here's a draft of our contract. (契約書の草案をごらんください。)
などと言いながら用意したドラフトを見てもらった後の会話です。
A: Is everything on this document acceptable to you? (すべてこの書面の通りでよろしいですか?) B: We'd be very happy to accept it. (はい、喜んでお受けします。)
という調子に行けば問題ありませんね。
「(人)にとって受け入れ可能である」は be acceptable to(人)ですが、to でなく for という人もたまにはいます。
■ちょっとおかしい?
では上のようにうまく行かない時はどうなるでしょう?
たとえばこんな反応があります。
B: Sorry, it appears to me there is some misunderstanding. (あいにく誤解があるようですが。)
また時には、条件付きで合意したいという展開もあり得ます。
B: We'd like to accept it, on the condition that... (...という条件なら受け入れ可能です。)
もっとも、契約書の詰め段階で突然そう言われても困りますが、そんな時
A: To be honest, we didn't expect it. (正直なところ、予想外です。)
などと高飛車に出てしまっては角が立ちます。そこで
A: How about taking our time and see if we can find a way? (しばらく検討して解決しませんか?)
というように進めるのが普通ですね。成約までもう少し。
あわてずおだやかに行きましょう!
■上手な”No”の言い方
ところで、上の会話では相手が提案に難色を示していますが、ビジネスではYesよりもNoの言い方には気をつけたいものです。
そこで最後に上手な断り方をいくつかご紹介しましょう。
1.できない時
ふつうの言い方
I'm afraid that's not possible. (それはちょっと無理ですね。)
ていねいに言う必要があれば
I'm afraid it would be impossible to ... (あいにく … できそうもありません。)
2番目はあなたが受験でさんざん苦しんだかもしれない(?)仮定法過去ですが、ていねいに言いたい時ほど活躍する、ビジネスのキラーフレーズがこの仮定法です。
また、両方に出てくる I’m afraid ですが、これはややていねいになるのと同時に、これを聞くと相手は内容を聞く前に「あ、何かまずいな!」と察してくれます。
一番強い印象を与えるのが
I'm sorry, but I can't. (残念ですができません。)
もっとも、これを言ったらほぼ決裂を覚悟しないといけないので、原則として使わない方がいいと覚えてください。
2.はっきり答えられない(答えたくない)時
一番便利なのが
Let me think about it. (考えてみます。)
事実かどうかは別として、
I'm not sure if we can do that. (できるかどうかわかりかねます。)
このように、断り方もいろいろあります。
日本語でも英語でも、相手の気分を害さないように断るのは大切です。
こんな言い方も、少しずつマスターして行きましょう!
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