海外旅行に行ったとき、海外から来た人と一緒に出掛けたとき、英語でとっさのひとことが出ずに悔しい思いをしたことはありませんか?
このとっさのひとことは、言えなくても大きな問題はありませんが、言うことで相手の気持ちを良くさせるものが多いです。
今回は、「言えると嬉しいちょっとしたひとこと英語」についてご紹介します。
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■“Thank you”と言われたら?
これはすぐに思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
“You are welcome.(どういたしまして)”ですね。
しかし、私が実際に遭遇した場面に限りですが、日本人だと“Thank you.”と言われても特に何も返さない方や、同じように“Thank you.”で返しているが多いように感じます。
もちろん、お互いに感謝し合う場面であれば “Thank you!(こちらこそ)”という返事で全く問題はないのですが、明らかに一方が感謝をしている場面、例えば物を拾ってあげたときや、道を教えてあげたときなどは少しおかしい気がします。
やはり、“You’re welcome.”と言ってあげるのが自然です。
特に言われて嬉しいのが、 “You’re very welcome.”です。
“very”をつける形だと、「全然構いませんよ」といったニュアンスが強くなります。
相手への気遣いを感じられる素敵な言葉ですね。
お礼を言われたときの返し方は他にも、
“No worries!” (心配ない=「気にしないで!」)
“Don’t mention it.” (お礼を言わないで=「お礼を言う必要もないことだよ」)
“No problem.” (問題ない=「たいしたことじゃないよ」)
など色々あります。
■相手を優先させたいときは?
お店に入ろうとしたときや、ひとつしか空いていない電車の席に座ろうしたときなどに、他の人とタイミングが被ってしまうことってありますよね。
そんなとき、スマートに「お先にどうぞ」と言えると、相手も自分も気持ちがいいものです。
英語では “Go ahead.”と言います。
他には、
“After you.” (あなたの後に行きます=お先にどうぞ)
という言い方もあります。
■「すごいね!」と相槌を打ちたいときは?
ネイティブの友人が、 “I bought a new car yesterday. Look! (昨日新車を買ったんだ。見てよ!)”と嬉しそうに写真を見せてきたとします。
あなたは何と答えますか?
こんなとき “Good!”だけだと、相手は物足りなく感じるかもしれません。
「すごいね!」と共感を表したいなら、
“Very good!”(すごくいいね!)
“Awesome!” (最高だね!)
“Cool!”(かっこいい!)
“Great!”(素晴らしい!)
“Fantastic!” (素敵!)
などをおススメします。
日本人にとっては、少しオーバーな表現に感じるくらいがちょうどいいのかもしれません。
■まとめ
英語圏の人とコミュニケーションを取るときには、文化の違いから「日本人はそうはやらないのに」「日本だったらこうするのに」と思ってしまう違いが必ずでてきます。
その中で、相手と自分が気持ちよく過ごせる方法を考えて、実践していくことが大事です。
今回紹介したちょっとしたひとことを覚えて、生活の中でぜひ使ってみてください。
<今回ご紹介した内容を要約すると>
- “Thank you.” への返し方を身につけよう
- 相手を先に促す“Go ahead.”を使おう
- 相槌は少し大げさなくらいがちょうど良い