相手に何かをお願いをしたいとき“Could you ~?”という代表的な表現が代表的をご存知の方も多いと思います。
丁寧な響きで、言い回しも簡潔なので仕事において、とても使いやすいですよね。
さて、“Could you~?”をマスターしたら、次は“Would”を使って少しレベルアップした表現でお願いをしてみませんか?
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(1)困ったときはI would be appreciated
一度しか顔を合わせたことがない取引先や自分よりもかなり職階が上の上司に対して何か依頼をしたいとき、できる限り失礼がないようにしたいものです。
「“Could you~?”ではちょっとカジュアルすぎないだろうか。」
そう困ったときは“I would be appreciated”を使ってみてはいかがでしょうか。
このフレーズを日本語に訳すと、「~していただけたら嬉しいのですが。」といったニュアンスになります。
■使用例
|「この資料を今週の金曜日までに確認していただけたら嬉しいのですが。」
|“I would be appreciated if you could review this material by this Friday”
“Could you~?”よりも丁寧で腰が低く、少し堅苦しくもありますが、これから関係を築いていきたい相手に対してはこれくらいの表現の方が無難だと思います。
相手との関係を考慮して、ぜひ使ってみてください。
(2)気心知れた相手にはWould you mind
何度もやり取りをしている相手など、すでに一定の関係が築けている相手に対してお願いしたいときに使うことができる簡潔な表現として“Would you mind~?”があります。
(1)I would be appreciated ほど堅苦しくなく、かつ丁寧な表現なので、気心知れた相手に対しても失礼なく頼み事ができる便利なフレーズです。
■使用例
|「この表に来年の予算を入力していただいても構いませんか?」
|“Would you mind if you fill budget amounts of the next year in this file?”
(3)自分に非があるときはI’d like toでお願い
たとえばもともと予定していた会議をこちら側の都合で時間変更しなくてはならなくなったときなどは相手に不快な気持ちを与えることなく、できるだけ丁寧にお願いをしたいものです。
このようなときは、“I’d (would) like to”を文章の中に含めてお願いをしてはどうでしょうか。
■使用例
|「明日の会議の日程変更をお願いしたいのですが。」
|“I would like to reschedule tomorrow meeting.”
この表現を文中に含めることで文章全体が柔らかい表現となり、相手にやんわりと自分の希望を伝えることができます。
■まとめ
同じお願いごとでも、相手や状況によって頼み方は様々です。
またどのような頼み方をするのかによって、相手が受け取る印象も様々です。
フレーズをいくつか覚えておいて、相手との関係を踏まえた上でそれらを使い分けることができれば、英語上達者への道につながっていくのではないかと思います。