アメリカと日本の学校の学校制度の違いって?アメリカでの学校選びのポイントは?

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留学や家族でのアメリカ移住などで、もっとも重要なのが学校選び。

州によってもかなり教育制度が違いますが、今回は基本的なアメリカの学校制度と、選び方を簡単にご説明します。

留学やアメリカに移住する際に、ぜひ参考にしてください!

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■アメリカの義務教育制度

義務教育は、日本では小学校から中学校の9年間ですが、アメリカでは5歳または6歳から、17歳までです。

州によっても違いますが、ほとんどが6歳でElementary school(小学校)に入学します。

そして、その前の1年間がKindergarten(日本の幼稚園年長くらい)というスクールに通います。

カリフォルニアではこのKindergartenから高校までが義務教育(公立は無料)と定められています。

私の長男は、今、Pre-school(幼稚園年少くらい。入れる年齢はまちまち)に通っています。
これは任意の学校です。
その中でも、今年の9月からPre-K(幼稚園年中くらい)というクラスに入っています。

Pre-Kは、Kindergartenに入る前の準備をするプログラムを行っているクラスになります。
ここでは、基本的な会話、ABCや数字、言葉の読み書きやコミュニケーションを学びます。

日本では、6-3-3制ですが、アメリカでは州によって異なり、5-3-4制か6-2-4制になります。

アメリカではこの義務教育期間の12年間を通して、1st grade-12th gradeと呼びます。

■私立と公立、どう選ぶ?

Pre-schoolでもKindergartenでも、私立(private school)か公立(public school)かを選べます。

私立は、費用が高額でも、グラウンドや施設の設備が綺麗で整っていたり、専門分野に力を入れていたり、また、先生も比較的良い先生がそろっているなどのメリットがあります。

公立については、各学校が数値でランク分けされているので、ランクの高い学校や、人気の学校に通わせるために引っ越す人も多いです。

というのも、日本と同様に、アメリカのほとんどが、住む場所で学区が決められていて、カリフォルニアの場合、義務教育の始まるKindergartenの学区で高校まで決まってしまいます。

例えば、私の住むA地区はBというKindergartenに入ることが決まっていて、そこに入ってしまったら、例外を除き、C Elementary school、D Middle School(中学校)、E High school(高校)と、進学することが確定します。

ですから、もし治安の悪い学校区に住んでいた場合、高校までランクの低い学校に行かざるを得ないので、子供のいる家庭では、住む場所が1番大事、ということになるのです。

アメリカはこれを理由に、治安のいい場所やランクの高い学校区の地域は、家の価値もアパートの家賃も高くなります。

アメリカでは、自分の住む地域の教育レベルをきちんと知ることが最重要とされているので、引っ越す場合には、しっかりと調べておく必要があります。

私立の場合は、学校区に関係なく選べるので、多少高額でも通わせる方も多くいます。

■オープンハウスに行こう!

アメリカでは、消防署、会社、学校、市の施設など、一般の人が見学できる公開イベントがあります。

それが、オープンハウスです。

学校のオープンハウスでは、子供たちがどんな授業を受けているか、どういうスケジュールをこなしているか、校舎内はどうなっているかなど、学校内の様子を知ることができます。

もちろん、見学者と先生の質疑応答の場も設けられていて、学校選びには最高の機会なので、是非参加することをお勧めします。

留学や渡米の時期によっては、オープンハウスをやっていないこともありますが、学校に問い合わせれば、ほぼいつでもアポイントメントを取ってくれます。

そこがアメリカの良いところですね!

■良い学校を見つけるためのポイント

学習プログラムは、公立だったら国や州のプログラムにのっとって進んでいきますが、小学校低学年までは、主に担任の先生が一年のスケジュールを決めるので、その先生の良し悪しで1年が決まります。

噂やネットでの情報、ランキングなどを見ることも大事ですが、やはり自分の目で見て、いろいろと確認して決めることが一番だと思います。

私は長男のPre-schoolを決める際に、1年前から10件以上のオープンハウスに参加しました。

その際にチェックしたポイントを私なりにまとめました。

▼良い学校を見つけるためのチェックポイント
◎学校の場所。比較的安全な地域かどうか。送り迎えなどに無理のある場所ではないか。
◎アポイントメントの際の対応や、実際に会った際の先生の対応はどうか。
◎クラスの授業の様子はどうか。みんな楽しそうに学んでいるか。
◎グラウンドは広いか。砂の園庭かどうか。
(アスファルトだと、夏は暑いし、転ぶと怪我をする可能性があるため。)
◎給食があるか、無いか。
(私はお弁当を作るのが大変だと思い、給食のパントリーがあって、その場で作っている今の学校にしました。でも、アメリカの給食がいやな方も多いので、給食の無い学校を選ぶ方も、日本の方は特に多いです。)
◎トイレトレーニングをきちんとケアしてくれるかどうか。
(特にアメリカの学校は、セクハラ問題があり、場所によってはヘルプしないところもあるので、きちんと聞きましょう。)
◎時間と値段。
(学校によってまちまちです。9時から12時までのところもあれば、長男の学校のように7時半から6時までのところもあります。値段もそれぞれなので、私は時間で計算して、比較していました。)

大まかにはこのくらいです。
Pre-schoolの場合の例をあげましたが、留学する際も、場所や先生、クラスの雰囲気は必ずチェックしてください。

そして、できれば実際通っている生徒のご両親や生徒自身に学校について聞くといいと思います。

これから留学やビジネスで学校を選ぶ機会がある方は是非、参考になさってください!

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