オーストラリアの動物を想像しながら英語で話してみよう!

こんな時にこんなフレーズ
スポンサーリンク

オーストラリアは、雄大な自然に恵まれ、珍しい植物や動物がいっぱいなイメージでございましょう?本当に、オーストラリアには、植物も動物もオーストラリアでしか見られない固有種が多く面白いのですよ。今日は、オーストラリアの代表的な動物をご紹介しながら英語も覚えてしまいましょう♪

オーストラリアの動物たちに共通すること

「オーストラリアの代表的な動物」と言えば、どんな動物を思い浮かべますか?やはり何と言ってもコアラやカンガルーでしょうか!コアラやカンガルーは共通点も多く、ほんのいくつかコアラやカンガルーを表現する文を覚えるだけでも、一気にオーストラリアの複数の動物が紹介できるようになりますよ♪

Kangaroos/ Koalas are both iconic Australian marsupials.

marsupialとは、有袋類のこと。おなかに袋がある哺乳類の総称です。この単語がわかれば、コアラもカンガルーもウォンバットも140種類以上の有袋類がオーストラリアに生息しているので、いろいろなオーストラリアの動物の説明に使えます♪
白亜紀のころに地続きだった大陸が離れ、オーストラリアは長らく独立した大きな島国だったため、オーストラリア独自の植物、動物が繁栄し、有袋類も進化しました。
この文の中のiconicも使える単語です!「象徴的な」という意味で、Kangaroos/ Koalas are one of Australia’s most iconic animals.のように使えます。

Kangaroos/ Koalas are mainly nocturnal.

nocturnalとは、夜行性のこと。オーストラリアには夜行性の動物がたくさんいるので、これもお役立ちワードです!オーストラリアは、世界で最も乾燥した大陸で、暑い気候の地域が多いので、日中の暑さを避け、日中活動して水分や体力を奪われてしまわないよう、オーストラリアには夜行性の動物が多いのだそうです。
夜活動できるよう聴覚や(暗闇での)視覚、嗅覚が発達した動物が多く、コアラの特徴的な大きな鼻も、暗闇でも食糧のユーカリの葉の香りをかぎ分けられるようになのだとか。

Kangaroo/ Koala joeys spend long months in the pouch before they're ready to move out.

Joeyとは、赤ちゃんカンガルーや赤ちゃんコアラのこと。実はカンガルーやコアラに限らず、有袋類の赤ちゃんはみんなjoeyなので、オーストラリアの動物によく使われるワードです。カンガルーやコアラの赤ちゃんは、生まれたときは、豆粒のようなサイズで、おなかの袋で十分育ってから袋から完全に出るのですよ♪

Many animals are endemic to Australia.

endemicとは、固有種のという意味です。これも先ほどの有袋類が進化した話と同じく、オーストラリアは4500万年の長い間にわたって孤立した大陸だったために固有種がとても多く、オーストラリアの動植物を語るうえで欠かせないワードです。

それではコアラの説明文を読んでみましょう!

お役立ちワードもわかったところで、もう少し長めのコアラの説明を英語で読んでみましょう!これまでのワードも登場するので、だいぶわかりやすいと思います♪

The koala is a marsupial that feeds on the leaves of eucalypts. The koala is endemic to Australia and found from south Australia to north-eastern Queensland. Koalas sleep for up to 20hours a day. Koalas are mostly nocturnal. Nocturnal animals are awake at night and asleep during the day. A baby Koala is called a joey. A baby koala looks like a jellybean at birth.It takes several month for the joey to grow, drinking its mother's milk until it first shows its little face to the world.

(コアラはユーカリを食べる有袋類の動物です。コアラはオーストラリアの固有種で南オーストラリアからクイーンズランド北東部までにわたって見られます。コアラは1日20時間まで眠ります。コアラは夜行性の種がほとんどです。夜行性の動物は、夜間起きていて、日中眠ります。赤ちゃんコアラはjoeyと呼ばれます。赤ちゃんコアラは生まれたときジェリービーンのようです。赤ちゃんコアラがお母さんのミルクを飲んで成長し、おなかの袋から顔を出すまで数か月かかります。)
いかがでしょうか、だいぶ読みやすいでございましょう?
コアラの説明文がわかったところで、今度は、カンガルーの説明文を考えてみると良い練習になります♪カンガルーが説明できれば、ワラビーのような似ている動物も説明できますからね!便利です。

オーストラリアにはなんとも不思議な動物も・・・

これまでオーストラリアの動物の共通点を見つけてきましたが、他に見ないユニークな動物がいるのもオーストラリアならでは♪
例えば、カモノハシはご存知ですか?アヒルのようなくちばしがありますが、全身毛皮に覆われているので獣のように見えながら、水かきもついていて、見た目も不思議な動物です。
見た目だけでなく、その生態も不思議なのですよ・・・

Theduck-billed platypus are the only known monotremes, or egg-laying mammals.

monotremeとは、単孔類という意味なのですが、それは、「egg-laying mammals」そう!卵を産むほ乳類なのです。
カモノハシの赤ちゃんは、卵から生まれてくるのに、お母さんの母乳で育つという不思議な哺乳類です。
そして、カモノハシのオスは毒を持っていて、毒のある哺乳類としても珍しい動物です。

Male Platypuses have a calcaneous, sharp spur on each ankle. The spur is connected via a long duct to a gland that produces venom, particularly in the breeding season.

なんだか出てくる単語も見なれないものばかりですよね(笑)。calcaneousはかかとの骨、踵骨のことです。spurは鳥のすねのところの突起している部分の爪です。
単孔類という言葉も耳慣れませんが、それもそのはず、カモノハシともう1つechidna(ハリモグラ)(ハリモグラもオーストラリアの動物です)だけが単孔類の動物として知られ
ているので、カモノハシにまつわるワードは、動物の説明に頻出単語ではありませんが(笑)、こんな珍しい動物にも会えるのがオーストラリアの魅力でもあります!

いかがですか、オーストラリアの動物に興味をお持ちいただけましたか?
どれもオーストラリアの大自然に似合う豪快な愛すべき動物たちです。
オーストラリアにお越しの際は、コアラやカンガルー以外の動物にも注目してみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました