ハリウッドがポケモンを実写化した映画を製作しています。そのタイトルこそ、「POKÉMON Detective Pikachu(ポケモン 名探偵ピカチュウ)」です。タイトルから推測できるよう、ピカチュウを主人公としています。前評判では大コケ間違いなしと言われていましたが、予告動画が公開されてからは大絶賛の嵐。ピカチュウを演じるのはデッドプール!?今回は「POKÉMON Detective Pikachu」の予告動画を中心に英語学習しましょう。
POKÉMON Detective Pikachuのあらすじ
Welcome to Ryme City. ライムシティへようこそ。 A celebration of the harmony between humans and Pokemon. 人間とポケモンの美しき調和のお祝いへ。 博士?:Tim, your dad was a legend in this precinct. If you are anything like your dad, ティム、君の父親は、この行政管区の伝説だった。君が父親のようであるならば、 ティム:I'm not. 僕は違います。 博士:I remember you wanted to be a Pokemon trainer when you were young. 君が小さかったころ、ポケモントレーナーを目指していたのを覚えているが。 ティム:Yeah, that didn't really work out. 上手くいかなかったんですよ。
【単語解説】
celebration – 祝い
legend – 伝説
precinct – 行政管区
work out – 上手くいく
ティム:Someone there? Whoever you are, I know how to use this. そこに誰かいるのか?お前が誰であろうと、俺はこれの使い方を知っているぞ。 ピカチュウ:Aw, jeez. Here we go. 見つかっちゃったか。 ピカチュウ:I know you can't understand me, but put down the stapler or I will electrocute you. 君が俺の言葉を理解できないのは分かってる。だが、そのホッチキスを下ろすんだ。そうしなければ、電気ショックを与えなきゃいけないからな。 ティム:Did you just talk? 今、しゃべった? ピカチュウ:Whoa, did you just understand me? Oh my God! You can understand me! 俺の言葉を理解したのか?なんてこった!君は俺を理解できるんだ! ティム:Stop! やめろ! ピカチュウ:I have been so lonely! ずーっと孤独だったんだよ!
【単語解説】
jeez – なんてこった
put down – 下す
stapler -ホッチキス
electrocute – 感電死させる
ピカチュウ:They try to talk to me all the time. All they hear is Pika-Pika. いつも人間は俺に話しかける。でも、彼らが耳にするのは決まって「ピカピカ」なのさ。 ティム:You can hear him, right? ピカチュウが聞こえるでしょ? ピカチュウ:Pika-Pika. ピカピカ。 女性:Yeah. Pika-Pika-Pika. He's adorable. ええ、ピカピカピカ。とっても可愛いわね。 ピカチュウ:You're adorable. They can't understand me, kid. 君の方が可愛らしいさ。人間は俺のことを理解できないんだよ。 ティム:Can no one else hear him? 誰もこのピカチュウを理解できないのか?
【単語解説】
all the time – いつも
adorable – 可愛らしい
ピカチュウ:I don't need a Pokemon Period. ポケモン時代なんていらないさ。 ピカチュウ:Then what about a world class detective? Because if you wanna find your pops, I'm your best bet. We're gonna do this, you and me. じゃあ、世界クラスの探偵なんてどうだ?お前の父ちゃんを探したいなら、俺は最高の相棒になれる。君と俺でやるんだ。 ピカチュウ:There's magic. It brought us together. And that magic is called hope. マジックが、俺たちを引き合わせたんだ。希望という名のマジックがな。 ピカチュウ:Listen up, we got ways to make you talk or mine. So tell us what we wanna know. 聞いてくれ、君をしゃべらせる方法がある。だから、俺たちが知りたいことを教えてくれ。 ピカチュウ:Pipe. Yes. Okay. A can. Shoving? Pushing. パイプ。イエス。缶。押し合う?押す。 ピカチュウ:My problem is that I push people away and then hate them for leaving. 問題は、俺は人々を押しのけて、彼らが立ち去ったら嫌うことだ。 ティム:He's saying you can shove it. 彼はくそくらえと言ってるよ。 ピカチュウ:What? I can shove it? Okay. That's it. No. We're switching roles. I'm bad cop, you're good cop. なんだって?くそくらえ?オッケー、もういい。役割が変更しちまった。俺は悪い警察で お前は優秀な警察だ。 ティム:No we're not cops! 俺たちは警察じゃない! ピカチュウ:In my head, I saw that differently. 頭の中で、違う見方をしていたよ。
【単語解説】
period – 時代
detective – 探偵
pop – 父ちゃん
listen up – よく聞く
push away – 押しのける
hate – 嫌う
switch – 変更する
role – 役割
cop – 警察
名探偵ピカチュウは史上初となるポケモンの実写映画です。ジャンルはアクション・ミステリで、主人公はピカチュウ。
気になる映画のあらすじはというと、iMDbで以下のように記載されています。
In a world where people collect Pokémon to do battle, a boy comes across an intelligent talking Pikachu who seeks to be a detective. 人々がポケモンバトルに熱狂する世界で、1人の少年がスマートでおしゃべりな探偵ピカチュウと出会う。
【単語解説】
collect – 集める
come across – 出会う
detective – 探偵
予告動画を見ても分かりますが、ポケモンマスターの夢を諦めた少年がピカチュウと共に、行方不明になっている父親を捜すというもの。面白い点は、少年はピカチュウの渋い声が聞こえ、話している内容も理解できますが、他の人にはお馴染の「ピカピカ」としか聞こえないということ。
また、お馴染のポケモンたちもたくさん登場するので、観てるだけでワクワクしますよね。「どうせ失敗に終わるんだろう」と思った方も、予告を観ただけで心変わりしたのではないでしょうか?私はそうでした。
デッドプールがピカチュウ!?
最後にキャストを紹介しましょう。すでにお気づきの方は多いと思いますが、ピカチュウの声優を務めるのはライアン・レイノルズ。彼はデッドプールを演じていることで知られています。
そして、ピカチュウの相棒ティムを演じるのは、近年注目を集めているジャスティス・スミス。彼は「ジュラシックワールド/炎の王国」でフランクリン・ウェッブ役を演じ、ドラマ「ゲットダウン」など話題作にも出演しています。
また、予告編にも登場していましたが渡辺謙も出演していましたね。キャストの豪華さも注目ポイントです。
まとめ
今回は話題の映画「名探偵ピカチュウ」の予告動画で英語学習をしました。失敗作になるかなあと思いきや、予告動画のクオリティは非常に高いです。出演キャストも豪華なので大きな期待ができるでしょう。日本での公開予定日は未定ですが、アメリカでは2019年5月10日に公開予定です。