「気にしない」はNever Mindだけじゃない!その他の表現集も大紹介

こんな時にこんなフレーズ
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日常会話で頻出の表現がNever Mind。意味は「気にしない」や「大丈夫」などで、よく使用している人も多いのではないでしょうか?実はNever Mindには、数多くの類義語があり、バリエーションを増やすことで英語レベルがアップします。今回はNever Mindの使い方をおさらいし、新たな類似表現を学んでいきましょう。

Never Mindの使い方をおさらい

Never Mindを直訳すると、「決して気にしない」です。それをカジュアルにして、「気にしないで」や「大丈夫」、「問題ない」、「心配しないで」のような意味合いで使用されます。

海外ドラマ(特に刑事もの)を見ていると、よく耳にしますよね。たまに誤解されがちですが、Never Mindと「ドンマイ」は完全に同じ意味ではありません。「ドンマイ」は相手を元気づけるときに使用し、「別に大丈夫だよ」というニュアンスが含まれます。しかし、Never Mindには「忘れて」というニュアンスが含まれているのです。

少し難しいですが、厳密には違う意味の単語ということは理解しましょう。まずは、Never Mindの例文を見て、理解を深めていきましょう。

Never mind about that.

そのことについては気にしない。

Oh, never mind.

ああ、大丈夫。

The store’s closed, but never mind. We can come tomorrow.

お店は閉まっているね。大丈夫、明日来ればいいだけだから。

Do you still wanna go out? -No, never mind. It’s late already.

まだ外出したいの?―いや、もういいや。時間も遅いから。

My shoes got so wet. -Never mind your shoes, they will soon dry off.

靴が濡れちゃったよ。―気にするなよ、すぐに乾くから。

I’m so sorry. -Never mind, that always happens to me.

ごめんな。-大丈夫、僕もいつも同じことしてるから。

Never mind the details.

細かいことは気にしない

なんとなくNever mindのニュアンスを掴めたでしょうか?「気にするな」や「心配するな」、「大丈夫」という意味の中に「忘れろよ」というニュアンスが含まれていますよね。今は分からなくとも大丈夫です。何度も耳にしたり、目にしたりすると自然とニュアンスが掴めるようになります。

Never Mindの代わりに使える同意語5選

Forget it

まずは「忘れろよ」という意味のForget it。少しぶっきらぼうな印象を受けますが、これもよく使われます。特に、誰かが謝ったときやミスをしたときに使われますね。目上の人には使わず、あくまでもカジュアルな関係性の人に使うと良いでしょう。

“I’m so sorry.” “Well, just forget it. It’s alright now.”

「ごめんよ」「気にすんなよ。もう大丈夫さ」

“I didn’t mean to make a mess.” “It’s fine. Forget it.”

「めちゃくちゃにするつもりはなかったんだ」「大丈夫、忘れろよ」

“What did you say?” “It was nothing important. Just forget it.”

「なんていったの?」「別に大したことじゃないよ。忘れて」

No worries

No worriesはイギリスやオーストラリアでよく使われます。「気にしない」という意味もありますが、誰かのお願いに対して「問題ない(いいよ)」という意味でもよく使われれば、You’re welcomeの代わりとして使われることも。これもまたカジュアルな表現なので、ビジネスシーンや目上の人への使用は避けるべきです。

“I’m sorry.” “No worries.”

「ごめんな」「気にするなよ」

“Sorry, I spilled iced coffee on you!” “No worries. It’s fine.”

「アイスコーヒーこぼしてしまいました。ごめんなさい」「大丈夫だよ、平気だから」

“Can you help me get back home?” “Sure, no worries”

「家まで送ってくれる?」「もちろん、問題ないさ」

“Thank you so much for everything” “No worries!”

「色々とありがとう」「どういたしまして!」

It doesn’t matter

It doesn’t matterは直訳すると「それは問題・重要ではない」という意味になります。ただ、実際の会話では転じて「構わない」や「問題ない」、「大したことじゃない」、「大丈夫」という意味で使われることが多いです。

“Did I upset you?” “No, actually it doesn’t matter.”

「怒らせちゃった?」「いや、大したことじゃないよ」

“DId I wake you?” “Yes, but I was about to wake up. So it doesn’t matter.” 

「起こしちゃった?」「うん、でも起きるところだったから問題ないよ」

No problem

No problem「問題ない」は、これまで紹介した中でも特に使いやすい表現だと思います。Never mindのように「気にしない」という意味でも使われれば、頼みごとに対してYesと言うときにNo problemと言う時もあります。No worriesと同じような使い方と覚えればバッチリです。

“I should have not done that.” “No problem, it’s alright now.!

「あんなことすべきではなかった」「気にするなよ、もう大丈夫さ」

“Can you do me a favor?” “Sure, no problem!”

「お願い事してもいい?」「もちろん、大丈夫さ!」

It’s no bother.

botherは「面倒」や「厄介」という意味があるので、It’s no botherは「面倒ではない」、「厄介ではない」という意味になります。これは、相手が「迷惑をかけてごめんなさい」のように謝罪したときに使えば、自分から相手のために何かをしたいという時に使います。Never mindとは少し異なりますが、覚えておくと便利な表現です。

“I’m sorry to bother you.” “It’s no bother at all.”

「迷惑をかけてごめん」「ぜんぜん迷惑じゃないよ」

“I’ll give you a ride back home later. It’s no bother.”

「あとで家まで送ってあげるよ。大したことじゃないから」

まとめ

今日でNever mindの使い方をマスターすれば、類似表現も分かりましたね。あとは、実践で使えるようになるのみ。何度も口に出して練習し、機会が訪れれば失敗を恐れずに、思い切って使ってみましょう。便利な表現なので、マスターすれば大きな武器になるはずですよ。

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