アメリカ留学。
この言葉をきいて一番に連想するのってやっぱり「英語」ですよね。
でも最近はよく「アメリカには英語を勉強しにいくのではなくて、英語で何か他のことを勉強しにいくんだ」なんていうこという人がいますけど、だったら別に同じことを日本語で勉強すればよくね?って僕は思っちゃいます。
だってその「なんか別のこと」を勉強するのが目的なんだったら、わざわざ1万キロも離れたアメリカまでいかないで、地元の学校で同じこと勉強したほうがよっぽどいいと思いません?
家族も友達もいるし、お金だってかからないし、日本語のほうが得意なんだから効率だっていいだろうし。
僕がアメリカに留学したいと思った理由はとっても簡単です。
英語が話せるようになりたかったからです。
だから高校を卒業したあと、アメリカ・カリフォルニア州にあるコミュニティーカレッジ(短大)に単身で留学しました。
正直アメリカさえきちゃえば英語なんて簡単に話せるようになるって思ってました。
だって帰国子女の人ってみんな英語話すじゃないですか?
半年経ったあたりで気がついたんです、そんな甘いもんじゃないって。
そりゃレストランでハンバーガーくらいはたのめるようにはなってましたけど、言いたいことなんて半分も言えないし、授業中に発言なんて怖くてできないし。
どうしようって焦って、とりあえずもっと友達をつくろうって思ったんです。
もともと英語しゃべれるようになりたくてアメリカ来たんだから、勉強よりもまず英語だろって。
それからはいろんなクラブ(日本でいうサークル)に顔を出して、とにかく友達をつくって英語をしゃべる努力をしました。
それから短大を卒業するまでの一年半、結構楽しかったです。
成績は正直よくなかったけど、まがりなりにも英語はしゃべれるようになったし、いわゆる白人のアメリカ人の友達も何人かできました。
だから僕が「英語を勉強するため」の留学、全然ありだと思います。
下手に「英語で〜を勉強する!」なんて謳ってる留学プログラムとかよりよっぽど理にかなった留学の仕方だなって僕は思います。