【読書の年】2017年に読むべき洋書を大紹介

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洋書を利用して英語学習を行う方は非常に多いです。日常の生活の中に読書はマストな方も多いのではないでしょうか?研究によると読書にはストレス緩和効果もあるらしいですよ。

さて2017年が始まったのもついこの間かと思いきや、すでに今年も終わりに近づいています。そこで今回は今年の1月、2月に発売されたおすすめの洋書を含む、2017年に読むべき洋書を紹介していきたいと思います。

今年は洋書を楽しもう!

これまでに洋書に挑戦してみたかったけど、なかなか勇気が出ないという方も多いのではないでしょうか?そんな方も今年こそは勇気を出して洋書を手に取って読んでみてください。

おそらく洋書を避けている多くの方が抱いている不安は、「もし全く読めなかったらどうしよう。」ではないでしょうか?読めなくても問題ありません。今読めなくても将来読めるようになる可能性があるからです。

私は読書が好きなので、英語学習を開始し始めたとき、すぐに洋書を買い漁りました。Amazon で購入するとオシャレなカバーのペーパーバックが購入できますよね。購入したのはよかったのですが、もちろん英語力が全然なかった当時の私が読むことは不可能でした。そのためしばらくは部屋のインテリアとして洋書を飾っていました。

その後しばらく英語学習を続けていて、ふと洋書をもう一度読み直そうと思ったのです。すると当初は全く読むことができなかった本がスラスラとまではいきませんが、ある程度読めるようになっていたのです。このときはとても嬉しく、今でもこの感情は覚えています。そしてこの時に英語学習をもっと頑張ってスラスラと読めるようになろうと再び強く思ったのです。

この私の経験から言えることは、2つ。1つ目は洋書はあなたの英語学習上達のパロメーターになるということです。ある地点では読めなかった本が、しばらくすると少し読めるようになる、またしばらくするとスラスラと読めるようになる。これはあなたの英語が上達しているからです。加えて、洋書はあなたの英語学習のモチベーションになることができるということです。これが2つ目のポイントです。「英語が読めるようになった」という経験は感動に近い感情を引き起こします。そしてこの感情が、「もっと英語学習を頑張ろう」と思わせるのです。

もし読めなくても、私のように部屋のインテリアとして洋書を飾っておいてください。大胆に目立たせるのもいいですが、個人的にはさり気なく、でも目につくように配置することです。捨てずに手元に残しておくと、必ず再び読む機会がやってきます。そして再び読む機会はあなたが英語学習を続けている時にだけやってくるのです。

今では簡単に洋書は手に入ります。ペーパーバックだと基本的には1000円程度、Kindleなどの電子書籍だともう少し安くなって800円程度です。値段もお手ごろなので、今年こそは洋書に挑戦してみてください。

2017年に読むべき洋書を大紹介!

少し前置きが長くなりましたが、ここからは2017年に読むべき洋書を大紹介します。ぜひ洋書選びの参考にしてください。

1.A Court of Wings and Ruin - Sarah J. Maas

作者のSarah J. Maasはthe Throne of GlassシリーズとA Court of Thrones and Rosesシリーズで知られるニューヨーク・タイムズのベストセラー作家です。そんな彼女の新作がA Court of Wings and Ruin。

今作を読む前にまずはA Court of Thrones and Roses、A court of Mist and Furyを読むのをオススメします。このシリーズは女狩人Feyreの冒険を描くファンタジーノベルです。ディズニーのようであり、ロード・オブ・ザ・リングのようであり、ゲーム・オブ・スローンズのようでもあるのがこのシリーズの特徴です。とにかく壮大なスケールで物語が進むファンタジーということです。

必ず近い将来映画化される作品です。それだけ海外では人気を高めています。実は最新作のA court of Wings and Ruinは2017年5月発売予定にもかかわらず、すでに海外の書籍批評サイトでは高評価を得ているのです。読んでいないのにどうして評価できるのか?それは誰もが今作が素晴らしいものになると知っているから。Sarahの描く独特で魅力的なファンタジーの世界の虜になります。

2.Six of Crows - Leigh Bardugo

小説の主人公は犯罪の天才Kaz。ある日彼の元に謎の人物が莫大な報酬をKazに申し出ます。その代わりに男が求めるのは不可能とも思える任務たち。Kazは莫大な報酬欲しさに任務を引き受け、自殺に等しい任務を達成するために仲間を集めるのです。Kazが集めた仲間は町から追い出された6人。

この小説はスリルあふれて非常にテンポよく進みます。それでいて物語は心地よい複雑さもあるので、ハマったら夜更かししてまで読みたくなるので要注意。

3.A Conjuring of Light - V.E.Scwab

Shades of Magic三部作の最終作となるのがA Conjuring of Light。これもまたシリーズものなので、先にA Gathering of ShadowsとA Darker Shade of Magicを読むのがオススメです。

シリーズの舞台は4つのロンドン。どういうことかというと、、パラレルワールドでロンドンが4つ存在しているのです。主人公は魔法使いのKell。4つのロンドンを舞台にしたKellの冒険を描いたのが今シリーズです。

このシリーズは今までのファンタジーとは一味違います。そもそも4つのロンドンという世界観が斬新であり、新鮮でありますよね。ファンタジー小説には珍しく疾走感があり、英語も比較的読みやすいです。初めて洋書を読む方でも波に乗ればスラスラと読むことができると思います。

4.The Sun Is Also a Star - Nicola Yoon

Natashaは科学と事実を信じる女の子。彼女は運命を信じない。決して叶わない夢も信じない。とても現実主義な女の子がNatasha。

Danielはずっといい子の男の子、優秀な生徒、いつも両親の期待を超えてきた。彼は詩人になりたいが両親の期待である医者になることを強いられている。

今作はそんな少年と少女の愛の話。切ない描写が多いながらも、愛の尊さや希望、そして未来への明るさを感じることができる小説です。ベストセラーにもなっている名作。

5.The Color Purple - Alice Walker

The Color Purpleは映画化にもなった名作。本は黒人女性が神へ書いた手紙という形式で進んでいきます。彼女の経験はまさに言葉を失います。性的虐待、母親の死、夫から受ける日々の暴力。まさに絶望といった彼女の人生ですが、あることがきっかけで彼女の人生は好転していくのです。近年稀に見る純粋に美しい小説です。

あなたのおすすめの本は?

今年もまたたくさんの話題作が続々と発売されます。私の期待はA Court of Wings and Ruinです。本当に面白いのでシリーズで読んでみてください。今回は小説ばかり紹介しましたが、他にも実用書やビジネス書なども面白いのが多いです。2017年はぜひ洋書をたくさん読んでみてください。

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