日本では手に入らないもの、そして何よりも日本で買うよりもずっと安い。海外のECサイト(ネットショッピング)でお買い物をすることは、日常の中でも稀なことではなくなってきました。しかし、慣れない海外サイトではトラブルや被害に遭ってしまうようなケースも少なくはありません。
待ちに待った製品を開けてみたら、すでに壊れていた。そもそも、商品が入っていなかった。相手が悪質な業者であるかどうかはさておき、ビジネスに対して大胆な姿勢である国柄な国も少なくはなく、日本で購入するよりもこうしたケースに発展する可能性が高かったりもします。
こうした事態において、厄介なのは日本語での対応がなかなか効かないということです。大手ECサイトで購入すれば、日本語サポートを受けられることもありますが、個人が運営しているような小規模なECサイトで購入をした場合にはそうはいきません。
実際に、自分が思ってたのとは異なった製品が届いてしまった場合、諦めずに対応していくために使える英語表現をここでは紹介していきたいと思います。
まずは、サイトに設置されているコンタクトフォーム(あるいは、問い合わせ先のメールアドレス)に、困っている内容を記入して、連絡をしていきましょう。お問い合わせの内容は簡潔なものであるとベターでしょう。
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<まだ製品が届いていないケース>
Hello. My name is Shun Yamada. And I bought T-shirt from your online shop. But I have not yet received it. Would you check it immediately? こんにちは。 私はシュンヤマダです。あなたのサイトからTシャツを注文したのですが、 まだ届いていないです。 すぐに確認してもらえませんか?
発送がすでにされているかどうかを確認することが先決ですね。急いでたとしても、あまり感情的にならずにやり取りをするようにしましょう。
<商品が壊れていたケース>
I discovered that the camera from you was damaged. あなたから送られてきたカメラは壊れていました。
as it’s damaged(壊れていたので)、as it’s faulty(欠陥があったので)は「返品をしたい」ことを相手に伝える理由として使うことができる表現となっています。
<別の商品が届いたケース>
Although I have received the package, it was wrong item. Please exchange it to right one. 商品が届いたのですが、私が注文したものとは違った製品でした。正しいものに取り替えてくれませんか?
as it’s not what I ordered(注文した商品とは異なるため)もまた、返品理由の一つとして上記と同様に利用することができる英会話表現となっています。
■asの接続詞としての使い方
asは接続詞の表現として、さまざまなシーンで多用されることが多いです。多岐に渡っているため、とりあえず「as」をつけとけば接続詞として成立しそうな気もしますが、改めて主要な表現を幾つか確認しておきましょう。
(1)原因・理由
「〜だから」
今回のケースでも、asが理由として使われいます。間接的で、文全体を補足するときに使われることが多いです。
(2)譲歩
「〜だけれども」
Cold as it is(寒いけれども)といった状態の枕詞として用いられることが多いです。
(3)時
「〜するとき」
Listen the music as you dance.(ダンスをする時は音楽をききましょう)whenを使うよりも、二つの事象が並列であるケースが多いです。
こうしたメールを送れば、数日以内に送り主から返事が返ってくるはずです。もしも、返事が一向に返ってこないようなことがあれば、再度メールを送るか、電話をしてみるようにしましょう。
相手が悪質な業者でない限りは、返品される、もしくは返金されることになるでしょう。実際、海外のサイトの中には悪質なサイトが少なくないので、Amazonを始めとする大手の会社で手に入るものであれば、なるべく社会的信頼の高いサイトで購入することをお勧めします。
しかし、どうしても欲しいものに限って、そのサイトで手に入らないということもすくなくありませんよね。こうした場合には、利用規約やレビューをきちんと確認して、サイトを信頼してから購入手続きに進むようにしましょう。