アジア人、とくに日本人は海外に出ると狙われやすい!スリや詐欺といった軽度の犯罪は国外では日常茶飯事で行われています。周りでも、インドへ行ったらiPhoneを盗まれた。ヨーロッパで1万円も騙し取られてしまったなんてことは、よく聞く話ではないでしょうか?
現地の常習犯からしたら、ハメを外して、またお金を旅行で使おうと思って持ってきている旅行客たちは格好の的。特に、日本人は狙われやすいと言われています。というのも、日本ではこうした犯罪が起こることはほとんどなく、財布が落ちていたら交番に行けば届いている可能性が高いほど、治安のいい場所です。こうしたことから騙されることに耐性がついておらず、比較的ターゲットにされやすいことになります。
海外旅行へ出かけたときに、よく起こりうる犯罪の手口をここで紹介していきたいと思います。
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■ミサンガ詐欺
突然、片言の日本語を使いながら親しげに話しかけてくる外国人がいます。そうして、ちょっと仲良くなってみると、いきなり親友の証としてミサンガを結び付けてきます。このミサンガをつけてもらったら最後、つけ終わった後に豹変して高額を請求してきます。
実際に筆者が初めて、海外へ一人で出かけた時に味わったのがこの手の詐欺でした。ヨーロッパで多いものですが、様々なパターンで、勝手にサービスをしてきて後から請求してくるというパターンは多いそうです。支払う義務はないので、決してお金を渡さないようにしましょう。
■タクシートラブル
事前に料金の交渉をしたのにも関わらず、目的地についてお支払いをする時になって、相場より遥かに高い金額を請求されるというタクシー詐欺は東南アジアなどではよく聞く話となっています。
中には、タクシーに乗ったまま怪しいところへ、そのまま連れて行かれてしまい強盗をされるということもあるみたいです。なるべく白タクは避けて、街を走っている信頼度の高いタクシーに乗るようにしましょう。
■ユースホステルでの盗難
複数人で宿泊するドミトリーやホステルで日本人を見かけると、つい仲良くなって気を許してしまうものですよね。これは、実際に筆者がラスベガスの安宿で受けた詐欺です。
たまたま知り合った日本人と仲良くなったのですが、彼はお金がどうしてもなくて貸して欲しいと頼み込んできました。連絡先を渡して、帰国したらお金を返すように言ってきましたが、結局その情報は全て偽造でした。同じ日本人でも信用はできません。
■拳銃を使った強盗
本物か、偽物かは分かりませんが拳銃を見せつけて持っているものを奪っていくようなことは海外では珍しいことではありません。筆者の韓国人の友人もグループで動いていたのにも関わらず、銃を突きつけられてて、なすがまま全てを取られてしまいました。
人気のないところや、朝方やあまりに夜遅い時間などは出歩かないように注意をしましょう。
■ツアー詐欺
観光地にて頼んでもいないのにも関わらず、いきなりツアーをしてくる人たちがいます。これをフリーだと思っていて、ついて行ってしまうと終わった後に高額な請求をされてしまうことがあります。
この詐欺も東南アジアで頻繁に起こるみたいで、不自然に仲良くなってくるような人はなるべく疑ってかかるようにしましょう。
■クレジットカードの犯罪
海外では換金するのも面倒くさくて、クレジットカードは便利で、重宝するものですよね。そんな、クレジットカードを利用する際にも問題があります。請求された金額よりも高い値段をクレジットカードで支払っていることになったり、スクリーニングをされてしまっているパターンなど。
クレジットカードが不正に使われていないのかを確認しながら、またレシートや領収書は必ずもらって保管しておくようにしましょう。
海外旅行というのは楽しいものではありますが、トラブルに巻き込まれてしまうことで一気にマイナスな気分になってしまいます。こうしたトラブルに巻き込まれないためには、まず旅行客だと思われないことが大切です。
楽しむものは楽しむのですが、常に細心の注意を払い、近寄ってくる人をまず疑ってかかることが海外では大切な心得となってくるものです。