海外は日本よりも物騒なことが多く、文化の違う中で暮らしていくと、どうしてもトラブルが起こる確率も高くなってきます。災害やテロに巻き込まれる可能性もゼロではありませんし、またスリや強盗の被害に遭ってしまうことも少なくありません。そんな緊急事態に陥った時に、さらに英語が使えないとなると二重苦、三重苦と苦しみが重なっていきます。
周りに日本人がいれば、なんとかなるものの、日本語というものはいざという時に世界ではなかなか通用しないものです。周りにいる人たちも言葉が分からなければ何も対処のしようがありません。
今回は、いざという時に覚えておきたい英語表現を幾つか紹介していきたいと思います。
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■ 具合が悪くなった時に
I have a terrible headache. 頭痛が酷いです。
I feel like throwing up now. 今、すごい吐き気がします。
I seem to catch a cold. 風邪を引いてしまったみたいです。
I have been hit. 打撲しました。
Please take me to the hospital. 病院まで連れて行ってくれませんか。
体調が悪くなってしまった時には、無理をせず、具合が良くならないようであれば、病院へ行きます。また、短期であっても海外へ出る時には必ず海外保険へ入っておくようにしましょう。保険がないと物凄い金額がかかってしまう国もあります。
■ 盗難などの被害に遭った時に
Stop, thief! 止まれ、泥棒!
Please call the police. 警察を呼んでくれませんか?
I'd like to report a thift. 被害届けを出したいのですが。
I lost my passport. パスポートをなくしてしまいました。
盗難の被害にあった場合は近くにいるスタッフや、警察に相談するようにしましょう。パスポートを盗まれてしまった場合は、大使館へ向かい、パスポートを再発行してもらう必要があります。
■ 道に迷ってしまった時に
I'm lost. 迷ってしまいました。
Could you tell me the way to ABC station? ABC駅までの行き方を教えていただけませんか?
Do you know the way to XYZ hotel? XYZホテルまでの行き方を知っていますか?
Is it far from here? ここから遠いですか?
道に迷ってしまった時は、側にいる人へ思い切って助けを求めてみましょう。英語が出てこない場合は、目的地の単語と地図を見せてみるだけでも何とかなるかもしれません。現地のことは現地の人がよく分かっているものです。
緊急事態ではやっぱり、まず「Are there any Japanese staff?」と尋ねて日本人を探すことが先決かもしれません。海外でのトラブルは泣きっ面に蜂な状態ではありますが、落ち着いて対処すれば何とかなるものです。