【使えたら超かっこいい!】現代でもよく使われるシェイクスピアがよく使った英語を学ぼう!

映画・本のフレーズ
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おそらく多くの方が『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』、もしくは『マクベス』などの作品の名前を耳にしたことがあると思います。これらの名作を作った人物はウィリアム・シェイクスピア。彼は世界中の人々が知っている劇作家であり詩人でもあります。今回私はシェイクスピアについての記事を書かせていただきます。

偉大な劇作家として名をはせたシェイクスピアですが、何と彼は今日でも使われるフレーズや単語をも生み出していたのです。今回は会話でさらっと使えたらカッコいいシェイクスピアフレーズをご紹介します。

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Who’s William Shakespeare? ウィリアム・シェイクスピアって何者?

本題に入る前にウィリアム・シェイクスピアについて少しご紹介します。私は大学時代に文学を専攻していたので、ウィリアム・シェイクスピアについても少しだけですが学びました。ウィリアム・シェイクスピアは簡単に言うとルネサンス演劇を代表する人物であり、四代悲劇を作った人物でもあります。

シェイクスピアの四代悲劇とは『ハムレット』、『リア王』、『マクベス』、『オセロ』のことです。四代悲劇のほかにも『ロミオとジュリエット』、『ヴェニスの商人』、『ジュリアス・シーザー』などの皆さんが一度は聞いたことある作品を作ったのがシェイクスピア。
彼が生きた時代は今から約400年前。400年前に作られた作品が現代でも舞台や映画で上映されている、はたまた本で読まれ受け継がれていることはすごいですよね。

彼が作った名セリフは今でも人々に受け継がれています。もっとも有名なセリフの一つは「ブルータス、お前もか?」でしょう。英語では“You too, Brutus?”です。シェイクスピアが残した名言は人々の心に残り、真理をもついています。

もしかしたらシェイクスピアの作品で英語学習をしたいという方もいるかもしれません。ぜひトライしてみてください。難しいですよ。私も大学生の時にシェイクスピア作品を英語で読んでいたら格好いいなと思ってトライしてみましたが、見事に挫折しました。もし学習してみるのなら、話のあらすじを日本語で簡単に確認しておくといいですね。

シェイクスピアの紹介はこの辺にしておいて、早速今回の本題に入っていきましょう。

シェイクスピア英語を使えるようになろう!

1.As Dead As A Doornail
完全に死んでいる

同意語はDead、 Very dead、Totally deadです。Doornailとは昔のドアなどに用いられたびょうくぎのことです。びょうくぎのように全く動かないことから死んでいるという意味につながります。シェイクスピアの時代は人にも使われていましたが、現代では人に使うというよりも携帯電話などの電子機器が完全に機能しなくなった時に使われます。

Oh no, I forgot to charge my phone.
携帯充電するの忘れちゃったよ
It's as dead as a doornail.
完全に充電が切れちゃっているよ

2.I’ll Send Him Packing.
追いやる、追い出す

これは現代と同じ使われ方ですよね。説明する必要もなさそうですが、ニュアンスとしてはある人に周り・そばにいてほしくないから、どっかに追いやるという感じです。Himの代わりにHerやThemなどのを入れることも可能です。

I could't stand them anymore. So I sent them packing.
彼等といるのはもう耐えがたかったから、どっかに追いやったんだ

3. In A Pickle
困っている

基本的にはbe動詞+in a pickleとして使われます。pickleは「ピクルス」。イメージとしてはピクルスが入っている壺の中に入れられて困るという感じです。匂いが強いピクルスと同じ壺には入りたくないですよね?

When I was in a pickle, one of my best friend gave me an uplifting advice.
僕が困っていた時、親友の1人が励みになるアドバイスをくれたんだ

またbe動詞+pickledで「べろんべろんに酔っぱらう」です。こちらもよく使います。

Are you okay? You are pickled.
大丈夫?めちゃくちゃ酔っぱらってるよね

4. Forever And A Day
永遠に、いつまでも

これはポジティブな意味にもネガティブな意味にも使われます。ニュアンスとしては良いことも、悪いこともいつまでも続くといった感じです。

I will love you forever and a day.
いつまでも愛しているよ
We have to wait for 5 months more until Christmas!?  I feel like I have to wait forever and a day!
クリスマスまでまだ5か月も待たないといけないの!?永遠に待たないといけないみたいだよ!

5. What’s Done Is Done
覆水盆に返らず、済んだことはしかたがない

これはよく使われるフレーズです。過去の間違いをくよくよしても仕方がないし、得はしないといったニュアンスです。映画やドラマを見ていてもよく耳にする表現です。

What's done is done. There's nothing you can do anymore.
済んだことはしかたがないさ。これ以上できることは何もないんだから。

6. The World’s Mine Oyster
世界は思いのまま

現代ではmine oyster の代わりにmy oyster, your oysterが使われます。素晴らしい機会、チャンスがあるシチュエーションを表現します。

またリスクを背負った時、お金を持ったとき、新たなスキルを得たときに現れる機会を表現する時にも使います。無限の可能性が自分のために開かれるぞというポジティブな意味を持つ表現です。

If you learn foreign languages, the world's your oyster.
もし外国語を学ぶと、素晴らしいチャンスが君の元へ現れるよ

7. I must be cruel, only to be kind
君のためを思って残酷にならないといけない

現代では省略されてI must be cruel to be kind、もしくはCruel to be kindという形で使われます。人のためを思って厳しいことを言ったり、何か嫌なことをしたりしなければいけないという意味です。いつも優しくしているだけが本当の優しさじゃない、真の優しさとは相手のためなら嫌われるようなこともするということですね。

I know I was really mean to do that to him. But I had to be cruel to be kind.
彼にあんなことをしたのはとても意地悪だったのはわかってるさ。でも彼のために残酷にならなければいけなかったんだ。

8.All that glisters is not gold
光るもの全て金ならず

これは英語のことわざですね。ニュアンスとしては見かけがいい人やモノに騙されてはいけないということです。いくら見た目が良くても中身が悪いと台無しですものね。見かけに判断されてはいけないということです。

That cell phone looks great, but all that glisters is not gold. You have to try using it before you buy it.
その携帯電話は見た目はいいね、でも光るもの全て金ならず。買う前に使ってみた方がいいよ。

9. Wild-goose chase
骨折り損

この表現のニュアンスとしては何か手に入れることが不可能な物、もしくは存在しないものを追い求めるということです。

I looked for my favorite restaurant for hours, but it was a wild-goose chase. It closed down years ago.
何時間もお気に入りのレストランを探していたんだけどさ、骨折り損だったよ。数年前に閉店したんだって。

10.Spotless Reputation
非の打ちどころのない評判

Spotlessは「汚れのない」、Reputationは「評判」。この表現が使われた人や団体は悪事とは無縁で、いい評判しかないということですね。

You gotta be kidding me. She was arrested on drug possession!? She always had a spotless reputation!
冗談だろ。ドラッグの所持で彼女は逮捕されたの!?彼女はいつもいい評判しかなかったじゃないか!

11.The green-eyed monster
コントロールできない妬み

これは現代でもよく使われる表現です。直訳すると「緑色の目をした怪物」、でもこれは直訳通り意味を受け取ってはいけません。日本語で説明するのは難しいですが、ニュアンスとしてはある相手に対して持つ抑えようのない危険な妬みです。特にこれは恋愛関係で使われます。

When she saw her crush with another girl, she turned into the green-eyed monster.
彼女がさ、片思いの人がほかの女の子といるのを見たとき、彼女は恐ろしい嫉妬心を持ったよ。

いかがでしたか?今回はよく使われる表現集ばかり紹介しました。400年前に使われていた言葉が今でも使われているってよくよく考えたらすごいことですよね。ぜひシェイクスピアの格好いい英語を覚えて使ってみてください。

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