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【英語学習に必要】欧米文化と日本文化はこんなにも違う

日本文化と欧米文化はよく違うといいますよね。いや、欧米文化だけではないかもしれません。どの国も特有の文化を持っていて、1つとして同じ文化を持つ国はありません。しかしその中でも日本文化は本当にユニークなものでしょう。私も海外生活を経験して、そのことは実感します。その文化の特有さゆえに日本文化は世界中の人気を集めていますよね。

最近注目されているのが「可愛い」文化。英語ではCuteやPrettyで表現される「可愛い」ですが、Kawaiiと英語で言っても通用します。これはアメリカやヨーロッパだけに限らず南米でも通じることには驚きました。ほかにも日本の食文化やアニメ文化等のポップカルチャーは言わずもがな。

今回はそんな漫画やアニメ、Kawaii文化を中心とした文化ではなく日本人と欧米人の行動の仕方、考え方等を中心に文化について語っていこうと思います。

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何で文化の違いを知る必要があるの?

郷に入っては郷に従えとはよく言ったもので、あなたがほかの国に行った際にはその国のルールに従う必要があります。我々が普段生活を行っているときには基準としているものがあると思います。その基準に従って行動をすることで、良い人間関係を作ることができ、日本という社会に適応して生きていくことができるのです。
その基準とは何かわかりますか?それは「普通」という基準です。もちろん例外もありますが普通じゃない行動をしたとき、普通じゃない考え方をしたとき、残念ながら白い目で見られることがあるのは事実です。

前述したように日本とほかの国々の文化は全く違います。もしあなたが外国に旅行した際、もしくは留学・移住をした際に日本にいるときと同じように行動しているともしかしたら注意を受けるかもしれません。それが例え悪気がなくても。これはもしかしたらカルチャーショックといえるかもしれませんね。

私は外国で生活をしていて1年半が過ぎますがいまだに文化の違いに驚かされることがあります。正直言うと、われわれ日本人が外国に行くと外国人、つまり普通ではない存在になるのでほとんどの行動は大目に見てもらえます。
しかしやはりその国での普通とされる考え方や行動の仕方を知っておくことで人々はあなたに親しみやすさを感じ、あなた自身もすぐにその国になじむことができるでしょう。そして結果的には円滑なコミュニケーションにつながってくるのです。

どんなに流ちょうに英語を話せても、この文化の違い、欧米文化での普通の基準を知らなければ社会に取り残されてしまうという可能性もあります。多くの人は実際に住みながらこの文化の違いを埋めていくのですが、事前に知っておいて損することはありません。むしろ得することばかりです。そもそも文化の違いを知ることは単純に面白いです。違いに驚くこともあれば、欧米文化から学べることもあります。ぜひ残りの内容は楽しみながら読んでください。

・話し方の違い

話し方の違いは日本人と欧米人では違いが顕著に現れますよね。日本人は会話をするときには相手の感情を重視します。事実よりも、自分が言ったことで相手が傷つかないように話をします。つまり相手の気持ちをよくするためには時には自分の本音・意見を隠す、もしくは変えることがあるのです。

一方、欧米人ははっきりと言います。相手の感情よりも、自分がどう思うのか、事実はどうであるのかの方に重視を置きます。そのため意見を求められたときにははっきりと意見を述べることが大切です。自分の意見を述べなかったり、したいことを伝えない・にごしたままでいると、いてもいなくても同じ存在だとみなされるかもしれません。

・安全性

日本は世界から見てもかなり安全な国です。そのため深夜にコンビニまでちょっと歩いていくことなんて日常茶飯事ですよね。しかし外国で日本と同じように行動することは危険です。もしかすると犯罪に巻き込まれるかもしれません。特に深夜1人で歩くことは絶対に避けなければいけません。安全面は命にかかわることなので、どんなにその国に慣れたと思っても徹底したいですね。

・名前を呼ぶ

意外と気づかれませんが、言われてみると外国人はよく話し相手の名前を呼ぶと思いませんか。私たち日本人はそれほど名前を呼んだりしませんよね。例えば「やあ、ヒロキ」や「調子どう?たかし」等はあんまり言わないはずです。
しかし外国人は相手の名前を効果的に使います。”Hi, John.” や“What’s up, Bob?”などのようによく名前を呼びます。特に私が感じたのは”No thank you,Ann”のように相手の好意を断る時には、よく名前を呼びますね。単純に名前を呼んだ方が感じがいいですよね。

相手の名前を呼ぶには、相手の名前を覚えなければいけません。初対面の人と会うときには次のように名前を紹介されるかもしれません。”Hi, (I’m) John.”そして握手をするのが普通です。慣れるまでは意外と名前を覚えるのが難しいです。おすすめはすぐに相手の名前を呼んでみること。例えば”Hi, I’m Shun. Nice to meet you, John”。

・宗教

日本人の多くはそれほど熱心な宗教信者ではありません。しかし西欧諸国には熱心な宗教信者がたくさんいます。そしてそのほとんどがキリスト教。そのため社会問題が宗教と関連付けられることがあります。例えば同性婚。学校の授業でも創造説について詳しく取り上げるところもあるそうです。よく宗教に関する話題が会話で出てきます。私もよく「神」や「キリスト」についてどう思うかと尋ねられたことが多々あります。われわれ日本人にはあまりなじみがないトピックですが、少しくらいの知識を持っておいてもいいかもしれませんね。

・政治関心

最近では日本も政治に関心を持つ人々が増えてきましたよね。しかし欧米諸国、特にアメリカ合衆国の人々の政治に関する意識の高さにはまだまだ及ばないです。よく大統領選などの様子はテレビでも取り上げられますよね。老若男女、すべての人々が次期大統領に注目をあげます。
今の話題はもっぱらヒラリーとトランプのどちらが大統領になるのか。ニュースサイトでも毎日彼らに関するニュースが報道されています。またコメディアンたちが彼らを風刺する、有名人たちがはっきりと政治的立場を明らかにしていることも日本ではあまり見られない光景ですよね。

・恋愛

日本の恋愛事情というとデートに誘って、告白、そして付き合うというのが一般的ですよね。どのステップも重大ステップで男性が女性を誘うだけではなく、女性から男性を誘うことも一般的。しかし欧米諸国では違います。欧米では基本的に男性が女性を誘うもの。また告白という重要な段階が省かれる場合が多いです。日本では告白があってから真剣な関係になるというもの多いですよね。

では告白がない欧米ではいつ真剣な関係になるのでしょうか?それは曖昧なのでわかりません。そもそもデートという行為自体がそれほど重要ではありません。日本では同時に何人もの人とデートをすると白い目で見られることがありますよね。
しかし外国ではデートはそれほど重要なものではないので、何人もの人とデートをしてもかまいません。そのデート相手の中から、将来の恋人を見つけるということです。つまりデートに誘うことができたら、その人の恋人になれる可能性があるということです。あとは何回かデートを重ねて価値観や趣味等が合うかどうかを見極めるだけです。だから欧米ではいつから付き合っているのかがかなり曖昧です。しっかりとした恋愛の型がないのが日本の恋愛事情との違いですね。

今回紹介したほかにもたくさん文化の違いはあります。大切なのはその国のルールに合わせようとすること、そして違いを楽しむことです。ぜひ文化の違いを学んで外国人といい関係を築いてください。

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