いつでも、どこでも繋がることのできるインターネットの影響もあって、海外で一人旅することに対する障壁もそこまで高くなくなってきたように思います。インターネットで誰とでも繋がっている分だけ、困った時に最悪頼ることができるというわけですね。
びっくりするのが、男性よりも女性で一人旅するなんてことも流行しているというところです。
社会人をしていると、友達と休みを合わせることも難しい。それに、どうしても行きたいところも合わせなきゃいけません。一人旅といえば、少しだけ勇気が要るような気もします。しかし、比較的安全なところへ行ってみれば、もしかしたら、友達と一緒に行くだけでは味わえないような色々な体験をそこですることができるかもしれません。
今年、「海外一人旅」デビューをする人たちへオススメの、女性一人旅でも文句無しに楽しむことができる海外旅行先を、幾つかピックアップをして紹介していきたいと思います。ハワイやバリ島のような友達や家族と行った方がより楽しめるような観光地ではなく、一人だからこそ味わえる魅力的な国や地域にスポットを当てていきます。
<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°
バンコク(タイ)
旅人たちのメッカとも知られる、中毒性に注意な微笑み大国。
バッグパッカーと呼ばれるタイプの人たちが、洗礼を受けるのはタイのバンコク。その中でもとりわけ、聖地となっているのが「カオサンロード」。そこには多彩なお店や安宿、そして世界中から旅の好奇心にそそのかされてやってくる旅人たち。
あまりに格安で生活ができて、毎日飽きない街となっているところから、ついつい入り浸ってしまい、すっかりビザの期限も忘れて滞在してしまうんだとか。
またバンコクからは少し離れてしまうのですが、タイにきたら見て欲しいチェックポイントが2つあります。まず、タイの昔ながらの商売スタイルで、舟で売買するというものがあります。その伝統がまだ残っているダムヌンサドゥアックは、最も外国人が多くて、旅人初心者にも気軽に訪れることができるところ。運河の上での商売は日本ではない体験ですので、新鮮な果物を買って食べてみましょう。
そして、これは12月限定のお祭りですが、チェンマイのコムローイ祭りは人生で一度は見てみたい絶景。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」でも話題となりましたが、空に向かってランタンを飛ばす、それが無数、この様子は感動以外の他ならないところです。
イスタンブール(トルコ)
アヤソフィアに沈む夕日を見つめながら、時を過ごしたい。
ちょうどアジアとヨーロッパの境にある国の代表でもあるトルコは、文化が入り混じっていて不思議な雰囲気を漂わせています。そして、99%がイスラム教という事実があるものの、実際、イスラム教で禁じられているところは緩く緩和しているという矛盾もある。面白い国柄となっています。
なんといっても、モスクが美しすぎます。遠くから見る光景も、そして、中に入った時の内装も、ついつい時間を忘れて見とれてしまうような様子となっています。観光が終われば、トルコ料理を楽しみましょう。中華料理、フランス料理に並ぶ世界三大料理の一つであったりもするのです。羊を中心にした、スパイスの効く料理となっています。
街角で売っている本場のケバブと、よく伸びるトルコアイスを食べるのも忘れないようにしましょう。
プラハ(チェコ)
ミニチュアな古都に想いを馳せてしまう城塞都市。
まるで、中世へタイムスリップしてしまったような気分になることができるのがプラハ。女性にも大人気の観光スポットとして有名です。その理由は、まるでオトギ話の世界に入り込んでしまったような古くから変わらない街並みが未だ立て壊されることなく、残っているからです。
そんなこともあって、魅力的なのは城と旧市街。歩いているだけで満足することができます。子供の頃に見ていた絵本の背景がそのまま、そっくり残っているので、昔を思い出してしまうかもしれませんね。間違いなく、乙女心をくすぐる時間になるでしょう。夜になったら、展望台へ登りましょう。
アムステルダム(オランダ)
絶え間ないチューリップたちと、美しすぎる水の都。
中世から残る運河が、街中に張り詰めつくされていて、それを囲む街の光が美しすぎて、思わず溜め息が出てしまうのがアムステルダムの魅力。長崎にもハウステンボスがありますが、こちらはそんなオランダの美しい様子を模倣したものだったりもします。
バスでおよそ40分ほど行ったところには、小さくて可愛い風車がまとまっている村があります。もし、アムステルダムまで来たのであれば、ぜひこちらまで足を運んでみて欲しいです。風車が似合う街並みが広がっていて、コンパクトに生活が行われているところに、心を預けることができます。
ポートランド(アメリカ)
ヒッピー文化が未だに根付く、自由とオシャレのローズシティ。
今、アメリカで最もホットで人気No.1となっているのがオレゴン州ポートランドです。アメリカだけでなく、世界全体である程度便利なものが出てきた今、もっと豊かにするのは便意性だけではなく心地よさである、と人々の求めている価値が変わりつつあります。そんな持続的で、スローライフを送ることができる代表的な都市がポートランドなのです。
その象徴として、コーヒー、クラフトビールなど、時間を楽しめるためのお供となるドリンクや、街に立ち並ぶフードカートがあります。街で暮らしている人たちも早寝早起きな、ザ健康的な日々を送っていることから、少し過ごしてみると、色々と学べるところもあるのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。海外一人旅は、最初はドキドキなところもあるかもしれませんが、観光地で友達と写真を撮るだけでなく、街を歩いているだけで自分だけの発見をすることなんかもできるかもしれません。少し日常から離れて、一人になってみる、そして旅に出るのも人生において大きな岐路になるかもしれませんね。