英語学習にアプリの存在は欠かせないものとなってきています。しかし実際にアプリストアで検索してみると英語学習に関するアプリがたくさんありすぎる。そしてどのアプリを使えばいいのかわからないといった方も多いと思います。そこで今回はアプリを駆使してバイリンガルになった筆者が実際に使ってみて本当に役だったアプリを大紹介しちゃいます。
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1.Merriam Webster
英語を学習している時に欠かせないのが辞書ですよね。でも紙の辞書は値段が高いし、どの辞書を選べばいいのか分からないといった方にオススメなのがMerriam Websterです。英英辞書ですが、ほとんどすべての単語を網羅しています。例文や同意語も充実しており、私は今でもこの辞書アプリを愛用しています。何より嬉しいのがオフラインでも使用可能なこと。いつでもどこでも英語学習の手助けをしてくれます。
2.Urban Dictionary
こちらも英英辞書です。この辞書はスラングに特化しています。先程紹介したMerriam WebsterとUrban Dictionaryを持っていれば、ほぼすべての単語を網羅することができます。この辞書は何より面白いです。なんとこの辞書ユーザーが作成している、参加型の辞書なのです。それゆえに新しく作られた単語や流行語もいち早く調べることができます。本当に面白いので暇つぶしにもなりますよ。
3.Bustle
「英語の記事を読みたいけど、BBCやニューヨークタイムズは難しそう」、「もっと手軽に楽しく英語記事を読みたい」という方にはBustleがおすすめです。Bustleが提供している記事はファッション、美容、エンターテインメント、ライフスタイル、本などについてです。記事にはフォーマルな英語だけではなくスラングやカジュアルな英語表現が多用されています。また多くのジャンルの記事があるので英語学習にはピッタリ。必ず興味を惹く記事を見つけることができます。1つの記事も短いので楽しみながら読めます。
Bustleは単語のインプットはもちろんですが、英語圏のポップカルチャー、流行そして政治に関しても学ぶことができます。英語圏の文化や価値観を学ぶことは英語を話すうえで非常に重要です。また話のタネにもなりますし、毎日目を通すだけでも損はないです。
4.AnkiApp
英語学習にはインプットだけではなくアウトプットも必要です。せっかくメモした新しい単語も実際に使えるようにならなければ意味がありません。AnkiAppは単語やフレーズを覚えるのを効率よく手助けしてくれます。
使い方は非常にシンプルです。覚えたい単語やフレーズを登録するだけ。アプリは登録した単語の中から、ランダムに問題を出します。実際に使用してみるとわかりますが、このアプリは登録した単語をランク付けします。新しく登録した単語、そしてF~Aランクまでです。
Aに近い単語ほど覚えている単語であり、Fに近い単語ほど覚えていない単語です。したがってアプリはランダムに単語を表示しますが、優先順位としては新しい単語、次にFランクに近い単語が表示されるのです。
他にも合計で何時間アプリを使って勉強したのかの記録、登録した単語の何パーセントを暗記したのかも見ることができます。私は暗記系のアプリの中ではAnkiAppは群を抜いていると思います。
5.Facebook / Twitter
おそらくほとんどの方がソーシャルネットワークサイトを使用していると思います。友人の近況を知るために使うのももちろん素晴らしいですが、これらのSNSも英語学習ツールに変えることができます。しかも簡単な方法です。外国人の一般ユーザーをフォローするのもいいですが、私はハリウッドスターなどの有名人などをフォローするのをおすすめします。
実際にフォローするとタイムライン上に有名人の投稿が表示されますよね。彼らの投稿から英語の学習をすることはもちろん可能ですが、私は有名人の投稿の元に寄せられたコメントで英語学習を行いました。ハリウッドスターとなると何万というフォロワーがいます。
彼らの投稿には多くの英語で書かれたコメントが集まるのです。それらのコメントには短いものから長いもの、スラングからフォーマルな英語まで様々です。何より実際の生活でネイティブが使うであろうセリフばかりです。それらのセリフの中から実際に自分が使えそうなものを選んで、覚えるだけでものすごい量のインプットができます。
知らなかった単語や興味を惹かれたフレーズは先程紹介したAnkiAppに登録して覚えるのがおすすめです。
6.Evernote
Evernoteとはノート型のアプリです。このアプリのすごいところは、作成したノートにタグ付けをできること、手書きであろうが写真であろうがノートを素早く検索できること、そしていつでもどこでもメモできることです。
ではEvernoteを使ったおすすめの学習法は、自分だけの単語帳やフレーズ集、そして文法ノートを作ることです。例えば、海外ドラマや映画を見ていた時に日常会話で使えそうな表現を耳にしたら、Evernoteを起動してノートを作成するだけです。その時に例えばノートタイトルを日常会話集と名付けて#日常会話とタグ付けするといいです。またその日常会話集と言う名のノートの中に買い物や食事をした際のお会計時に使えそうなフレーズが入っていたら#レストラン、#お会計のようにタグ付けをするのもおすすめです。
参考までに私のEvernoteの使い方を紹介させていただきます。私は面白そうな英語の記事を見かけたらEvernoteに保存していました。その時ノートには#記事というタグ付けをします。その記事を読み終えたら古いタグを消して、新たに#読んだというタグをつけるのです。こうすることによって自分が何をしたのか一目でわかるようになります。
単語の場合は、覚えたい単語を書いたノートに#単語、#覚えるといった感じでタグ付けをどんどん行いました。時間と共にノートが増えていき気付くと一つの単語帳ができています。その他にもインターネットで見つけた文法関連のページやPDFをEvernoteに保存して文法集も作り上げていました。その時にはシチュエーション別で検索できるように#ホテル、#日常会話などとタグ付けを行っていました。
Evernoteと共にパソコンにダウンロードしておきたいのがWeb Clipperです。これはインターネット上で気になった記事をクリックするだけでEvernoteに保存できる便利な機能です。クリックするだけで記事を保存するだけではなく、何とタグ付けもその場で瞬時に行うことができます。
7.Ted Audio Books
Tedとは世界で活躍する人たちが自身の考え方や価値観をプレゼンする場です。このアプリでは一流の考え方を学びながら英語を学習することを可能にしています。英語で理解できるか不安な方もいると思いますが、このアプリは英語と日本語を見ながらプレゼンを聴くことを可能にしています。
このアプリのおすすめの使い方を紹介します。
1.初めは日本語訳を見ずに英語音声だけで視聴する
2.日本語訳を見て、知らなかった単語やフレーズを確認し、AnkiAppに記入する。またプレゼンの内容をしっかりと理解する。
3.英語音声と英語字幕だけで再び視聴
4.字幕を消してプレゼンターになり切ってシャドーイングをする。完璧にできるまで何度も何度も繰り返す。
以上の4ステップだけです。この学習法ではインプットだけではなくアウトプットをも可能にするのでおすすめです。
以上が私が実際に使用して見て絶対におすすめするアプリです。全て無料という点もおすすめできるポイントの1つです。実際に使用してみるとどれも本当に便利なので、興味を持っていただけたらぜひ使ってみてください。