スポーツ観戦!黙ってないで英語で楽しめるフレーズ集

こんな時にこんなフレーズ
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どこの国に行っても、スポーツ観戦は盛り上がります。アメリカに行けば、MLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)、NFL(アメリカンフットボール)の4大スポーツはもちろん、最近ではサッカーのMLS(メジャーリーグサッカー)の人気もかなりのものです。

でも、スポーツ観戦に現地の友人と行った時に、1人だけ「行けー!」「やったー!」なんて言えないし、と思って黙っているのも寂しいですね。こんな時に思わず言いたくなることも、英語で言えるようにしませんか?

そこで、スポーツ観戦している時に出てくる英語フレーズを紹介します。場所柄、長々と話すフレーズはないので簡単です。また、こんな時に言う表現が意外とふだんの会話にも使えるものです。楽しみながら覚えてくださいね。

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1.勝つぞ!

たいてい、見に行くゲームはホームゲームのことが多いので、一緒に行った人と応援するチームがかち合うことはないと思います。応援するチームが優勢で勝ちそうな時は、遠慮なく気合を入れましょう。

We're going to win this game.
勝つぞ!

ビールも入ってさらに盛り上がってくれば、表現もやや過激になります。

We're going to win kill them.
コテンパンにしてやる!

そして試合も終盤。野球ならクローザーが登場してあと3アウトでゲームセットという場面になりました。

Yes, we're already (almost) won.
よし、もう勝ったも同然。
This one's in the bag.
間違いなく勝つね。

【in the bag】
契約などが「確定して」、成功することが「確実で、間違いなしで」という意味のイディオムです。日常会話でも次のように使えます。
I think I have the new promotion in the bag.
私はきっと昇進すると思う。
If this meeting goes well, the contract will be in the bag.
もしこのミーティングがうまくいけば、その契約は確定したようなものだ。

2.行け!

これは英語でも基本的に、Go!(行け!)でいいので簡単です。そのまま

Go, go!

でもいいですが、もうちょっとバリエーションを付けてみましょう。

Go for it!
Come on!

これも「行け!」でいいですよ。
特に Come on! は数限りない状況で思わず出る言葉で、応援する側だけでなく選手も使います。ウィンブルドンなどテニスの試合をテレビで見ていると、ショットを決めた選手が”Come on!” と言うのを良く見ますね。
これは「やった!」「よし!」「どうだ!」などいくらでも解釈することができます。とにかく気合が入ったら「カモン!」です。

では応援フレーズに戻りましょう。今度はピンチの場面です。

Do you want to be a loser?
負けてもいいのか?

とか

No one remembers a loser.
負けたら終わりだ!
It's a make-or-break battle.
ここが勝負の分かれ道だ。

【make or break】
「運命を左右する」「のるかそるか」に当たるのが make or breakです。(書く場合にはハイフンでつなぐことが多いです。)

日本語で言う「死活問題」「成功を左右する」といった場合にも使われるので覚えておきましょう。

This new album will make or break the group.
この新しいアルバムがグループの成功を左右するだろう。

This is a make-or-break issue.
これは死活問題だ。

また、

Make it or break it.(ここが運命の分かれ道だ。)

という形で使うこともできます。

3.五分五分

応援しているからと言って、いつも順調に進むとは限りません。緊迫した投手戦とか、1点を争うゲームもあるでしょう。そんな時の不安な気持ちも言えるようにしましょう。

It's anyone's game.
どっちが勝つかわからないな。
It's too close to call.
勝負はまだわからない。(まだこれからだ。)
This one's still up in the air.
どっちに転んでもおかしくない。

【too close to call】
直訳すれば「接戦(close)過ぎて call(判定する)ができない」ということですが、これはスポーツの実況中継はもちろん、選挙報道などでも使われます。差が小さすぎて勝敗の予測がつかないような、予断を許さない状況で使ってみましょう。
この場合の callは、審判が「(~と)判定する、判定を告げる」という意味です。
The umpire called an obvious strike a ball.
審判は明らかなストライクをボールと判定した。

【up in the air】
「上空に」という元の意味が「宙に浮いて」になり、抽象的に「未定で、未解決で、はっきりしていない」という意味に発展して使われています。
The plans for the wedding reception are still up in the air.
結婚披露宴の計画はまだ未定だ。
The location of the football stadium is still up in the air.
フットボール競技場の建設地はまだ決まっていない。
さらに、日本語の「舞い上がって」と同じ語感で、有頂天になったり興奮したり、怒ったりしている状態も up in the air と言います。

4.負けている時

敗色濃厚になると黙ってしまう人もいますが、それではさらに意気消沈して観戦がつまらなくなってしまいます。悪いなら悪いなりに言葉にしてみましょう。

Horrible.
最悪。
It's turning into a real joke.
何これ、バカらしい。
Let's beat the traffic and go home early.
車が混まないうちに早く帰ろうよ。

落ち込んで自虐的な言い方ばかりではなく、意地を張って見せる表現も。(考えようによっては最大の非難にも取れますが。)

It can only get better.
これ以上悪くはならないよ。

5.ファインプレーをほめる

いいプレーをしたらもちろん “Nice play!” ですね。”Big play!”、”Huge play!” もありますが、これは試合を左右する「重要なプレー」という時にも使われます。

その他に「やった!」「すごい!」「すばらしい!という時の英語は

Brilliant!
That was amazing!
He did it!

などがあります。
もっとも、”Yes!” でもいいですよ。でもこうなると、むしろ「あ!」とか「わ!」に近い感じですね。

What a play!
すごい!

Did you see that?
見た?

というように感嘆文や疑問文のフレーズもストックしておくといいですよ。

6.悔しい時、ブーイングしたい時

味方の凡プレーを見て一言、というフレーズはできれば言いたくないと思いますが、どうしても言いたい時はこんなものがあります。

What are you doing?
何をやってるんだ?

これは日本語そのままなので簡単ですね。次も同じように簡単です。

I can't watch it anymore.
見ていられないよ。

また、

Oh, come on!
頼むよ・・・。

も使えます。
前に出てきた「やった!」の Come on! は短めに言いますが、こちらの Come on は日本語で「何とかしてよ・・・」という時と同じような感じでややゆっくり目に、また on の終わりを上げ気味に引きずると、うんざりした感じが出ます。

最後に「惜しい!」「もう少し!」という時の残念な感じを出すフレーズには

That was close!
惜しかった!
He almost got it!
もう少しだったのに!
Almost!
もう少しで!

いかがですか?
どれも簡単な短い表現ばかりなので、すぐ覚えられると思います。
どんどん試してみてください!

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