コミュニケーションミスを防ぐ!英語の念押しフレーズ

こんな時にこんなフレーズ
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何かを頼んだり、決め事をしたりする時に相手に「くれぐれもお願いしますね。」のように念を押したい時がありますね。また、相手の言ったことに対して、「本当にそうなの?」「〜ということですね?」のように確認したい場合や、「念のために言っておくけど」という場面もあります。

こういう時は、場面の性格によっていくつかのパターンがあります。そんな英語の「念押しフレーズ」をまとめてみました。

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1. 必ず(くれぐれも)〜して

(1)make sure / be sure

まず、最初に出てきた「くれぐれも〜」にあたるのは「確実に」「必ず」という気持ちが一番近いので、sureが使えるかな?と思った方は正解!make sureを中心に言うことができます。

make sure to
必ず〜する(〜は「to + 動詞」)
make sure that
必ず〜する(〜は「文」の形)

make sureは「必ず〜する」という意味の代表的な言い方です。後に「to + 動詞」(不定詞)を続けるのが話し言葉では一般的ですが、「that + 主語 + 動詞」の形でいうこともできます。なお、thatは省略可能なので話し言葉では入らないことがしばしばあります。

Make sure to call me when you come home.
家についたら必ず電話してください。

「決して〜ないように」の場合はmake sure not to〜と、否定のnotをtoの前に置きます

Please make sure not to touch the picture.
その絵に決して触れないようにお願いします。

次は、念を押したい内容をthat節で言うパターンです。

Make sure (that) all the windows are shut when you leave here.
ここを出るときには必ず窓を全部閉めるようにしてください。
Please make sure that small children will not swallow it by accident.
幼児が誤って飲み込まないようにくれぐれもご注意下さい。

make の代わりにbeを使うこともできます。これも「be sure to + 動詞」、「be sure that + 主語 + 動詞」と、2通りの構文で使えます。

Be sure to wash the apple before you eat it.
そのりんごを食べる前に必ず洗いなさい。
Be sure (that) an application is filled out completely and filed with the office.
必ず必要事項に全てご記入の上、当事務所にお申し込みください。

(2 – 応用)確信している

sureは「きっと〜です」「〜と確信しています」「〜は確かだと思う」の時も定番です。

I'm sure there'll be no problem with your essay.
君の論文には何の問題もないと確信しているよ。

He’s sure to come.
He will surely come.
He’ll come for sure.

この3つはどれも「彼はきっと来る。(来るに違いない。)」になります。

(3)careを使う

「くれぐれも」というのは「よく気をつけて」という気持ちもありますね。その場合はcare、carefulを使って言うのがちょうどいいでしょう。

Please pay careful attention to the due date of final payment.
最終の支払い期限にはくれぐれもお気を付けください。

pay careful attention to〜は「細心の注意を払う」という意味です。

Please take extra care when you drive.
車の運転にはくれぐれも気を付けてください。

(4)Don’ fail to 〜

fail to〜(〜しない、しそこなう)の否定なので「〜する」。この形で命令文にすると「必ず〜しなさい(してください)」という念押しになります。

Don't fail to send this letter.
この手紙を投函するのを忘れないように。
Don't fail to let me know your new address.
新しい住所を必ず教えてください。

2. 本当に?

相手の言ったことに「本当にそうなの?」と聞き返して確認するのも、念押しの1つの形です。こんな聞き返し方があります。

(1)Is that right?

これは、相手の言っていることをそのままには納得できない、信じられない、「本当にそうなの?」という気持ちを表します。少し強い言い方なので連発するのはよくありませんが、本当に疑わしいと思ったら次のように使いましょう。

The extent of the decline is comparable to what happened in the wake of the so-called Lehman shock.
(商品価格の)下落は、いわゆるリーマンショックの前の状況と似ている。
Is that right?
本当に?

こういう場合は、

Are you sure?
Are you serious?

でもいいです。また、Are you sure〜?と確認したい内容を続ければ、「間違いなく〜ですか?」と念を押す形になります。

Are you sure this airplane is safe?
本当にこの飛行機は安全ですか?

(2)Is it true that〜?

ことの真偽を確かめたい時に、Is it ture that〜?を使います。

Is it true that the movie theater closes at 6 o'clock today?
映画館が今日は6時に閉館になるって本当ですか?

(3)Is it OK?

「それでいいですか?」と軽く尋ねる言い方で、これ以外に「それ(これ)でいいですか?(問題ありませんか?)」という言い方はたくさんあります。

Is it all right?
Is this good?
Will this do?

will doは「役に立つ、目的を果たす」という意味で、これもよく使われます。

また、「相手が」そう思うのかと言うにはDo you think〜で始めればいいです。

Do you think it all right?
これで大丈夫だと思いますか?→どうでしょうか?」

3. 〜だよね?

最後に、疑問文の1つの形ですが、念押しによく使われる形が「付加疑問文」と「否定疑問文」です。

(1)付加疑問文

平叙文のあとに付け加えて「〜でしょう?」「〜ですよね?」と言う形が付加疑問文です。

You know we need to be here before 10, don't you?”
10時までにここに来ないといけないって、知っていますよね?
You love hanging out with me, don't you?
僕と遊ぶのが好きだよね?

(2)否定疑問文

こちらの方が少し技巧的ですが、「〜しないの?」という言い方で「〜するのでしょう?」という気持ちを表すことができます。

Aren't you hungry?
お腹空いてないの?(空いているよね?)
Aren't you coming?
来ないの?(来るよね?)

(3)付加疑問文のように一言付け加える

付加疑問文よりも簡単に、”right”、”OK”などの一言で念を押すこともできます。

You are coming, right?
来るよね?
See you on Monday, OK?
月曜日に会おう。いいね?

どんな時でも、誤解はトラブルのもと。あいまいなことは残さずに、しっかり年を押して確認してください!

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