(出典): https://en.wikipedia.org/wiki/Larry_Ellison
オラクルという会社をご存知でしょうか。
名前くらいは聞いたことがある人もいるかもしれませんが、IT業界で働いてもいない限りは馴染み深くもないところかもしれません。オラクルは、データベースを主に取り扱う民間法人および公的機関にサービスを提供する会社で、マイクロソフトと共に、IT業界を牽引してきた立役者です。
データベースは、名前の通り、情報を整理するものですが、インターネットで調べ物をしたり、SNSを使っていればわかるように、個人の情報や、モノやら何やらの情報をどこかに格納しておく必要があります。そんなときに使えるのが、このオラクルのデータベースというわけです。
そして、このオラクルを全世界で使われるインフラまで伸し上げたのが、ラリーエリソン。今では毎度の世界長者番付で5本の指に入ってくる彼も、幼少期は養子として育てられ、父親の会社が倒産、大学中退など、決して順風満帆とはいえないような人生の幕開けでした。
コンピュータの知識を身につけたエリソンは、厳しい生活を送りながらも、1997年に初めての起業をします。かなり早い段階で、データベースの重要性に気づいたエリソンは、これを構築し、サービスを広めていくことに成功します。その製品オラクルは広義でのIT産業が発展を遂げていくためには必要不可欠な存在となり、彼は世界有数の富豪へと登りつめます。
今や、ハワイ州のラナイ島98%を私有するといった権力をも持ち合わせています。
ビジネスにおける先見性もありながら、エリソンが評価されるのは人を引張ていく、そして誰もが付いて行きたいと思ってしまうようなカリスマ性です。IT業界屈指の革命児ラリーエリソンが、世の中に放った言葉の幾つかを紹介します。
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Being first is more important to me [than earning money]. I have so much money. Whatever money is, it’s just a method of keeping score now. I mean, I certainly don’t need more money. お金を稼ぐよりも、一番になることは何よりも大切だ。確かに、私は大金を手にしているが。お金が何であろうとも、それは単なる今スコアを維持するだけの方法に過ぎないのだ。何が言いたいかというと、確かにより多くのお金なんて必要ないのだ。
お金は生活をしていくためであったり、夢を叶えるためであったり、人によってその価値は様々です。しかし、ラリーエリソンのように使っても使い切れないほど持ってしまうと、お金そのものにまた別の価値観が生まれるのでしょう。
Life’s a journey. It’s a journey about discovering limits. 人生は旅だ。限界をどれだけ発見できるかの旅である。
人生は旅というのはよく聞く文言ではありますが、「a journey about discovering limits」というところに、ラリーエリソンらしさが出ていますね。
You have to believe in what you do in order to get what you want. 欲しいものを得るためにすることを、常に信じ続けなければならない。
ラリーエリソンは成功者として知られていますが、その派手な行動振りからも強い野心家としても印象が強いです。彼のように、欲しいものを最後まで追い続ける精神力が成功には不可欠なのかもしれません。
If you do everything that everyone else does in business, you’re going to lose. The only way to really be ahead, is to ‘be different’. もし、ビジネスにおいて他の人と同じことをしているのであれば、負けてしまうだろう。本当に前へ突き進む唯一ん道は「違った」ことをすることです。
Appleの広告にも「Think Different」とありますが、人々と同じことではなく、曲がったことをやることはとても勇気が要ることでもありますが、それをやり切る以外に成功する方法はないということです。ただ、人と違うことをやるだけでは、もちろんダメではありますが…。
I’m addicted to winning. The more you win, the more you want to win. 私は、勝つことへの中毒があります。勝てば勝つほど、あなたはもっと勝ちたくなるのです。
勝者の言葉はまさに、こういうものなのでしょう。小さな勝利でも重ねれば重ねるほど、勝者の姿勢が形成されていくのでしょう。勝つ癖をつけましょう。
I have had all the disadvantages required for success. 私には成功の条件として、あらゆる不利があってこそである。
不利であればあるほど、追い詰められれば追い詰められるほど、成功に近づくことができるのです。ぬるま湯よりも、厳しい風が当たる方が成功率は反対に上がるのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。成功者、勝者、野心家、とにかくラリーエリソンの言葉には力があり、強さを感じてしまいます。彼の言葉を見習い、より貪欲に目の前のことと向き合ってみるのもいいかもしれませんね。