“Let~”は「~させる」という意味をもつ動詞で、英語を勉強していると誰もがどこかで出会う基本英単語のひとつです。
「学校で習ったなあ」と感じた方も多いはず。
この”Let”、英会話においては色々な使い方ができるのをご存知でしょうか。
今回は”Let”を使った便利フレーズをご紹介していきたいと思います。
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(1) あいづちには”Let me see.”
直訳すると「私に見せて」となります。
相手に何かを見せてほしいときに”Let me see. (見せて。)” と使うことができますが、この他に”Let me see.”はあいづちとしてもつかうことができます。
意味は「うーん。」とか「えっと・・」という意味なので、会話の途中で少し考える時間がほしいときに使うことができます。
[使用例]
“Do you have any recommendation for tomorrow’s lunch?” “Let me see…I know a good Italian restaurant near Tokyo station.” 「明日のランチのお勧めはない?」 「えっと・・東京駅の近くにいいイタリアンレストランがありますよ」
(2) 知りたい時は“me”、知らせたい時は“you”
“Let me know”と“Let you know”というのは聞いたかたも多いのではないでしょうか。
ほとんど同じようなフレーズなうえに、日本語にするとどちらも「知らせる」という意味になり、ごちゃごちゃになりやすい表現ですよね。けれども、それぞれの意味は少し異なります。
“Let me knowは「私に知らせて」、つまり自分に連絡がほしい時に使える表現なのに対し、“Let you know.”は「あなたに知らせる」、つまり自分が相手に連絡したい時に使う表現なのです。
ちゃんと覚えると日常会話でもビジネス会話でもどちらのシーンでも使いやすいフレーズなので、知りたい時は“me”、知らせたい時は“you”と覚えてマスターしちゃいましょう。
[使用例]
“If you have any query, please let me know at any time.” 「ご質問がありましたら、いつでもご連絡ください。」
“I will let you know once I arrive at the station.” 「駅に着いたら連絡するね。」
(3) 親切したいときは“Let me help you.”
日常でも仕事でも困っている人を見かけたら手伝ってあげたいと感じる時ってありますよね。
そんなときには、“Let me help you.”というフレーズを覚えておくと便利です。
“Let me help you.”は直訳すると「あなたを私に助けさせてください。」となり、「手伝わせて」という意味合いになります。
たくさん書類を持った外国人同僚と廊下ですれ違ったら・・“Let me help you.”とスマートに手伝えられたらかっこいいかもしれませんよ。
[使用例]
“I lost my wallet. I am looking for it now.” “Oh..let me help you.” 「財布をなくして探しているの。」 「まあ、手伝わせて。」
まとめ
英語って、簡単な単語だけでも使える表現が結構たくさんあると思いませんか?
難しい単語を覚えることに加えて、「もう知っている!」と思っている単語の使い方について改めて見直してみると、あたらしい発見があるかもしれませんよ。