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パウンドって何?アメリカ人じゃないとわからないアメリカのワード!

私たちが普通に英語だと思っていたり、世界共通だと思っていたりする言葉も、ここアメリカで話すと全く通じない、逆に聞いても意味が分からない、というワードがあります。

今回は、実際に日本ではよく使うけどアメリカ人には通じない言葉とアメリカ人じゃないとわからないアメリカのワードを取り上げてみました。

海外旅行や留学、出張でアメリカに行ったときに困らないようにするためにも、ぜひ覚えておくことをお勧めします!

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◆パウンドって?

よくアメリカの電話アナウンスで、

「Please push the pound button.」
(パウンドボタンを押してください)

と言われます。えっ! 電話にパウンドボタンなんてないよね!? パウンドって、重さの単位のパウンド!?
と思われる方も多く、友人もわからずにそこで切った、と言っていました。

実は、日本で言われる「シャープ」のことなのです。
ただ、厳密にいえばシャープではなく、日本語では「井桁」なのです。
よく見ると、井桁ボタンは横線が水平、縦線が斜めですが、音楽記号のシャープは逆で、横線が斜め右上になっていて、縦線が垂直なのです。これが本当のシャープです。

英語では、パウンドやナンバー、スクエア、イギリス英語の名残でハッシュキーなどともいわれます。

◆米印って?

では、日本の電話の*を、米印と言ったりしますが、米印は※です。
*はアスタリスク(asterisk)、もしくはスター(star)と言います。ただ、日本だとなじみがなく、なぜか米印と言う風に通常言われています。

しかも、電話のアスタリスクをよく見ると、×に横線の独特な形をしていて、*を横に倒した形になっています。
でも、これも名前は一緒。アスタリスクやスターと言います。面白いですね。

◆IkeaとCostco

日本では「イケア」と「コストコ」ですが、アメリカでは全く通じません。
よくこの二つは会話にもでるのですが、アメリカでは「アイキア」と「コスコ」と発音します。
私も初め、まったく通じなくて驚いたワードベスト2,3です。

◆ビニール袋

通じなくて驚いたワードベスト1がこちら、ビニール袋です。
Vinylはヴァイナルと発音することは知っていたので、vinyl bagと言ってみたら「What? 」と言われました。

正解は「plastic bag」、プラスティックバッグと言います。

「Can I have a plastic bag please?」
(ビニール袋をもらえますか?)

◆ナイーブ

以前、ほかの記事も書きましたが、ナイーブは気を付けて使わないといけません。

日本では、例えば「彼はナイーブなのよ。」と言ったら、繊細な人、というイメージを持つと思いますが、英語での意味は「騙されやすい、鈍感な、世間知らずな」と言う意味が強いので、使うときには注意が必要です。

◆テイクアウト

Take outと言うと、「お持ち帰り」という意味が強い日本ですが、英語で使うと、「抜く、取り出す」という意味が強いです。

「I took out a stain for the sweater.」
 (セーターのしみ抜きをしました。)
「Please take it out of the bag.」
 (袋から出してもらえる?)

では、お持ち帰りと言う意味はと言うと、「To go」を使います。
こちらも以前、ほかの記事でもお話ししましたが、必ずと言っていいほど、食べ物を買う場合に店員さんから聞かれるのが

「For here or to go?」
(ここで食べますか、お持ち帰りですか)

お持ち帰りなら「To go please.」と言いましょう。

◆フライドポテト


今でもよく言ってしまうのがフライドポテト。
アメリカでは全く通じません。
正解は「French Fried」(フレンチフライ)です。

また、よくアメリカのメジャーな食べ物で「Fish and Chips」(フィッシュアンドチップス)というのがあります。
私も大好きなのですが、Chipsと言えば日本ではポテトチップスを思い出しますが、ここでいうChipsはフレンチフライのこと。

白身魚のフライとフレンチフライ、どちらも揚げたてサクサクでとっても美味しいので、アメリカに来た際にはぜひ食べていただきたい一品です!

「Can I have a fish and chips please?」
(フィッシュアンドチップスをいただけますか?)

◆逆に意外と通じるワード

先日びっくりしたのが、紫蘇。アメリカ人の友人にどう説明しようかと、「紫蘇は・・・」と日本語で言ったら、
「Oh! I know Shiso! 」(紫蘇って知ってるわ!)と言われました。

ShisoもSushiやSakura同様、日本の文化の一部として英語化されていたのですね。
もちろん、相撲(Sumo)、寿司(Sushi)、すきやき(Sukiyaki)など日本文化を代表する言葉はアメリカ人にも通じます。

もしかすると、通じるかも? と日本語で言ってみると、意外と通じてしまうかもしれませんよ!

◆思っている以上に日本語英語がたくさん!

通じるワード、通じないワード含めて、日本語英語ってとてもたくさんあるのだと思います。
英語だと思って言ってみると、意味が全く通じなかったり、発音も全く違ったり。
アメリカで暮らしてみると本当にそれを感じます。

でも、わかったのが、使ってみて通じなかったりしたときに、調べて、確認して、実際に話してみて、通じた時にやっときちんと覚える、と言うことです。
間違いを恐れずにたくさん話すことが、英語を話せるようになる第一歩だと自分の経験で思いました。

留学やビジネスでアメリカに来た際にはぜひ参考にしてくださるとうれしいです!

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