2020年東京オリンピックに向けて、賛否が論議されている問題の一つに『カジノ開設するかどうか』があります。
一般的に、日本では依存症となることの対策から、ギャンブルは法律的に禁止されています。しかし、その経済効果は凄まじく、ラスベガスで約6000億円、マカオで2兆3500億円という規模を見せています。
カジノは、大金がいとも簡単に行ったり来たりを繰り返す為、ハマってしまうと大変なことになってしまいますが。もしも、カジノのある街に訪れたなら、一度の人生で経験してみるのも面白いかもしれません。
もちろん、カジノに行くなら勝ちたいですよね。絶対に勝てるという方法はもちろんありませんが、ルールを知っているのと知っていないのでは全然違います。
今回紹介するルール一覧さえ読めば、たいていのカジノゲームが楽しめます。
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◼︎ ルーレット
「Queens of Casino(カジノの女王)」とも呼ばれる、ギャンブルの王道的な存在として君臨しているルーレット。この所以は、誰でも簡単にルールを理解できて、すぐにでも勝負することができるところにあります。
勝ち負けの基準は、「ディーラーがルーレットに投げ入れるボールを数字や色をどれだけ近いところまで予測できるか」です。
選べる数字は、0,00,1~36のそれぞれ38箇所。見事、落ちる数字がヒットすれば賭け金の配当38倍を得ることができます。とはいえ、そんな0か38倍だけではなく、隣り合う数字、赤か黒か、チップを数字が数えられた盤面に置くことができ、勝てばその確率に見合った配当を得ることができます。
◼︎ 大小(シックボー)
大小は、ルーレットの次に、初心者に人気があるゲームです。
ルーレットと同じく、ディーラーやプレイヤー同士での駆け引きがなく、3つのサイコロの出目を予想する勝負。もし、予想した出目と、実際に出たものが一致していれば、勝ちとなるものです。
まずは、ディーラーがサイコロを振るところから始まります。
大抵これは、容器に入っており、機械によって振られているような場合が多いです。次に、サイコロが振られると、プレーヤーが予想をし、賭けを行います。
それぞれの賭けが終えると、サイコロが入った容器がオープンし、結果が分かります。ここで、勝てば配当が与えられ、外れればチップ没収となります。
◼︎ ブラックジャック
オーソドックスなカードゲームとして人気を集めるのはブラックジャック。
勝負相手はディーラーです。絵札はすべて10とカウントされ、残りは記号通りの扱いとなります。
手札の数を足して、21を目指します。ただし、ここで21を超えてしまった瞬間に負けてしまいます。どのように数を目指していくかの手順は決まっています。
まず、プレイヤー全員がお金を賭けます。
ベットが終わると、ディーラーを含め、プレイヤー全員に2枚のトランプが配られます。この時ディーラーのカードのうち、1枚が伏せられています。
そこから、プレイヤーはディーラーの手札を予想しながら、ヒット(手札を増やす)、ステイ(手札そのまま)を選択して、自分の手(ハンド)を作ります。
プレイヤー全員が納得いく手札になれば、ディーラーのターンとなり、17以上になるまでヒットし続けます。
最終的に、これでディーラーがバストするか、プレイヤーより21に遠い数字で終わると、勝ちとなります。
また、最初にエースとジャックが出ればブラックジャックとなり賭け金の1.5倍をもらえます。
◼︎ バカラ
バカラは奥が深いということも言われ、昔からのファンが絶ちません。
カジノの帝国であり、また発祥地でもあるマカオでは、ほとんどのゲームがこのバカラと言っても過言ではありません。バカラは、ディーラー対プレイヤーでもなければ、プレイヤー同士の勝負でもありません。
BANKERとPLAYERという架空の人物を見立て、これを戦わせ、「どちらが勝つのか」に賭けるのです。
勝敗の基準は「カード合計下一桁が9を超えない範囲で9に近い方が勝ち」です。
この数字勝負をPLAYERとBANKERで競わせます。ただ、少しPLAYERかBAKNERでカードを引くルールが異なり、ややBANKERが有利となるため、BANKERで勝つと勝利金の5%を徴収されてしまいます。
◼︎ クラップス
大小と同じくプレーヤーがサイコロの出目に賭けるゲーム。
ゲームには2つのサイコロを用い、これをシューターが投げます。サイコロの数の合計が7か11になると、自動的に勝ちとなります。(ナチュラルウィン)また、2、3、12が出てしまうとその時点で負けとなってしまいます。
他の4、5、6、8、9、10が出ると、それがポイントと呼ばれ、これ以降のゲームでポイントが出現すると勝ち、その代わり、7が出ると負けに変わってしまいます。
賭け方に種類があり、通常通りに賭けるパスラインベットと、その逆に賭けるドントラインベットがあります。また、ポイントが決まった後に賭けをするオッズベットというものがあります。
◼︎ テキサスポールデム
個人的には最も大好きなゲームの1つです。
ポーカーの種類で、プレイヤー同士が配られる手札で勝負します。手元に配られる札は2枚だけ。
これを盤面に出ているカードのうち、合わせて5枚を選んでルールに基づき、強いカードが勝利となります。盤面のカードはベットするターンごとに増えていき、最大5枚となります。
色や数字の組み合わせで、手札の強さが決定します。
プレイヤー同士の心理戦は醍醐味となり、手札が弱いのにハッタリをかましたり、強いのに畏まったりと、人によって戦い方が異なるのが面白いところです。
カジノはハマってしまうと大変なことになりますが。せっかく、カジノのある街にやってきたのなら、トライしてみるのはおすすめします。
また、プレイヤー同士のゲームで、そこから仲良くなっていくようなケースもあるので、まさに娯楽として捉え、楽しむ分だけ楽しんでみましょう。