実践的な英語といえば、実際に英語で誰かと喋ってみるのが一番です。
全く慣れていない状態では、深い話まで発展することはほとんどありません。
しかし、必ずしも、相手が自分の英語力に合わせて話してくれるとは限りません。
そんな時には、相手の言っていることが分からなくても、相槌を打つ必要があります。
分からないといって、なんの反応もせず居る状態では、相手にまったく失礼な態度を取ってしまうことになってしまいます。
だからといって、適当な返事をしているのも失礼なものとなってしまいます。
筆者は日々、アメリカでインタビュアーとして様々なスタートアップの創業者と向かって、取材を行っています。
専門的な用語が使われ、ただでさえ相手の言っている内容を聞き取ることに必死なのにも関わらず、おまけにこれに呼応する質問をしなくちゃいけないのは、なかなか至難の業となっています。
そんな時に使えるのは、相槌です。
今回は、状況に合わせて使い分けることができる相槌表現を紹介したいと思います。
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◼︎ 頷くとき
Yeah | うん |
Right | その通りだ |
I see | なるほど |
Exactly | たしかに |
Uh-huh | うんうん |
相手が話をしている時に使うのが、こちらのフレーズ。
日本語での会話と同じで、あまりに連発しすぎていると相手に不快感を与えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
適度な頻度で、自分が理解した時に使うのが良いでしょう。
◼︎ 驚いたとき
Ready? | 本当に? |
Is that right? | そうなの? |
Is that true? | 本当なの? |
No way! | まさか |
You must be kidding? | 冗談でしょ |
いずれも驚いた時に使うフレーズではありますが、全てが同じ場合に使うというわけではありません。
「You must be kidding?」などは、相手が信じられないような事実を告げた時に反応するものです。
これらのフレーズは基本的に、数字や言葉で強調する言葉に反応する時に使います。
◼︎ 良くないことを聞いたとき
Oh my god | そんな… |
That’s too bad | 残念だね… |
That’s my goddess | そんなバカな… |
I’m sorry | 良くないね… |
That’s terrible | お気の毒だね… |
不幸なニュースに応答する時に使えるのは、これらのフレーズです。
主に、terribeやbadなどの酷いことを表現する言葉を用います。
心を込めていう場合には、同情する意味合いも持つ「I’m sorry」がいいでしょう。
また、「Oh my god」は驚きの表現としても使えます。
◼︎ 同意するとき
Sure | もちろん |
Okay | そうだね |
Yes | はい |
I know | 分かってるよ |
Great | いいね |
頷く時に使えるフレーズと似ており、代替が効きます。
主に、こちらで紹介しているフレーズは、相手に同意を求められた時の呼応として使うのを想定しています。「I know」の反対で、「you know」は相手が話している時に、えっと、と同じような意味合いで使うことがあります。
繰り返すとき
相手がした発言をそのまま繰り返すだけで、様々な場面で使うことができるのです。
この相槌をした時に、相手は「Yes」か「No」で答える必要が出てきます。
ちょっとした、合間をあける際にも使うことができます。
◼︎ 話を変えるとき
By the way(文脈だとBTWと略すことも) | ところで |
Incidently | ところで |
Also | それから |
And now | さて |
Anyway | そういえば |
会話の内容をまとめたり、前の話題に戻ったり、あるいは新しい話を展開する時には、こうした使い回しをするのがベストです。
「By the way」が一般的ではありますが、「Anyway」などの方がスラングに近く、関係が近い相手に使うことが多いです。
◼︎ 聞き直すとき
Sorry? | すみません |
Pardon? | えっと |
What? | なに |
Say that again | もう一回言ってください |
Excuse me? | すみません |
相槌のカテゴリーからは少し離れるかもしれませんが、どうしても最初は相手の話が早すぎて聞き取れないことは多々あるかと思います。
その時はやはり、適当な相槌よりも、聞き直すことが大事です。こうした積み重ねが、英語力の向上の一助にもなることでしょう。
いかがでしたでしょうか。こうした相槌をどこか頭にいれて置くだけで、パッと機転を効かせて出すことができるといいですね。
何事も、英語は実戦からですね。勇気を出して、話してみましょう。