日本での生活において「英語ができる」ことはステータスと成りうるのか? 気になったので実際、日常的に英語が使える人を対象にアンケートを行い、「周りと比べて優越感を得ているか」、また「どんな時に優越感を得るのか」を聞いてみました。
■英語ができる人ってカッコイイ!
みなさん、街で外国人に道を聞かれてパニックになった経験はありますか?
私はそれこそ、数え切れないほどあります。
ジェスチャーを交えた「デタラメ英会話」で乗り切ろうとするのですが、ちゃんと伝わるのか本当に不安で、無力な自分がすごく情けない…
そんな時、「英語ができる人って良いなぁ…」って羨ましく思ったりしませんか?
他にも、翻訳・字幕なしで外国の映画を観たり、英語で書かれた論文だってニュースだって読めてしまえる。
英語ができない身からすると、英語ができる人は「ワンランク上の存在」で、憧れちゃうんですよね。
「もしも英語ができたら…」 なんて妄想をしたこともあります。
ところで、実際に英語できる人はどうなんでしょうか?
周りの「英語できない人」と比較して、優越感に浸ったりしないのかな?
気になったので、アンケートでズバリ聞いてみました。
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■実際、日常英会話ができる人は優越感に浸ってるのか?
さて、日常英会話ができる人は実際、どれくらい優越感に浸っているのでしょうか。
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
【日常英会話ができることでの優越感はありますか?】
<結果>
ある 35.8%
ない 44.2%
「優越感を感じる」と答えた方は3割強・・・あれ? 意外と少なくありませんか!?
ま〜ったく英語ができない私からすると、「みんな、もっと優越感、感じていいよ!?」と驚く場面なのですが、実際には3分の2程度の割合で優越感を感じていない人がいます。
う〜ん。
ちなみに、もう少し詳しい事情を聞くため、なぜ優越感を感じないのか聞いたところ
「英語を使う機会が無い」(40歳/男性/その他/奈良県)
「特に役に立ったことがない」(27歳/女性/その他/神奈川県)
「今時、当たり前だと思う」(28歳/女性/研究・開発/徳島県)
という答えが返ってきました。
日本に住んでいると、なかなか優越感に浸れる場面に遭遇しないのかも知れませんね。
また、日本人特有の謙虚な性格もあり、英語ができるということをそこまで自慢する人が少ないのかも知れません。
■優越感のある人は、どんな場面でそれを感じる?
全体的には少数派となった、英語ができるということで優越感を感じている人々。
実際にどんな場面で感じているのかを聞くと
「外国人に道を聞かれた時」(23歳/男性/学生・フリーター/北海道)
「海外で言葉が通じず、困っている人を助けられた時」(67歳/男性/その他/東京都)
「英語の商談をうまくまとめた時」(31歳/男性/研究・開発/秋田県)
「子供に英語を教える時」(55歳/男性/その他/岩手県)
「友達グループで海外旅行に行って、自分だけ喋れた時」(45歳/男性/その他/石川県)
「仕事で通訳を頼まれたとき」(52歳/男性/総務・人事・事務/愛知県)
などなど、やっぱり羨ましい〜というエピソードが並びました。
特に、「外国に行った時に自分が活躍できる」というシーンは良いですね。本当にカッコイイし、憧れる!
また、英語ができることで人助けができるという点も、優越感を感じる大きなポイントになりそうです。
■結論:そんなに優越感には浸ってない
というわけで、アンケートの結果を見る限りでは、「英語ができる」という事をステータスにしている人は案外、少ないようです。
まぁ、「英語ができなくてカッコ悪い」という場面にはこれからも遭遇すると思うので、優越感に浸れないまでも、「英語はできないよりはできた方が絶対的に良い」というのは間違いありません。
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【調査概要】
方法:インターネット調査
調査期間:2016年2月16日~2016年2月23日
対象:全国の日常レベルの英会話が出来る人 計218名
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