初対面の人が集まる場や会議の前に行われる「アイスブレイキング」というのをご存知でしょうか。
アイスブレイキングでは、参加者の緊張をほぐして和やかな雰囲気を作るために、自己紹介や簡単なゲームをします。
ちょっとした世間話、いわゆる「スモールトーク」もこのアイスブレイキングの手段のひとつ。
大切な商談などの前にスモールトークを加えることで、和やかな雰囲気の中大切な話を進めることができます。
今回はスモールトークに使えるフレーズについて、おすすめの話題とともに紹介していきたいと思います。
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(1)天気や食べ物のはなし
天気や食べ物、交通状況の話題は万国共通、相手を選ばす話せる話題なのでスモールトークにもってこいです。
出張で海外にいるならば、日本と現地の天気の違いについて話してみたりするのもいいですし、海外から日本に来た出張者に対して、相手の国のことや日本の感想について聞いてみるのもいいですね。
■“When I arrived at the airport last night, I was surprised it was heavy rain. Is this common in Thailand?” (昨夜空港に着いた時、豪雨で驚きました。これはタイでは普通ですか?)
■“ I have heard the colors of railroad crossing in England are red and white. Is this true? ” (イギリスの踏切の色は赤と白だと聞いたことがありますが、本当ですか?)
「これって普通?」、「これって本当?」という意味の“Is this common?”や“Is this true?”はこのような話をするときに非常に便利です。
「〜と聞いたことがある」という表現は英会話に限らず、話題を切り出すのに便利なフレーズですよね。英語の場合は“I have heard”と言います。
(2)時事ネタや業界ネタ
今ニュースに話題になっている時事ネタ、あなたや相手の働いている業界の話は相手の興味を引きやすいし、本題にも自然な流れで入ることができますよね。
■“I saw the highest building in the world is under construction on TV.” (テレビで世界一高いビルが建設中と見ましたよ。)
「テレビをみる」といえば“watched”ですが、会話では“saw(seeの過去形)”を使って話すこともできます。
■“The paper reports that ABC company applied for a patent for new medicine.” (新聞で、ABCカンパニーが新薬勅許を申請したと読みました。)
新聞の話題を持ち出したいときには“The paper reports 〜”を使うと、簡単で比較的カジュアルに話を話すことができます。
このほか、「新聞(テレビ)によると」といった意味合いで“According to the newspaper (TV),”という言い方もありますが会話では少し堅苦しいかもしれません。
(3)相手のことを聞いてみる
何度か会ったことのある相手であれば、少しプライベートのことを聞いてみるのも打ち解けるいい話題となります。相手と会うタイミングが休みあけ、休み前であればちょうどいい話題になるのではないでしょうか。
■“Have you already taken summer vacation?” (夏休みはとられましたか?)
■“How did you spend Christmas?” (クリスマスはどう過ごされたのですか?)
「どう過ごされましたか?」と尋ねる場合には“How did XX spend〜?”を使います。
■“How is your business?” (お仕事はどうですか?)
仕事やプライペードへ深く踏み込まなくても「お仕事どうですか?忙しいですか?」といった質問で会話をスタートするのも自然な流れでいいではないでしょうか。
(4)まとめ
今回ご紹介した内容に関わらずスモールトークの話題はたくさんあります。
ただ外国の方とお話しする際は、その国やその方の歴史や宗教に配慮した内容の方がいいかもしれません。
スモールトークを加えて和やかな雰囲気の中商談を始めることができれば、人間関係も仕事も両方うまくいくかもしれません。是非一度取り入れてみてくださいね!