絵本の読み聞かせは、子どもの心の成長にも役立ち、親子の大切なふれあいタイムにもなります。
まだ、読み書きのできない乳幼児期から、きれいな色や絵の愛情あふれる絵本をたくさん読んであげたいですよね。
小さい時から親しんだ大好きな絵本は、読み書きを勉強する時期に差し掛かった時、驚くほど自然に子どもの学習意欲を駆り立ててくれます。
今日は、そんな英語の絵本をご紹介したいと思います。
<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°
■Eric Carle(エリック・カール)さんの絵本
英語の絵本といえばエリック・カールさん。
アメリカの絵本作家で、躍動感ある生き物たちを鮮やかな多色使いで表現される世界は独特です。彼の絵本は39か国に翻訳されて、世界中で読まれています。
乳幼児のお子様向けにお勧めの3冊を紹介しますが、購入される時にはページが厚くて角がない小型のタイプのものが、より安全で持ち歩きにも便利だと思います。
The Very Hungry Caterpillar (はらぺこあおむし)
生まれたばかりのお腹をすかせたアオムシくんは、月曜日から毎日色々なものを食べ続け、土曜日には10種類の食べ物を一気食いし、ついにはさなぎになって美しい蝶に変身します。
穴の開いた仕掛けが、子ども達に大人気のベストセラー絵本です。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (くまさん くまさん なにみてるの?)
クマ→トリ→アヒル→ウマ→カエル→ネコ→イヌ→ヒツジ→キンギョ…と、次々に登場するカラフルな動物たちが、“What do you see?”という問いかけで、つながっていきます。
From Head to Toe (できるかな?あたまからつまさきまで)
ペンギン、キリン、バッファロー、サル、アザラシ、ゴリラ、ネコ、ワニ、ラクダ、ロバ、ゾウなどの動物たちが様々な動作をしてみせて、“Can you do it?”と問いかけます。実際に真似っこをしながら体を動かして“I can do it.”とやってみると楽しいです。
■Lucy Cousins(ルーシー・カズンズ)さんの絵本
イギリスの絵本作家、ルーシー・カズンズさんの絵本は、カラフルで輪郭がはっきりした絵と一体化した手書き風の文字が特徴的です。
日本語版でも、その英語の文章がそのまま入っているので、英語の絵本という敷居の高さを感じることなく読んであげられます。
幼児から小学生にもお勧めのものを紹介します。
Maisy Mouse (メイシーちゃん)シリーズ
ネズミの女の子メイシーちゃんとその仲間たちが登場して、季節のイベントやテーマ毎のストーリーで描かれています。海外の文化や日常的な会話を自然に学習することができます。
Hooray for fish!
色々な大きさや形や特徴の魚たちが出てきます。
オノマトペ(擬態語や擬声語)的な表現で、楽しくイメージを広げていくことができるので、大人にも新鮮な英語絵本です。
■英語絵本を読んであげる時の注意
せっかく英語の絵本を読んであげるのに、カタカナ発音では残念です。
英語の発音に自信のない方は、CD付きの絵本から初めて見るといいでしょう。
CDをかけながら、絵本を一緒に見ることを繰り返し、ママもこっそり英語の発音を練習してください。
乳幼児の子どもは、耳で音を聴いて自然に言葉を覚えていきます。字が読めるようになってくると、ママがびっくりするほど上手に、大好きな英語の絵本を読み始めますよ!
そして、気づかないうちにきっと、ママ自身の英語の発音も上達していることでしょう!
■まとめ
子どもの絵本の読み聞かせに、是非、英語の絵本を取り入れてみてください。
アメリカの絵本作家のエリック・カールさんの作品や、イギリスの絵本作家のルーシー・カズンズさんの絵本は、とてもお勧めです。
英語で絵本を読むのに自信がないかたは、CD付きの絵本からスタートしてみてください。 子どもと一緒に英語を聴きながら、自然に英会話や外国文化を学習することができますよ!