飽きずに楽しく覚えるには?ことわざから英語表現を学ぼう!②

勉強法
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英語の勉強を継続してやるには、楽しく学ぶ姿勢が大切です。

今回も、英語に親しみを覚えられ、楽しく学べる「ことわざの英語表現」についてご紹介します。

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■ことわざから文法を学ぼう

早速、次の3つのことわざの意味を考えてみてください。

1.When in Rome, do as the Romans do.

2.The grass is always greener on the other side of the hill.

3.Fact is stranger than fiction.

いかがでしょう。

1.“When in Rome, do as the Romans do.”は有名ですね。

直訳すると、「ローマにいるときは、ローマ人がするようにしろ」という意味です。

つまり、「郷に入っては郷に従え」のことです。

“When”は「~のとき」、 “as”は色々な意味がありますがここでは「~する(同じ)やり方で」の意味で使われます。

“Do as I do.”で「私がするようにして」と言うことができます。

2.“The grass is always greener on the other side of the hill.”は、主語が “The grass(芝)”で、 “greener”は 形容詞“green(緑の)”の比較級で「より緑の(青々とした)」という意味です。

直訳すると、「向こう側の丘の芝は、いつもこちらより青い」。

つまり、「隣の芝生は青い」のことですね。

比較級を作るには、この文のように形容詞+erをつけるか、more+形容詞とする形をとります。

ちなみに2音節までのものは語尾にer、3音節以上(difficultなど)のものにはmoreをつけることが多いです。

3.“Fact is stranger than fiction.”はわかりやすいかもしれません。

“Fact(事実、現実)”が主語で、 “stranger”が形容詞 “strange(奇妙な、変な)”の比較級、 “than”は「~よりも」という前置詞、 “fiction”は「フィクション、小説」の意味になります。

日本語でいう「事実は小説よりも奇なり」のことですね。

“比較級の形容詞 than ○○”で、「○○よりも~だ」という意味の文を作ることができます。

例えば、“I am stronger than him(私は彼よりも強い).”などと言うことができます。

■その他のことわざ

今度は次の日本語のことわざを読んで、英語でどう言うのかを考えてみてください。

1.良薬は口に苦し

2.百聞は一見に如かず

3.一石二鳥

いかがでしょうか。

難しいと思った方が多いかもしれません。

答えをみるとわかりますが、実は思いのほかシンプルな表現になっているのです。

1.Good medicine tastes bitter.(良薬は口に苦し)

「良薬」はそのまま “Good medicine”で、動詞が “taste(~な味がする)”、「苦し」が “bitter”となっています。

2.Seeing is believing(百聞は一見に如かず)

直訳すると、「見ることは信じること」となります。

とてもシンプルですね。

3.Kill two birds with one stone. (一石二鳥)

“Kill”が殺す、 “with one stone”で「ひとつの石で」という意味になります。

“with”はここでは「~を使って」という意味の前置詞になっています。

例えば、“cut a cake with a knife”で「ナイフでケーキを切る」という意味になります。

「一石二鳥」は四字熟語なので東洋発祥かと思いがちですが、もともと西洋のことわざだったようです。

■まとめ

ことわざで英語を覚えるときには、単語だけでなくその文法に着目してみることも大事です。

そして、実際にその文法を使った文を自分で作ってみると効果的でしょう。

また、そのことわざがどの国の発祥なのかを調べてみると、文化的な背景が見えてきて勉強が面白くなるかもしれません。

みなさんもぜひ、ことわざで英語を勉強してみてくださいね。

<今回ご紹介した内容を要約すると>

・英語のことわざで文法を学ぼう

・学んだ文法で自作の文をつくってみることが大事

・ことわざの発祥地を調べてみると勉強が楽しくなる

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