英語の実力を知るためのテストと言えば、日本では英検と、TOIECやTOEFLあたりを思い浮かべます。
IELTSも、英語力の指標となるテストの一つなのですが、意外にご存じない方もいらっしゃるようです。
今日は、イギリスやオーストラリアへの留学を検討されている方には、必須のIELTSについて、分かりやすくご紹介したいと思います。
USAドル高傾向の今、海外留学のためのご参考になさってください!
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■IELTSとは?
IELTSとは、International English Language Testing Systemの頭文字をとった言葉で、アイエルツと呼ばれています。
国を超えて、高度な教育を受けるための英語力や、主にイギリスやオーストラリアなどへの移民の準備目的のために、世界中で、年間200万人以上が受験する英語力テストの一つです。
IELTSには、Academic(アカデミック)とGeneral Training(ジェネラル)の二種類があり、進学の場合にはAcademicのポイントが必要になります。
Reading(読解)、Writing(作文)、Listening(聞く)、Speaking(話す)の4つの実践的なSkills(スキル)に分かれたテストの点数と、Overall(総合平均)の点数で評価されます。
例えば、入学したい大学や働きたい会社、また海外の永住権を取得する場合など、求められる種類の必要ポイントに合わせて、学習を進めるとよいでしょう。
IELTSは、世界中で9000を超える教育機関や組織が導入しているテストなのです。
■イギリスやオーストラリアに留学するならIELTS
海外留学先が、アメリカやカナダの場合は、TOEFLというテストの点数が重要視されますが、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドへの留学の場合には、出願時にIELTSの点数が必要になります。
テストの評価は0~9までの0.5刻みの点数で表されます。
専門学校や大学に進学する場合には、学部にもよりますが、6.0(Competent user)~7.0(Good userレベル)以上のポイントが必要です。
正直、9.0というポイントは、ネイティブでも難しい基準です。
私たちが日本人だからと言って、高校受験や大学受験の国語のテストを受けたとしても、みんなが満点に近い点数を取れるなんてありえませんよね(笑)
それと同じです。
私は、2度受験したことがありますが、ます一度受けてみて、自分のReading(読解)、Writing(作文)、Listening(聞く)、Speaking(話す)の英語力のバランスを見て、苦手な部分を効率的に勉強すると良いと思います。
■受験方法
IELTSテストを実施しているのは、British Council(ブリティッシュ カウンシル)です。
ホームページは、
http://takeielts.britishcouncil.org/
日本語のホームページもあります。
https://www.britishcouncil.jp/
IELTSテストは、日本で申し込み、受験することができます。
試験会場は、東京・大阪・横浜・神戸・京都・名古屋・金沢・札幌・仙台・広島・福岡とありますので、お近くの会場のスケジュールを事前に調べて、申し込んでください。
■まとめ
IELTSは、世界中で年間200万人以上が受験するといわれる、ポピュラーな英語力判定テストの一つです。
イギリスやオーストラリア、ニュージーランドへの海外留学を考えている方は、出願時にIELTSの点数が必要です。
IELTSテストは、British Council(ブリティッシュ カウンシル)が実施していて、日本国内の都市で受験が可能です。
米ドル高が続いている今だからこそ、イギリスやオーストラリアへ留学するというのはいかがでしょうか?
その第一歩として、IELTSを受験してみてください!