“Are you a librarian?”
海外に滞在していた当時、街のカフェでよくこんな言葉をかけられました。
仕事と並行してArtについて学んでいた私は、代表的なモネの絵が描かれた表紙の分厚い本をもって、よく街のカフェで時間を費やしていました。
カフェの店員、ときにはたまたま近くに座っていたお客さんなど、「私」という人間にちょっと興味をもった人たち、といったら大げさかもしれませんが、少なからず「人、に興味をもって、その偶然な『出逢い』に『アクション』した人たち」の何人かは、その後お互いの人生に一歩ふみこんで影響を与えてくれる存在となりました。
海外生活や留学は、まさに「出逢いの宝庫」です。その一つひとつの出逢いをどう自分の人生に活かしていくかは、あなた次第!
今回は、実際に私が体験した出逢いをもとに、皆さんが今日から使える英語表現を交えながらご紹介していきます。
筆者は、日本でボランティアとして日本語教師をしていたころ生徒だったメキシコ人セシと出逢いました。
それからに2年後、互いに連絡をとっていた彼女たち、その女性はセシに会いに初めてメキシコへ行くことになります。
飛行機とバスを乗り継ぎ、ある街のバス停で彼女たちは再会します。
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■素直に喜びを表現するフレーズ
|「あなたにまた再会できて本当に嬉しいです。」
を英語にすると、
|I’m so happy to see you again.
|It’s so amazing to have a chance to see you again.
|I couldn’t imagine being able to see you again like this.
何を主張したいか、によって表現は異なりますが、
“I’m so happy(glad, delighted) to _____” (私は~することができて嬉しい、幸せです。)
“It’s so amazing(great, wonderful) to_”(~することは最高なこと、すばらしいことです。)
“I couldn’t imagine being able to__”(~することができるなんて想像もしていなかった【想像もできなかったくらい~することができて嬉しい】)
どれも、誰かに自分の素直な喜びを伝えるときに使える表現です。「素直に喜びを伝える」なんて、実際にどのくらいの人ができているのでしょうか。
出逢ったときにスキンシップで気持ちを表現する文化があまりない日本人にとって、まずは「言葉でしっかり伝える」ところから始めてみましょう。
さて、久しぶりに再会した二人の話に戻ります。
バス停まで迎えに来てくれたセシは、彼女のビビットなオレンジの車に私を乗せて、街では有名なペンキ屋である自宅まで連れて行ってくれました。
素敵なご両親、兄弟、また家にはタイからの留学生ユイがいました。
また、新たな出逢いがあった私はユイに話しかけます。
■相手を褒める表現
|「あなたの(英語とスペイン語)は素晴らしいですね。」
を英語にすると、
|Not to mention,your English and Spanish are perfect, wow, I’m so impressed!
|Your English and Spanish are amazing, you understand me, how is that possible!
|That’s so incredible! You handle both English and Spanish.
初対面で相手の素晴らしいところをみつけて褒める会話
“I’m so impressed!” (とてもいい刺激を(感銘を)うけました!)
“How is that possible!”(そんなことってありえる?【相手の素晴らしいところに感嘆して】)
“That’s so incredible!”(本当にすごい!)
初めて出会った人とのアイスブレーク。
相手から受けた印象、素敵な部分を強調していい意味で大げさに褒めることは、相手にとっての気持ちがいいですよね。
もう少し話を続けます。
セシとユイとのメキシコ滞在からなんと数年後、私はユイとその後もメールで交流を続け、彼女が母国のタイに戻った後、今度はユイに会いにタイへ訪れます。
一つの出逢いからまた一つの出逢いへ紡いでいく楽しさ。私の世界観はますます広がっていきます。
■相手を誘う(自分からアクションする)表現
|「私のところに会いにおいでよ」
を英語にすると、
|You can visit me here in Bangkok or I can come and visit you in the city you’re staying at.
|We can meet while you’re here? I live in Bangkok, I’m free tomorrow evening.
|Now I work in Bangkok so let’s meet for lunch, dinner or coffee or whatever!
相手が気軽に会えるように誘うフレーズ
“You can visit me here in Bangkok”(【相手を主体に】バンコク(の私のところ)においでよ)
“We can meet while you’re here?”(【話し手と相手が主体】あなたが滞在している間に会おうよ)
“Let’s meet for lunch, dinner or coffee or whatever!”(【具体的に誘う】ランチかディナー、コーヒーでもなんでもいい、ぜひ会おう!)
■まとめ
「人生が生まれ変わる英会話」とは、決して大げさなものではなく、小さな心がけから始まります。
初対面の人との会話は、シンプルにアイスブレークから始まり、相手に受け入れてもらった瞬間からスタートします。
相手を素直に好きになって、いいところ探しから始めてみましょう。
前回同様、この話は筆者がモデルです。日本での些細な出逢いが、私を北米からメキシコへ、またその出逢いを繋ぎタイまで友人を訪れることになりました。
こんな出逢いと旅を続けながら今まで16カ国を旅してきた私。
どの出逢いも大切に感謝し、また同時にアクションもおこしてきました。私の人生はまだまだ多くの人との出逢いで日々生まれ変わっています。
皆さんも海外生活や留学を通じ多くの出逢いを重ねることで、ぜひ日々生まれ変わるような体験をしてください!
そして、今以上に素敵な人生を楽しんでくださいね。
もちろん、出逢いに必要な英会話の勉強もお忘れなく!
<この記事を要約すると>
・「感情を素直に表現しよう!~I’m so happy~」・・・黙っていても気持ちは届きません。声にして伝えましょう!
・「相手をとことん褒めよう!~I’m so impressed!~」・・・相手も気がつかなかった一面に気がつけたら◎です!
・「マジックワード:相手にプレッシャーを与えず誘うCAN」