前回、クリスマスについてお話ししましたが、アメリカでの新年の迎え方はどうなのでしょうか?
アメリカのニューイヤーの過ごし方を、英会話を交えてご紹介いたします。
留学やビジネスでアメリカに来た際には、ぜひ参考にしてください!
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■実は盛大なアメリカの大晦日(The last day of the year)
アメリカは、やはりクリスマスが一大イベント的扱いになっているので、ニューイヤーデーはそれほど大きなことはしません。
でも、大晦日のカウントダウンはとても盛大に行います!
ニューヨークのタイムズスクエアでのカウントダウンや、ラスベガスのストリップストリートでのカウントダウンは有名ですね!
主人が昔々、ラスベガスのカウントダウンに参加したことがあるそうですが、それはもう盛大で、お祭り騒ぎだったそう。
年明けした瞬間に、持っていたビールをみんなでかけまくり、ぐちゃぐちゃになるそうです。
私も一度は行ってみたいなぁ、と言ったら、
|「You might be mashed…OK?」
|(きっと潰されちゃうよ、いいの?)
うーん、怖いかも。
■カウントダウンの楽しみ方
クリスマス=家族、という感じで、年齢に関係なくクリスマスは家族と過ごすことの多いアメリカですが、大晦日となると、若い人たちはレストランやライブハウスなどでのパーティで年越しを祝います。
そして、カウントダウンが始まり、日付が変わるとともにキス!
私たちは、家族で集まり、シャンペンを持ってカウントダウンをし、新年になって乾杯!
そして子供たちは寝て、大人だけで朝まで飲みながらポーカーを楽しむ、というのが定番です。
また、各地で花火もあがってとてもきれいです。が、州や市によってあげられないところもあるのです!
実際、私の住む市では、花火は禁止なので、隣町の友人宅まで行って花火をしたりします。
■アメリカのニューイヤーって?
大晦日のカウントダウンで盛り上がり、そしてめいっぱい飲んで遊んだあとの「休息日」…それが、アメリカでのニューイヤーの過ごし方です。
飲んで遊んで、そして昼過ぎに起きる!
一日ぐうたらに過ごして、2日からはシャキッと仕事。
日本のような伝統的なことはあまりなくて、アメリカに来た頃はなんとなくさみしい感じがしましたが、今ではそれが結構楽しかったりもしています。
毎年、のんびり家族で昼くらいからビーチに出かけ、ぼんやり過ごすお正月も良いものです。
■ニューイヤーデーでよく使う英語
日本と同じように、新年の抱負を語ったりします。
|「What is your New Year’s resolution?」
|(あなたの今年の抱負は何ですか?)
|「My goal is to slim down this year.」
|(今年の目標は痩せることです)
|「I’m going to learn something new.」
|(新しいことを学びたいです。)
My goal is to ~ や、I’m going to ~ はよく使われます。
私の来年の抱負は…
|「I’m going to exercise and eat better.」
|(運動してバランスの良い食事をする!)
毎年言っている気もしますが…。
■ニューイヤーデーでよく聞く英語
すれ違った人や、知らない人でも
|「Happy New Year!!」
|(あけましておめでとう!)
は当たり前に言います。
これはスーパーの店員さんにでも、すれ違った知らない人にでも、誰にでもいうのかアメリカ流。
アメリカらしい気がしますね!
|「Have a great year‼」
|(素晴らしい一年を!)
クリスマスと一緒で、宗教に関係なく使われる
|「Happy Holidays‼」
|(よい休暇を!)
もよく使われます。
また、家族でどこかに行く人も多いので、
|「How did you enjoy your vacation?」
|(休暇はいかがでしたか?)
|「I had so much fun!」
|(すっごい楽しみました!)
など、近況報告をしたりもします。
■ニューイヤーで食べるものって?
日本のおせちのようなものはありませんが、ラッキーケーキというのがあります。
ケーキを作る際に、ウォールナッツを一つ入れて、それが当たった人がこの一年ラッキーに過ごせるという、アメリカならではの、遊び心があるケーキですね!
ちなみに、私も一度だけ当たったことがあります!
お正月の朝は、私は日本流におかゆやお雑煮を作ります。
アメリカにもオートミール(oatmeal)というおかゆに似たようなものがあります。
アメリカ人は好んで朝によく食べます。
フルーツをのせたり、シナモンをかけたりと、甘めに食べるのがほとんどですが、オートミール自体には味付けがないので、塩コショウで食べる人も多いです。
■アメリカで大晦日や新年を楽しむために
クリスマスよりも派手ではないイメージがありますが、やはり家族で一年を振り返ったり新年の抱負を語ったりするのは日本と同じようです。
アメリカの場合、ハロウィンに始まり、サンクスギビング、クリスマス、そして大晦日と、パーティが続き、胃を休める日が元旦、というわけですね。
出かけるとしたら、実はクリスマスが終わっても、新年を迎えてしばらくはChristmas Lights(クリスマスイルミネーション)をしているので、年明けに見に行くのもあり!
クリスマス時期より混雑も少ないのでおすすめです!
留学やビジネスで年末年始にアメリカに訪れるチャンスがあれば、特に大晦日は盛大ですので、ぜひアメリカンなニューイヤーを、友人や家族と過ごしてほしいです!