アメリカで生活することはかっこいい事でもなんでもなく、アメリカ人みんながハリウッドに出てくる役者さんみたいにイケメンや美女だけだとお考えなら、今すぐ渡米は諦めたほうがいいかもしれません。
現実は肥満大国堂々の第1位、貧富の差が激しく、移民によって様々な文化が混じり合った国。
それがアメリカです。
今回は、あのパームツリーが並び立つ青いビーチの側で、マンハッタンの摩天楼、あの高層ビルの中で映画のようなかっこいい生活がアメリカでしたい!
そんな考えをお持ちの方の夢を壊してしまうかもしれませんが、アメリカでの生活をお考えの方に対してアドバイスをしてみたいと思います。
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■“自由の国”ならぬ“自己責任の国”アメリカ
この自由の大地では、日本ではあまり考えられない、ドラッグや銃なども簡単に自分の生活へ舞い込んできます。
ですので、留学などでこの国を訪れた場合に、海外にいる開放感から現実感を失っていると、間違った方向へと進んでいくのも簡単です。
自由の国というイメージが強いアメリカは、自由だからなんでもしていいというような夢みたいな国ではありません。
自由であるというのは全て自己責任の下、成り立つもの。
全て自分次第、自己責任なんです。
■英語が話せるようになりたいなら、日本人で固まらない!
アメリカには、日本人もたくさん住んでいます。
都会へ行けば行くほど、日本語だけで生活も出来てしまうほどです。
すると、人間は弱いものなので、やはり慣れている方へとなびいてしまい、同じ国の出身の人たちでどうしても固まってしまいがちになります。
特に家族やなれた地を離れることからくる孤独感から、余計に自分の居場所を探してしまうということもあるでしょう。
そして気づいた時には、周りは日本人しかいなかった!英語が全く話せない!ということは、本当によくあります。
なので、もし英語を習得したいという目的でアメリカに行くなら、そのことを忘れずに日本人同士で固まらないようにしましょう!
■アメリカへの幻想を捨て、具体的な目標を持ってアメリカへ!
また、日本人の方に多いのが“日本ではこうだったのに・・”と母国と比べ、自分の母国の常識でものを図ること。
でも、違う国なのですから、すべてが違って当たり前です。
アメリカでは、日本の常識は通用しません。
他国にいることを忘れないで下さい。
なので、アメリカへ憧れを抱いて渡米された方は、実際のアメリカに完膚なきまでたたきのめされ、悲しい思い出しか持たずに帰国へと追い込まれてしまうことになるかもしれません。
ですから、アメリカで何をしたいか、何の目的でいくのかをしっかりと考え、しっかり持ち、周りに流されない強い意志と信念を備えましょう。
■まとめ
生まれ育った国とは、勝手も何もかも違う文化の中での生活。
誰もがぶち当たる自分の考えを思い通りに伝えられない言葉の壁。
こうした環境では、つらいことの方が多いかもしれません。
しかし、こうした困難を乗り越えたときは何とも言えない達成感があるでしょう。
また違う文化をもった国の人との間に結ばれた強い友情や普段日本では考えられない人との出会いは、かけがえのないものになると思います。
知らない地に暮らすことで、自分の世界は想像を超えて広がります。
大事なのは怠けないこと。
しないのは簡単。諦めるのも簡単です。
でも、諦めてしまったら、何も始まりません。
挫折してもいいと思います。
なので、やり始める前に諦めないで、アメリカに住みたいなら住めばいいと思います。
私にできたのですから、誰でもできます。
だから、夢を諦めないで、頑張ってください。