僕は今年、5週間という短期間ではありましたが、イギリスのオックスフォードへ留学し、大変満足して帰って来ました。
しかし、それでも今思えば無駄な時間を多く過ごしてしまったように思います。
この記事を読んで下さっている人には同じような過ごし方をして欲しくないので、あえて一つ問いかけてみたいと思います。
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■「それ、外国じゃなきゃ出来ないですか?」
いきなりキツめの質問ですみません。
しかし、実際なぜあなたは高いお金を払ってまで外国で英語を学ぼうとしているのでしょう。
外国人に英語を教わることは日本でも出来ます。
あなたは今こんなことをお考えではないでしょうか。
「英語漬けの生活をすれば、英語力が短期で身につくはずだ。」
あながち間違いでは無いと思います。
しかし次の文になるとどうでしょう。
「英語漬けの生活をすれば、(自動的に)英語力が身につくはずだ。」
文章にして読むとそんなことは無いだろうと思いますが、先ほどまで皆さん、大なり小なりそうお考えではなかったですか?
■日本で英語を上達させられない人は留学しても変わらない
そうなんです。
海外に行ったら勝手に英語が上達する訳ではないのです。
海外に行って英語が上達する人は日本にいても上達しますし、日本で英語が伸び悩んでいる人は外国に行ってもあまり変わらないでしょう。
僕も正直、留学しても自分の期待していた程の伸びはありませんでした。
しかし僕はある面でかなりの飛躍をしたと自負しております。
それは、「英語で話す事への自信と、グローバルな視点」です。
■留学は目的でなく手段
僕が留学する前の目標は「イギリス人と話しまくって、ペラペラに話せるようになる」でした。
しかしこれはイギリスについて3日もしないうちに無理だと判りました。
イギリスに行っても、話せるイギリス人って先生しかいなかったんです。
学生は当然全員が英語を母国語としない人達。
なんとも初歩的な盲点でした。
けれどもそんな所でがっくりしている暇もないので友達を作りまくり、会話を質より量にシフトすることに。
あとはレストランやバーに行くたびにオススメのメニューを聞き、店員さんと仲良くなってお喋りをするようにもしていました。
そうすることで「あ、伝わる!」という楽しみを覚え、自信に繋がりました。
何が言いたいかというと、授業を受けるだけじゃ日本にいるのと変わりないということです。
環境を味方につけ、能動的に英語を学び、使っていくことが留学の極意ではないでしょうか。
■まとめ
では、目標を何にするか。
タイトルでは「英語は上達しない」なんて書いてしまいましたが、上にも書いた通り、「能動的に学ばない限り」という話です。
これから留学に行こうと考えている方、ぜひ目標を決めてから臨んでみて下さい。
ゴールではなく、習慣的なものが良いでしょう。
具体的に言うと、「毎日ホストファミリーと1時間は話す」、「週2回は外国人の友達と2人で遊びに行く」等です。
「TOEICで900点取ります!」や「単語1000個覚えます!」等の目標にしてしまうと、進み具合が分かりづらい上に日本でも出来ますからね。(笑)