今回は、留学で最大限英語力を伸ばすために【注意すべき3点】をご紹介したいと思います。
①授業で学んだフレーズはその日のうちに使ってみる
②授業で分からないことがあったらすぐに質問する
③本物の英語に触れて自信をつける
この3点が、僕が留学中に実践して効果があった勉強法です。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
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①授業で学んだフレーズはその日のうちに使ってみる
突然ですが、「エビングハウスの忘却曲線」というものをご存知でしょうか?
これはドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウス博士が発見した法則で、簡単に説明すると、人間は新しいことを学んでから24時間でその74%を忘れてしまう、というものです。
しかしエビングハウス博士は同時に、新しいことを学んでから24時間以内に復習することで、人は脳に記憶を定着させることができるという実験結果も報告しています。
つまり、学んですぐに復習するのが勉強に効果的だ、と科学的に実証されているのです。ではどのように復習すれば、効果的に復習できるのでしょうか。
ここからは僕の体験記になるのですが、僕がやってみて一番良かったと思うのは、授業で教わったイディオムやフレーズを日常で使うという方法です。
授業で学ぶフレーズの中には当然、中高時代に学校で学んだことも含まれていると思います。
しかし、覚えていても使うことに慣れていないと、日常会話ですんなり出て来ません。
なので、覚えているから復習しなくていいや、という姿勢は極力なくし、実際に日常で使うことで、使える英語を一つ一つ着実に増やしていくことをおすすめします。
②授業で分からないことがあったらすぐに質問する
日本の学校で先生に個人的な質問をするなら、授業後に先生を捕まえるか、授業内で先生が生徒に質問があるか聞いたときに行うのが一般的です。
しかし外国の多くの学校の生徒は、授業中にバンバン質問していきます。
このおかげで授業は大幅に脱線することもあります。
ですが、「このテキストにはこう書いてあるけど、僕の国ではこう教えられる。
他の国ではどうなの?」という質問や「この文法がイマイチ分からないので教えて欲しい」など、学生の質問によって授業が深い方向に脱線していくことが多いです。
外国では一般的に、授業は先生が作るのではなく生徒を含めたクラス皆で作っていくものという風潮があります。
あなたが分からないことはクラスの皆が質問したいことかもしれませんし、分からないままにしていると分からないまま忘れてしまうこともあります。
質問が生まれたら、すぐに先生に聞いてみましょう!
③英語を母国語とする人と話す
英語を母国語とする人と話すことと、母国語としない人と話すことで何が違うかというと、会話が成立した時の喜びの大きさが全然違います。
英語を母国語としている人との話が成立すると、自分の発音が通じたと嬉しくなります。
この喜びの大きさがスピーキングの自信に繋がります。
しかし留学において忘れてはならないのは、「学生は全員、英語を母国語としない人である」という点です。
本物の英語に触れるには、先生やホストファミリーと話すか、街に出るしかありません。
ですので、留学中は積極的に街へ出て、レストランやパブの店員さんやお客さんと、友達になるくらいのつもりでたくさんお話することをおすすめします。
僕の経験で一番嬉しかったのは、ピザ屋のおじさんとその場で仲良くなって、ピザを一枚サービスしてくれたことです。
聞き返されずにすんなり会話できましたし、僕の言った冗談にも笑ってくれたし、その日は本当に自信がついた一日でした。
ここまで3つの方法をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
少しでも参考にしていただけたなら幸いです。
ぜひ、有意義な留学生活をお過ごし下さい!