毎年発表されるノーベル賞。日本でも話題になりますが、特に今年は日本人が受賞したことで多くの喜びの声が上がりました。そんなノーベル賞は世界中から大きな関心を集め、多くの方がSNSで意見を出しています。今回はノーベル賞に関するツイートで英語学習しましょう。
ノーベル経済学賞は3人へ!
2019 Economic Sciences Laureate Esther Duflo, born in 1972, is the second woman and the youngest person to be awarded the Prize in Economic Sciences. 2019年ノーベル経済学賞を受賞したエステール・デュフロ氏は1972年生まれで、ノーベル経済学賞を受賞した2人目の女性であり、最も若い受賞者でもあります。
【単語解説】
・economic – 経済の
・science – 科学
・born – 生まれる
・be awarded – 受賞する
・laureate – 受賞者
2019年ノーベル経済学賞を受賞したのは、エステール・デュフロ氏、アビジット・バナジー氏、マイケル・クレマー氏の3人です。特に注目を集めているのが、最も若い受賞者となったエステール・デュフロ氏です。
This year’s Laureates have introduced a new approach to obtaining reliable answers about the best ways to fight global poverty. It divides this issue into smaller, more manageable questions – for example, the most effective interventions for improving child health. 今年の受賞者は世界貧困に立ち向かう最善で確かな新しい方法を紹介しました。それはこの貧困問題を小さく分けて、さらに扱いやすくしたのです。例えば、子どもの健康を向上させるために最適な配分方法など。
【単語解説】
・introduce – 紹介する
・approach – アプローチ、方法
・obtain – 獲得する
・reliable – 確かな、信頼できる
・global poverty – 世界貧困
・divide – 分ける
・issue – 問題
彼らは、漠然と支援や食料配布をするのではなく、本当に支援が必要な人々に的を絞ることで、全体の質が上がることを発表したのです。少し難しいですが、ツイートについている画像を見ると、なんとなく概要が分かるはずです。簡単に言えば、これまで平等にあった支援から必要な人への支援を厚くすることで、全体の質を高めるということ。
日本人もノーベル賞受賞!
“Curiosity was the main driving force for me.” The developer of the first commercially viable lithium-ion battery, Akira Yoshino, has become the 27th Japanese Nobel Laureate. Yoshino shared the 2019 #NobelPrize in Chemistry "for the development of lithium-ion batteries." 「好奇心が私の主な原動力です」 初となるリチウムイオンバッテリーを開発した吉野彰氏は、日本人27人目となる受賞者になりました。吉野氏はリチウムイオンバッテリーを開発した功績により、2019年ノーベル化学賞を贈られました。
【単語解説】
・curiosity – 好奇心
・driving force – 原動力
・developer – 開発者
・commercially – 商業的に
・viable – 実行可能な
・chemistry – 化学
日本人からは、リチウムイオン電池を開発した吉野彰氏が受賞しました。リチウムイオン電池は、スマホや新幹線など身近にある様々なものに使われています。さらに性能が良くなれば、石油が必要ない電気自動車など環境にも大きく貢献することを期待されています。
ノーベル賞といえば、やっぱりあれ!
The #NobelPrize in Literature for 2019 is awarded to the Austrian author Peter Handke “for an influential work that with linguistic ingenuity has explored the periphery and the specificity of human experience.” 2019年ノーベル文学賞は、オーストリア出身の作家ペーター・ハントケ氏に贈られました。理由は「言語的な技巧を交えて、人間経験の特異性と外縁を探求して、影響的な作品制作した」ことによって。
【単語解説】
・literature – 文学
・author – 作家
・influential – 影響力のある
・work – 作品
・linguistic – 言語の
・ingenuity – 創意
・explore – 探索する
・periphery – 外縁
2018年度のノーベル文学賞は、オルガ・トカルチュク氏、2019年度はペーター・ハントケ氏に贈られました。ノーベル賞と言えば、文学賞を思い出す人も多いのではないでしょうか。その理由は、やっぱり村上春樹ですよね。
I can't believe it's "Will Haruki Murakami get the Nobel prize?" time of year again 「村上春樹はノーベル賞受賞するのか?」の時期が今年もやってきたなんて信じられない。
毎年風物詩のようにやってくる「村上春樹はノーベル賞をとれるか?」。日本ではおなじみですが、海外ファンも同じように注目しているようですね。
This writer deserves the Nobel since DECADES ago #HarukiMurakami 村上春樹は数十年前からノーベル賞に値するわ。
【単語解説】
・deserve – 値する
・a decade – 10年
まとめ
今回はノーベル賞に関するツイートを見ながら英語学習しました。英語学習もできて、最新のトレンドも分かるなんて一石二鳥ですよね。特に、ノーベル賞の公式ツイッターアカウントは有益な情報ばかり流しています。英語学習にも最適なので、ぜひフォローしてみてください。