2019年8月23日、エルトン・ジョンの半自伝映画『ロケットマン』が公開されています。彼の名曲たちはよく知られていますが、彼の人柄について知っている人は少ないでしょう。そこで今回は、エルトン・ジョン出演回のカープールカラオケで英語学習をします。様々な秘話を披露してくれているため、楽しみながら英語学習できるでしょう。
エルトン・ジョンのカープールカラオケ
名曲Your Song誕生秘話
James Corden(以下J):I mean, when you write a song like that, do you just know the second when it's finished, that's a hit record. あなたがこのような曲(直前に歌ったYour Song)を書いた時、書き終わった瞬間から、これは大ヒットすると確信しますか?
【単語解説】
・hit record – ヒット曲
Elton John(以下E):When I wrote that, it was in 1970. And my parents had an apartment in North London. Benny came to me with the lyric and I took it into the living room. I read it through and went, "God, this is amazing" for an 18 year old boy to write this lyric. Your Songを書いた時は、確か1970年だったかな。ロンドン北部のアパートメントに両親と住んでいたよ。バーニーが歌詞と共に僕のところにやってきて、僕はリビングルームに歌詞を持って行ったんだ。歌詞を読んだら「これは素晴らしい!」となった。18歳の少年が書いた歌詞としては素晴らしかったんだよ。
【単語解説】
・parents – 両親
・lyric – 歌詞
And I played it to him, and when I finished playing, I think we both realized this was a huge step forward in our songwriting. それで僕はバーニーに向かって曲を弾いたんだ。弾き終わった時、僕たちは2人の作詞作曲に向けて大きな一歩を踏み出したと気づいたと思うよ。
【単語解説】
・play – 楽器を弾く
・realize – 気づく
・huge – 巨大な
・step forward – 前進、一歩踏み出す
songwriting – 作詞作曲
代表曲Your Songの誕生秘話でした。これはエルトン・ジョンの盟友バーニーが書いた歌詞に、エルトンがその場でピアノを弾いて曲をつけて完成したそうです。この誕生シーンは映画で描かれているかもしれません。
エルトン・ジョンのファッションが奇抜な理由
J:I never knew you were such a dancer. あなたがダンサーだとは思いもしませんでした。 E:Arlene said I was the worst dancer she ever worked with. アーリーン(振付師)は、彼女のキャリアで僕は最悪のダンサーだと言ったよ。 J:Is that why you used to go so flamboyant in your dress? だから、あなたは華やかな衣装を着ていたんですか? E:Yes. そうだよ。 J:Because there were, you have had some amazing looks over the years. あなたは数年間に渡って素敵な衣装を着ていましたから。 E:Well, you know, I was never a lead vocalist. Not like Bowie or Jagger. I always played the piano. And I wasn't, you know, a sex symbol. So I had fun with my outfits, and I just went for it. ほら、僕はジャガーやボウイのようにリードボーカルではないでしょ。僕はいつもピアノを弾いていた。僕はセックスシンボルでもなかったんだ。だから、衣装を思う存分楽しむことにしたのさ。
【単語解説】
・flamboyant – 華やかな
・have fun with~ – ~をして楽しむ
・outfit – 衣装
・go for it – (決めたことを)やる、実行する
エルトン・ジョンと言えばきらびやかな衣装ですよね。彼が派手で素敵な衣装にこだわったのは、リードボーカルではないから。ピアノを弾きながら歌いつつ、目立つ方法を考えた結果なのかもしれません。
エルトン・ジョンは携帯電話を持たない!?
J:So much of your life, and I think it has been about sort of excess in that. Even when you go shopping. あなたの人生には、ある種の過剰みたいなものがあると思います。ショッピングに行く時でさえ。 E:I've never been able to have one of everything. 何もかも同じものを複数持つかな。 J:Don't you buy four copies of every record? あなたは自身の曲を全部4枚ずつ買うんですよね? E:I buy usually four copies, one for the house here, one for the house in France, one for the house in England, and one for the place in Atlanta. 通常は4枚ずつだね、1枚はここにある家用に、もう1枚はフランスの家、もう1枚はイギリスの家、そしてアトランタにある家用にね。 J:You know, you can just get an iPhone. iPhoneを買えばいいんですよ。 E:I do not get a phone. 私は携帯電話を持たないんだ。 J:How have you not got a phone? What do you do then? どうして電話を持たないんですか?じゃあ、いつもどうしてるんですか? E:There's somebody around me, there's usually a security person's phone. I do have an iPad. いつも周りに誰かがいて、普段はセキュリティの人間の電話があるかな。でも、iPadは持ってるよ。 J:So right now, I could legitimately kidnap you and you wouldn't be able to call anyone. じゃあ今、合法的に僕はあなたを誘拐できますね。あなたは誰にも電話できないから。 E:I've been wanting you to do that. ずっと君にそうして欲しかったんだよ。
【単語解説】
・usually – 普通は
・sort of – 一種の
・legitimately – 合法的に
・kidnap – 誘拐する
携帯電話を持たないんですね。それも驚きですが、個人的に4か国に家を持っていることの方に驚きました。でも、携帯を持たずにCDを所有しているのは、なんだかエルトン・ジョンのイメージにぴったりです。
まとめ
今回はエルトン・ジョンのカープールカラオケを見ながら、英語学習しました。全ては紹介しきれなかったので、気になる方はぜひ続きを視聴してください。エルトン・ジョンの人柄にも惹かれるはずです。