英語の進化って驚くほど速いです。そりゃそうです、だって英語を使う国はアメリカとイギリスだけではなく、ヨーロッパのほとんどの国で使われていますし、これ以外にも東南アジア、アフリカ、中南米などでも広く使われています。それぞれに違ったアクセント、文法、流行語みたいなものが存在し、それが大陸を渡り、新たな進化を遂げています。
例えば日本で数年前から「ヤバい」という言葉をポジティブな意味合いでの使い方が広まっていますが、そんな感じで英語にもすごく素晴らしいという意味合いで「クレイジー」が使われていますよね。「ヤバい」も「クレイジー」のように根付くべくして根付いた流行語だと思います。しかし日本語はほとんど日本でしか使われませんから、ここまで到達するのにかなりの時間を要しました。
さらに今ではインターネットが普及し、ネットで使われる英語がさらなる進化を遂げています。いわゆるネット語と呼ばれるもので、通常の文法とは違い、極力省略された英語が駆使されているのです。こうなってくると英語の苦手なわれわれ日本人は完璧な英語から距離を離されるばかりです。
もしかするとネットにこそ今の英語の在り方のヒントが隠されているのかもしれません。英語学習をする中で海外のサイトを訪れることは非常に有効ではないでしょうか。