留学する前に日本で出来る英語勉強法

独学
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こんにちは。私は現在海外で生活し、日常の生活において英語を話しております。今回は私が英語を習得するために日本でやっていた勉強法を紹介したいと思います。

まず、私が英語圏での生活を夢見始めたのは、高校2年生の時でした。当時、テレビの音楽紹介番組で紹介されていたイギリスのロックバンドがきっかけで洋楽を聴くようになり、次第に英語圏の文化、生活に憧れを抱くようになっていきました。
しかし、当時の私の学校の英語の成績は悪く、期末テストでも50点そこそこという英語レベルでした。このままでは英語圏で生活どころか留学すらできない。そう思い、英語の勉強に必死に取り組んでみる事にしました。ですが、今まで、大して勉強もしたことのない私は正直何をして良いのかさっぱり分かりませんでした。
そんな時、学校の先生から音読をしてみたらどうか、というアドバイスを受けました。今になって分かることなのですが、この音読という勉強法は英語を第2言語として習得する際にとても効果的なものなのです。
私がやった音読というのは対訳付きの英文テキストの和訳部分を一通り読んで文章の内容をざっくりと暗記します。それほど長い文章ではなくてもOKです。そして次に和訳を照らし合わせて、(暗記している部分はなるべく和訳をみないで)意味を確認しながら、英文の音読をします。その際にやらなければいけないのが、文章を構成している主語、動詞、目的語の間を斜線で区切るという作業です。
例えば、I live in Tokyo.という文章があったとします。この文章を I/live/in Tokyo./というようにするわけです。
なぜこういうことをしたかというと、これは私たちが母国語である日本語を話したり、理解する際に無意識的にやっているこのなのです。
例えば、この文章、ワタシハトウキョウニスンデイマス。
これでは読めない事はないですけれど、一瞬みただけでは非常に難解な暗号のように見えます。
これを、ワタシハ/トウキョウニ/スンデイマス。とするとどうでしょう?前の文章よりも読みやすく、意味を瞬時に理解することができるのではないでしょうか?
これは英語を話したり、聞いたり、読んだりする際にも同じなのです。ですので、英語を勉強し初めの頃はこのように斜線を引いて英語の文の構造を理解しやすくすることが大切なのです。
そして、この文の構造の規則性に名前をつけたものこそ、いわゆる文法といわれるものなのです。ですので、この構造を理解し、何度も音読を繰り返せば、規則性も頭のなかに入ってくるので文法を一生懸命勉強する必要もないです。
さらにたくさんの文章を音読することによって、語彙を増やす事もできますし、英語を自分で発音しそれを聞くことによって、リスニングと発音のトレーニングにもなります。
個人的には、英会話の練習をする前にこの音読をある程度やってみることをお勧めします。なぜなら、英語という言語の本質をある程度理解してから、会話の練習をした方がより一層身につくからです。きちんと聞き取ることができた知らない単語や表現は、赤ちゃんが言葉を覚えるようになんとなく、意味を推測し使えるようになるものであると思います。私も英語圏で留学していた際にそのようにして現地の人との会話を通じてたくさんの言葉を覚えました。
ですので、日本に居る間でまず初めにやる勉強は音読に限ると思います。その次のステップとして海外ドラマをみたり英語のネットラジオを聞いたりということがあるのではないかと思います。

C.R 男 25歳

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