我が家でついついうちの子に使ってしまう英語

体験談
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我が家での公用語は英語と日本語ですが、オーストラリアに住んでいるため、娘にとっては、英語のほうが日常的に使い慣れている言語です。我が家の娘は超マイペースなので(笑)ふと気が付いたら、毎朝毎朝おんっなじことを娘に言っていることに気が付きました(笑)。こんなにも我が家で頻出英語なのなら、もしかしたらマイペースなオージーの方と過ごす方には役立つ英語なのかもしれない・・・と思いますので、今日は、マイペースな我が家の娘についついいつも使っている英語をご紹介しますね♪

Go get your bag!

「バッグ持ってらっしゃい!」
毎朝学校に行くんだから、もうバッグは玄関口にでも置いておけばいいのに、なぜか毎朝使っているフレーズ(笑)。
これは、Go to get your bag. やもう少しカジュアルな感じでしたら、Go and get your bag. で「~しに行く」という意味です。
我が家では、

Go get your bag!
Go get your esky!(弁当を入れるクーラーボックス)!
Go get your drink bottle!

と、あまりに忘れん坊な娘にはよく使います。
I will go get her.(私、彼女を呼んでくるね)
のように人にも使うことができます。
このような、動詞が2つ続いているような例は他にもあります。
例えば、

I will go visit him next Sunday.
(次の日曜日彼に会いに行く)
Let’s go see the movies.
(映画を見に行こう)
Come see us next summer.
(来年の夏私たちに会いに来て)

などいずれもgo/ comeと組み合わされていますね。~しに行く、~しに来る、という目的の意味で2つ動詞を並べることができます。

Put your socks on!

「靴下をはきなさい!」
我が家の娘は、裸足大好き。ですから学校に行く時間ギリギリまで靴下をはいていません。あんなにたくさん時間があったのに、なぜ出かけるギリギリまで靴下をはかないのか、と彼女は毎朝怒られることになるのです(笑)。
to put on one’s clothes(ちなみに反対は、to take off one’s clothesで「脱ぐ」の意味)で「~を身に着ける、着る」という意味なので、

Put your glasses on.(眼鏡をかけて)
Put your hat on.(帽子をかぶって)

など他の洋服や身に着けるものに変えて使えます。
でも・・・ちょっと待ってください。先ほど、to put on one’s clothesで「着る」の意味ですよ~、とお知らせしたのに、挙げられた例は、to put 名詞 on となっていると思いませんか!
そうなのです!to put on one’s clothesは、
Put your glasses on.でもPut on your glasses.でも正しいのです。
こういった句動詞(まとまった一つの動詞のように機能する動詞+副詞でできているかたまり)を扱うとき、上の例で言えば、Put your glasses on.のyour glassesの代わりにthemという代名詞を使う場合は、Put them on.というように、動詞と副詞の間に挟まなければならないというルールがありますのでお気を付け下さい♪
つまり、Put on them.と言うことはできないということです。
だいじょうぶです!筆者もいちいちこれは句動詞だから・・・と考えながら覚えたわけではありません!英語に慣れるうちに、なんだかこれ言い方が不自然だな・・・と気づけるようになります♪

もう1点、to put onに関してややこしいと思われがちな点が、to wearとの違いです。
同じように「着る」の意味で習いますものね。
違いを簡単に言うと、to put onは、「着るという動作、アクション」でto wearは「着る状態」のことなのです。
現在進行形にするとわかりやすいんですよ!
I am putting on my socks.だと、
靴下を履いているアクションの途中を想像できます。まだ履き終わっていない感じです。日本語では、「靴下を履いているところ」といった感じでしょうか。
I am wearing my socks.だと、
靴下を履いている、できあがった状態を想像できます。日本語では、まさに「靴下をはいている(はいていないの反対としての)」という感じです。

Don’t muck around!

「ごちゃごちゃやってるんじゃないよ!」
我が家の娘は、早起きが大好き。そのほうが朝たくさん好きなことをして遊べるから(笑)。
だから、朝たっくさん時間があるんですよ。それなのに、さあ学校に出かけるよ!というときになって急にトイレに行きたくなったり、宿題をやり始めたり(笑)、どうしてもっと早くやっておかなかったのか、とまたも彼女は怒られることになるのです(笑)。
to muck aroundは、教科書には出てこないかもしれないですが、男性でも女性でも日常的によく使う言い方です。

My daughter is mucking around instead of studying.
(娘は、勉強しないでなんだかごちゃごちゃ遊んでる)

のように「時間を無駄にする」の意味でごちゃごちゃやってることを表現したり、

Stop mucking around and help me carry this!
(ごちゃごちゃやってないでこれ運ぶの手伝って!)

のようにつまらないことやってないでさ、という意味で使うこともできるんですが、なんとなくネガティブな意味合いのある「ごちゃごちゃ」でなくても、

I'm going to just muck around the house for the weekend.
(週末は家のことをあれこれやろうと思ってる)
や
I'm just mucking around with my computer.
(ちょっとコンピュータいじってるの)

のようにニュートラルな意味でも使えます。

本当は、もっといろいろなことを言われながら、彼女はなんとか学校に遅刻せずに行っているんです。例えば、

Have you finished your breakfast?
(朝ごはん終わったか)
Have you brushed your hair?
(髪の毛とかしたか)
Have you brushed your teeth?
(歯を磨いたか)
Have you charged your ipad?
(ipad充電したか)
↑それぞれの学校の指定に合わせて子供のころからipadなどを用意しなければなりません。

「あれやったか」「これやったか」ばっかり(笑)。
そして、娘も朝になって、

Can you sign this form?
(このフォームサインしてくれる?)

と言い出す・・・オーストラリアの学校では、運動会に参加するにしても、イベントをするにしても、何事も親に許可のサインを得てから参加する仕組みになっています。それなのに、たまに大事なフォームが急に娘のリュックの奥底から出てくることがあります。以前、水泳の授業参加のフォームがリュックの奥に入れっぱなしになっていて、1回水泳の授業不参加、ということもありました(笑)。

オーストラリアでは、親が子供を学校に送っていくのが普通なので、毎朝親は間に合うのかやきもきします。

そんなこと、気にする様子もなく、鼻歌歌いながら今日も娘は意気揚々と学校に出かけていきましたよ(笑)。

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