私の留学のきっかけを作ってくれたのは、私の好きな人です。その当時は学生だったので、付き合っていても結婚とか意識はしていなくて、ずっと一緒にいられたらなという程度の付き合いでした。そして大学3年生の時、彼が卒業後は留学をしてロボット工学について学びたいと言い出したのです。私はそれまで留学の話を聞いたことがなかったのですが、彼はずっと考えていたようでした。
もともと彼は帰国子女であり、英語は堪能。もちろん海外に出ても問題ないくらいの英会話はできたのでしょう。そのために留学人対しての不安は少なかったのだと思います。ただ学校をどこにするかを迷っているといっていました。私は彼が留学してしまったら、この付き合いは終わってしまうから悲しいけれど、大好きな彼の目指すことだから応援しようと思いました。
そして大学4年の夏、彼の留学先が決定しました。私はそれまで英語や英会話もできなかったし、留学は考えたことなかったけれど、彼の話を聞いていると、自分も留学をしてみたいなという気持ちになったのです。
一旦は就職をしましたが、そこから少しずつ勉強を始め、昨年3カ月という短い間でしたが留学を実現しました。留学のきっかけをくれた彼に本当に感謝しています。留学をすることが無かったら、私はこんな素晴らしい経験をすることはなかったと思います。
M・A、40歳、女性