以前に英語のプレゼンテーションを行わなければならず、文章中の発音しづらい単語の発音の仕方を当時通っていた英会話スクールの教師に教えてもらったことがあります。そのときの教え方が非常に興味深いものでした。教師はアメリカ人でしたが、まず市販の風船を購入し、それを膨らませて自分に渡してきました。そしてそれを片手で英語教師に向かって打ちながら発音しづらい単語を言うのです。どうやら言語は体を動かしながら学ぶと習得が早いらしく、風船を打ちながら発音することで口や舌の動きを脳が覚えやすくなるようです。実際これが効果的だったかどうかはわかりませんが、プレゼンテーションは上手くいきました。
またあるときは英語の歌を覚えさせられ、それを歌いました。実際に英語の歌を歌っている歌手の声を聞き、それを真似るようにして歌うのです。この方法は自分でもはっきりとわかるほど効果的でした。きれいな英語を話す人を真似るのは英語を上達させる上で効果的であるといわれていますが、この点で英語の歌を聞き、それを真似して歌うのは非常によいことだと思います。英語留学をしてきれいな英語を日常的に聞くことも効果的ですが、英語を母国語とする歌手が歌う歌を聞き、真似ることでもきれいな発音を習得できます。
A.S 40歳男性