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Netflix 大人向けアニメ「ボージャックホースマン」で英語を学ぼう。

Photo by Pixabay

「有名になれば、金持ちになれば、幸せになれると思ってた。」そう言うのは、90年代に大人気テレビ番組に出演しハリウッドで有名になれたけど今はお腹も出て、今はただの「昔は有名だった俳優」の主人公のボージャック。
彼を取り巻く環境はハリウッドのショービスで繊細ながらに成功を勝ち取った後も幼少期のトラウマが残り幸せになれないことを悩み、自分を見失いながらも生きる彼の姿を追うアメリカンダークコメディです。

アニメといってもアメリカのダークコメディで普段はタブーとされる話題を取り上げ人気を誘っています。
人気の理由はこのドラマで取り上げる内容で、人種や性別差別の人権問題や話題の時事ネタと皮肉なユーモアを絡め、うつ病、アルコールやドラッグ中毒がよりリアルで正確に描かれていることによって視聴者から指示を受けています。
今回はそんな人生のダークな部分を赤裸々に描写するボージャックホースマンのシーズン1のトレーラーを見て英語を勉強しましょう。

ボージャックホースマンのトレーラー

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(beep)
Woman: Hurry up.
(早くしてよ~。)
Bojack: Oh is it this guy?
(あぁこいつのこと?)
Police: Oh, my God! He’s got a gun!
(やばい、彼銃持ってる!)
B: Relax, it’s a lighter. 
(安心しな、これはライターだ。)
B: How much lighter fluid can I take on the plane? And before you answer, remember, I’m a celebrity. 
(ライター液はどれくらい飛行機持ち込みができる?それと答える前に、思い出して、僕は
有名人だ。)
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【単語解説】
Lighter fluidーライター液
Take on the plane ー飛行機に持ち込む

有名であることで様々な罪を逃れることができる事があるハリウッドスターを風刺したもので、ボージャックを使い普段は見て見ぬふりをする舞台裏の出来事をこのように描写することによって視聴者が考えさせられる場面でもあります。

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Paparazzi 1: Why didn’t you refill your bird feeder?
(なんで鳥のエサ入れにエサを補充しなかったんですか?)

Paparazzi 2: Yeah! Who is a bird gotta blow to get some seed around here?
(そうだよ!だれがここらへんで口内性交しなきゃ種を貰えない鳥かってんだよ。)
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【単語解説】
bird feederー鳥のエサ入れ
refill ー補充する
blowー(男性に対する)口内性交

ここでは最近問題にもなりましたが、ハリウッドの有名プロデューサーが役を与える代わりに性的暴行を何人もの女優に強制していたことが大きなニュースになりましたが2014年に出されたこのトレーラー上でその「強制枕営業」を既に問題視をしていたのかもしれませんね。ボージャックホースマンではユーモアとともにこのような社会風刺がされます。

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Woman 1: You’ll never guess who’s here.
(ここに誰がいるか絶対あてられないよ!)
Woman 2: BoJack Horseman! He got a little fatter, but it’s definitely him.
(ボージャックホースマン!彼ちょっとデブになったけど絶対ボージャックだよ。)

Todd: Why so gloomy, roomie?
(なんでそんなにくらいの、ルームメイトさん?)
Bojack: Do people not like me?
(みんな僕のこと好きじゃない?)
Todd: Uh.. what were we talking about?
(あー。。。。俺ら何のこと話してたっけ?)
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【単語解説】
You’ll never guess…ー当てられない
Roomie ー親しみを込めたルームメイトへの呼び方

テレビ上では好かれているように感じるのに日常では本当の意味で気にしてくれる人がいない様子を描写しています。

ボージャックホースマンの監督は?

Raphael Matthew Bob-Waksberg (ラファエル マシュー ボブワクスバーグ)さんはアメリカのコメディアンでもありプロデューサーや声優や俳優業までもこなすクリエーターです。小さい頃はシンプソンズやサインフェルドなどのコメディが好きで自身がADHDであることも公表しています。
高校のころに同級生だったLisa Hanawalt (リサ ハナワルツ)さんと出会い、彼女の馬に対する愛と執着心からボージャックホースマンのアイデアにつながったといいます。彼女はこのアニメでボージャックホースマンの絵のデザインを担当しています。

ラファエルさんの人生の哲学は「物事に終わりはない」ということだそうです。
後のエピソードでも出てきますが結婚式の次の日には普通の日が待っているし、人生最悪な日の次の日に最悪よりもちょっとましな日がまっていることもあり、人生の節々で何かが終わることはないというメッセージは彼がこのアニメに込めた思いのひとつなのだそうです。

まとめ

今回は大人向けNetflix限定アメリカ発アニメ「ボージャックホースマン」のトレーラーを使って英語学習をしました。
既にシーズン5までいっているので気になる方は是非、社会風刺や彼のユーモアあふれ、誰もが感じたことがあるふとした感情のリアルな描写を英語の学習とともに楽しんでみてください。

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