日本でも、街に出かければ、お店のディスプレイもクリスマスらしくなっていますでしょう?オーストラリアでも同じです。ただ、他の大イベントにはゆるい対応のオーストラリア人も、クリスマスとなると話が違う!1年で1番みんなが楽しみにしているイベントですから、張り切りますよ~!
今日は、オーストラリアの人のクリスマス準備をみてみましょう。
早め早めにクリスマスプレゼントを準備しないと大変なはずなのに(笑)
クリスマスは、家族全員が集まって、クリスマス料理を食べたり、クリスマスプレゼントを交換したり、日本のお正月のような喜びとにぎやかさがあります。
ですが、その陰で、クリスマスの準備は結構大変(笑)。何が大変って、クリスマスプレゼントを家族メンバーひとりひとりに選ばなければいけないこと。場合によっては、日本のお中元やお歳暮以上の面倒ごとです(笑)。家族メンバーといっても、1年に1回しか会わない親戚にどんなプレゼントが好みか考えるのは頭が痛い・・・そんなとき日本のお中元やお歳暮だったら、その家庭へのプレゼントを選べばいいわけですから、まだ負担が軽いというものです。
ですから、早めにプレゼントを用意するつもりがずるずるとぎりぎりになってしまう・・・
ショッピングセンターに行くと、早い時期からクリスマス用のラッピングペーパーも買えます。そう、オーストラリアでは自分でラッピングペーパーを買ってラッピングもこなすのです。ずるずるとぎりぎりまでプレゼントが用意できない気持ちもなんとなくわかりますでしょう(笑)。
クリスマス近くなると、ラッピングペーパーを買えるだけでなく、有料でラッピングしてくれるサービスもショッピングセンターに登場します。そうなると本当にぎりぎりです、クリスマスまで(笑)。
そして、本当にクリスマス直前になると、ショッピングセンターも普段より長く営業します。12月24日ともなると、ショッピングセンターも街もあわててクリスマスショッピングをする人で大賑わいです!
クリスマスホリデーに入るのが早すぎ(笑)
オーストラリアの人は、いつものんびりしているのに、お休みに入るとなったら早いですよ~!
例えば、学校でも・・・
学期末が近づくにつれ、早めにホリデーに出かけるために、お休みに入るのを待たずして休む子供達続出です(笑)。
しまいには、先生まで学期末より2日ほど前にホリデーをとってお休み、なんてこともありました(笑)。
元々週に1回しかない宿題だって、学校のお休みは12月中旬近くだというのに、11月中旬から「お休み前なのでもう宿題なし~」との先生からの連絡が・・・もちろん、学校のお休み中の宿題はありません。その宿題がなくなるときと同じくして、学校の図書館の本も借りることができなくなります。
やはり、子供のころから、早め早めにお休みに備える習慣があるからか(笑)、大人たちも一大ホリデーイベントに備えてビジネスを閉めるのも早い早い。ぎりぎりまで開いているのはショッピングセンターなどのお買い物部門ばかりで、結構ゆったりクリスマスホリデーにするビジネスも多いです。
例えば、筆者は、普段店を運営しているので、毎年気になるのですが、お店は、クリスマス前が一番みんながお買い物したい時期なので、クリスマスギリギリまでオープンしているのに、商品を入荷するためのサプライヤーさんは、早めにホリデーに入るビジネスが多いんです(笑)。12月中旬から1月第1週くらいまでお休みなので、小売店は、その前に発注をしておかなければなりません。
毎年11月中旬くらいに「Christmas Trading Hours(クリスマスの営業時間)」といったタイトルのメールが何通も来ます。
そうしたら、今年はこんなメールも来ましたよ(笑)。
To accommodate increased requests from customers to get orders out over the festive season, we will have a few strategic members of staff processing web, email and fax orders only, we will not have our full compliment of staff and our phones will be going to voicemail. (お休みシーズンの受注を希望するお客様からのたくさんのリクエストにお応えして、数名の戦略スタッフが、ウェブサイト受注、email受注、ファックス受注にのみ対応します。 電話によるオーダーにはスタッフがいません。留守電対応となります。)
ですって。
そうでしょう、そうでしょう、やはりみんな一番忙しいときにオーダーできなくて困っていたと思うのですよ(笑)。
クリスマス準備で見かける英語
先ほどのChrismas Trading Hours(クリスマス営業時間)もクリスマス近くなるとよく見かける英語ですが、他にもいくつかありますので、ご紹介しますね。
Santa, all I want for Christmas…(サンタさん、私がクリスマスに欲しいのは・・・)
聞き覚えのある歌にもじったフレーズですね。
Christmas Super Specials!(クリスマス前スーパーセール)
オーストラリアなど英語圏の国々の多くで、クリスマス後大セールをする習慣があるので、クリスマス前にも買ってもらえるようクリスマス前のセールもよく見かけます。
Christmas Gift Guide(クリスマスプレゼントカタログ) Christmas VIP Offer(クリスマスVIPお客様への特典) Christmas Gift Packs now available. Limited Time Only! (クリスマスギフトパックあります、期間限定) Christmas and Teacher Gifts Ideas (クリスマスプレゼントと先生へのプレゼントアイデア)
オーストラリアでは、クリスマスホリデーが学年の終わりでもあり、クリスマスホリデー明けに進級します。1年お世話になった先生にちょっとしたプレゼントをあげる習慣があるので、クリスマスプレゼントのカタログと一緒に、先生へのプレゼントアイデアも一緒に紹介されることも多いです。
Stuck for Christmas gift ideas? (クリスマスプレゼントのアイデアに困ってない?)
などもクリスマス前のお買い物シーズンにはあちこちで見かける単語です。
クリスマスプレゼントといえば、今オーストラリアでは、「後払いシステム」が人気です。お買い物金額を4つの支払いに分割し、後から少しずつ払ってお買い物する方式です。後先考えずお買い物しちゃう(笑)オージーに人気なのも頷けるお買い物方法です。
Have you thought about Christmas shopping?(クリスマスのお買い物はもう考えられましたか?)
これもよく使うフレーズですが、そうこうしているうちに本当にクリスマスが近づいてきました!
We do Christmas differently in Australia. Think beaches, barbecues and beers.(オーストラリアのクリスマスはちょっと違う、ビーチやバーベキュー、ビールを思い浮かべて。)
日本の皆様は、どんなクリスマスをプランされていますか?日本の皆様も早め早めのクリスマス準備が成功のカギですよ~