全米で異例の大ヒット! 映画「クレイジー・リッチ!」の魅力紹介

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2018年代注目の映画が「クレイジー・リッチ!」。ハリウッド映画でありながら、主要キャストにアジア系だけを起用した画期的な作品。そんな異例な作品が、全米で異例の大ヒット中!大手映画批評サイトでも、高評価を受けています。今回は「クレイジー・リッチ!」の魅力を紹介しましょう。

あらすじ

The story follows Rachel Chu (Wu), an American-born Chinese economics professor, who travels to her boyfriend Nick's (Golding) hometown of Singapore for his best friend's wedding. Before long, his secret is out: Nick is from a family that is impossibly wealthy, he's perhaps the most eligible bachelor in Asia, and every single woman in his ultra-rarefied social class is incredibly jealous of Rachel and wants to bring her down.
引用:IMDb

アメリカ系中国人で経済学教授のレイチェル・チューは、ボーイフレンドのニックと共に、ニックの祖国シンガポールへ旅行することになる。目的はニックの親友の結婚式に出席することだった。しかし、旅立つ前にニックの秘密が明らかに。なんとニックの家族は超がつくほどお金持ちで、ニックはおそらくアジアで最も望まれるバチェラーだったのだ。そして、ニックを狙う数多くの女性たちは、レイチェルに嫉妬し、彼女を蹴落とそうとするのである。

【単語解説】
economics – 経済学
hometown – 故郷
eligible – 望まれる
bachelor – バチェラー、独身男性
rarefied – 高い
bring down – 蹴落とす

あらすじを見てわかる通り、これはラブコメ映画です。私もまだ観ていないので分からないのですが、かなりコテコテなラブコメという印象を受けます。ただ、どの映画批評サイトをみても評価は非常に高いです。

IMDbでは10点満点中7.7点を記録し、Rotten Tomatoesでは93%という高評価を記録しています。特に、専門家から高く評価されているという印象を受けます。

物語は英語で進みますが、ラブコメなので英語音声・日本語字幕でもきっと楽しめるはずです。

「クレイジー・リッチ!」は小説が原作!?

実は「クレイジー・リッチ!」は小説が原作なのです。原作タイトルは”Crazy Rich Asians”で、作者はシンガポール系アメリカ人のKevin Kwan。映画の登場人物と出身は似ていますよね。もしかしたら、彼の経験が多少なりとも小説に影響しているのかも。

この”Crazy Rich Asians”は世界的ベストセラーです。小説はThe New York TimesやThe Boston Globeなどから高い評価を受けています。また、映画が大ヒットしていることもあり、再び売り上げが伸びることでしょう。

大型書店だと高確率で置かれているはずです。また、AmazonやKindleを活用するのもおすすめ。映画を観た後に、原作を読んでみると違った面白さが発見できるでしょう。もちろん、小説を読んでから映画を観るのもおすすめ。

また、原作はシリーズ化されており、2作目が”China Rich Girlfriend”、3作目でありシリーズ最終作が”Rich People Problems”。今回の大ヒットを受けて、続編も映画化される可能性が大きくあります。続きが待てないという方は、ぜひ洋書で一足先に楽しんでください!

映画には原作者も携わった!?

実は、映画の製作に小説の原作者であるKevin Kwanが携わっているのです。彼はCosmopolitanのインタビューで、次のように述べています。

”I’ve been involved since day one, consulting. It’s been amazing, the producers, Nina Jacobson of Color Force has been amazing in the way that she’s really involved me, the author, in shaping this entire project.”
私は初日からコンサルティングという形で映画に携わっています。プロデューサーのニーナ・ジェイコブソンが私を参加させてくれたのです。彼女のおかげで、プロジェクトをいい方向に進められています。

”I helped [with] every stage where there was an important decision to be made, creatively. I was able to give advice to screenwriters, then work with the production team as they began working on the set design, the costumes, and more recently, [character notes] for the actors. It’s been an enormously collaborative experience. They’re really trying to create an authentic of a world as possible.”
私は重大な決断が起きる全てのシーンに関わりました。脚本家にアドバイスを与えることがあれば、製作チームとセットデザインやコスチューム作りをしたりします。私の中でとても大きな経験となっています。彼らは可能な限り小説の世界を忠実に再現しようとしているのです。

引用元:Cosmopolitan

【単語解説】
involve – 関わる
author – 作者
decision – 決断
screenwriter – 脚本家
actor – 俳優

原作者も関わっているということで、ベストセラーの世界観が忠実に再現されていると予測できます。このCosmopolitanによるKevin Kwanのインタビューは必見なので、ぜひ映画を観る前に目を通してみてください。

まとめ

もし「クレイジー・リッチ!」を観ようかどうか迷っているのなら、ぜひ観てみてください。予告動画だけ見てみると、非常にテンポよくストーリーが進み、どこかミュージカル要素も感じられます。何より、ラブコメは英語学習にピッタリのジャンル。俳優陣の演技も素晴らしいので、きっとあなたを虜にすることでしょう。

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