ジェームズ・コーデンが司会を務める番組の人気コーナーが、カープール・カラオケ。有名セレブがコードンとドライブしながら、ぶっちゃけトークを繰り広げ、そして人気曲まで披露します。そんなカープール・カラオケは英語学習にもピッタリ!今回のゲストはマイリー・サイラスです!
なんとゲストはマイリー・サイラス!
【単語解説】
・I am stuck in the worst traffic
これは、丸ごと暗記して使えるようになっておきたい文です。stuck in trafficで「交通渋滞に巻き込まれて」という意味になります。つまり、この文の意味は「ひどい渋滞につかまっちゃったよ」です。
・Are you serious?
日常会話で超頻出表現です。seriousというと、そのまま「シリアス」と受け取りがちですが、英語では「本気なの?」や「本当?」という意味になります。どんなシチュエーションでも使える便利表現なので、覚えておきましょう。
・You’re amazing.
amazingは褒め言葉としてよく使われます。ニュアンスとしては、驚いたときに使う褒め言葉です。「すごい」や「最高」、「素敵」など様々な訳をできます。
・Killer
killerは「殺人鬼」や「殺し屋」という意味が有名な単語です。そんなkillerですが、スラングとして日常的によく使われます。ネガティブな意味としては「難しい」や「キツイ」、ポジティブな意味では「ヤバい」や「すごい」という意味です。
・Wrecks – 衝突、故障
・Driveway – 私道
・Windshield – フロントガラス
今回のゲストは歌手のマイリー・サイラス!ど派手で奇抜、というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、だいぶ落ち着いていますよね。コードンの車に乗り込んだマイリー・サイラスは、さっそく彼を驚かせます。彼女は運転が超絶下手なことを示すエピソードを披露。
マイリー・サイラスの有名な舌
【単語解説】
・Appearance
appearは「~のように見える」、「現れる」という意味のおなじみの動詞ですよね。appearanceはappearの名詞形。意味は「登場」や「外見」という意味です。
・Correspondence – 文書、文通
・Wait there
これは「そこで待ってて」という意味です。単純にwaitだけでもいいですが、口からwait thereと自然と出ると完璧ですね。丁寧に言うときはPlease wait thereと言うだけです。
マイリー・サイラスの姿をイメージしたとき、彼女が舌を出している姿を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?マイリー・サイラスの長い舌は有名です。そのことをコーデンが茶化していますね。ちなみに「切手」はstampと言います。
マイリー・サイラスの進化について
【単語解説】
・Let’s say
今日絶対に使えるようになっていただきたい表現が、Let’s sayです。これは、「~としましょう」という意味です。IfやFor exampleと似たような意味を持ちますが、Let’s sayの方がカジュアルで日常会話でよく使われます。また、日時を決める時にも使われ、そのときには「~はどう?」という提案のニュアンスが強くなります。
コーデンは、この数年間に起きた彼女の変化、進化について尋ねます。それに対するマイリーの回答は以下の通り。
"I think the first VMAs in 2013 - the twerking Robin Thicke VMAs - led me to being the activist I am now. Because I realized if that many people were gonna talk about something that I did, then I should make it a good thing, I should make it something that can change people's lives rather than be a controversial conversation that becomes a fun Halloween costume for some people." 【和訳】 2013年のVMAsでRobin Thickeとトワークをしたのがきっかけで、今の私になっていると思うわ。だって、たくさんの人が私のしたことについて話をするのならば、何かいいことをしなくちゃって、ハロウィーンコスチュームの話題よりも何か人々の人生を変えることをしなくちゃって気づいたから。
2013年のVMAsでマイリー・サイラスは非常に過激なパフォーマンスを披露しました。その時に披露したお尻を激しく振るダンスは、トワークとして世界中でブームを巻き起こしましたよね。このパフォーマンスが1つのきっかけとなって、サイラスは活動的になった述べています。
ただ、そのあとに過去の自分から逃げているわけでもないと述べています。お騒がせセレブの常連だったマイリー・サイラスですが、今は少し落ち着いて新たな魅力を放っています。
いつもハイなマイリー・サイラス!?
【単語解説】
・on a scale of 1 to 10
一度覚えてしまえば、簡単に使える超便利表現です。意味は「1から10段階で」や「1点から10点満点で」など。どれだけ好き・嫌いかを聞くときに使える表現ですよね。
・insane
insaneには「頭がおかしい」や「狂っている」という意味があり、crazyが類義語です。スラングではネガティブな意味ではなく、ポジティブに「すごい」や「ヤバい」という意味になります。CrazyとInsaneはスラングでよく使用されます。
・as hell
hellは「地獄」という意味。直訳すると「地獄のように」となるので、意味は「死ぬほど」や「本当に」という直前の単語を形容する意味になります。high as hellで「死ぬほどハイだった」ですね。
ターニングポイントの後には、コーデンとサイラスは「ハイとロー」について話し合います。これはマリファナ使用のことについてですね。サイラスがマリファナを愛していたのは有名な事実。VMAsのときは10段階で0、つまり全くハイになっていなかった=マリファナを使用していなかったと述べています。これは驚きですね。僕は「ああ、ハイになってるんだろうな」と思っていました。サイラスは、VMAsのときは普通の状態で、あれがマイリー・サイラスの姿と言います。
一方で、彼女の代表曲である”Wrecking Ball”のMV撮影時には10、つまり完璧にハイだったと言っているから面白いですよね。
MVで本当に泣いていたマイリー・サイラス
【単語解説】
tear stick – 涙を流させる棒
“Wrecking Ball”のMVでマイリー・サイラスは泣いています。実はマイリー・サイラスは本当に泣いているのでした。当時の彼女は愛犬を失ったばかり。愛犬のことを考えると自然と涙が出たそうです。
新たな魅力を放つマイリー・サイラス
一時期の超お騒がせセレブ時代と比べると、彼女はかなり落ち着いていますよね。それでいて、ぶっちゃけトークを連発する彼女には好感が持てます。歌もさることながら、その生き方に憧れを持つティーンが多いのにも納得です。
今回使用したカープール・カラオケは英語圏で大人気の名物コーナーです。エド・シーラン、ジャスティン・ビーバー、アデルといった超有名歌手がぶっちゃけトークと歌を繰り広げます。英語学習にも最適です。YouTubeに公式チャンネルがあるので、そこで無料で視聴できますよ