全世界を魔法で熱狂の渦に巻き込んだ「ハリーポッター」シリーズ。現在はエディ・レッドメインを主演に起用した「ファンタスティック・ビースト」シリーズが大人気ですね。ハリーの話は完結したように思えますが、あの人の話は完結していませんでした。今回はヴォルデモート卿の過去を描いたレベルが高すぎるファン製作の映画で英語を勉強しましょう。
ヴォルデモート卿の過去を描いた話!?
シリーズを通じて、ハリーの最大の敵だったのがヴォルデモート卿です。闇の帝王とも呼ばれ、純潔主義の下、マグル出身の魔法使いを排除していきましたよね。ヴォルデモート卿と言えば、呼び名がたくさんあります。まず本名を確認しましょう。本名はトム・リドルです。その他の異名は以下の通り。
・例のあの人
・名前を言ってはいけないあの人
・闇の帝王
・わが君
ハリー・ポッターの世界では、ヴォルデモート卿の名前を言うこと自体が非常に恐れられた行為です。そのため、「例のあの人」や「名前を言ってはいけないあの人」と呼ばれることがほとんど。では、ヴォルデモート卿の数々の名前を英語で言えますか?英語での呼び名は以下の通りです。
日本語 | 英語 |
ヴォルデモート卿 | Lord Voldemort |
トム・リドル | Tom Riddle |
例のあの人 | You-Know-Who |
名前を言ってはいけないあの人 | He-Who-Must-Not-Be-Named |
闇の帝王 | Dark Lord |
わが君 | My Lord |
英語でヴォルデモート卿の異名をすべて知っていましたか?英語音声で映画を観ているときや原作を読んでいるときに、いずれかの表現が出たらそれはヴォルデモート卿のことですよ。個人的にはDark Lordの響きに惹かれます。
ハリポタシリーズの中心人物であるヴォルデモート卿ですが、意外と知られていない事実は多いです。彼の過去について何度か描かれていますが、それでも謎は多いばかり。美青年として知られたトムは、どうしてあのような容姿になってしまったのか?ホグワーツを去った後は何をしていたのか?そこらへんの謎を深く掘り下げた映画があるのです。さっそく、その予告動画で英語学習をしましょう。
Voldemort Origins Of The Heirで英語学習
【単語解説】
・graduate from ~
「~を卒業する」という意味でおなじみの熟語ですね。After graduating from Hogwartsで「ホグワーツを卒業した後」。このAfterは接続詞ではなく、前置詞なのでgraduatingと動名詞になっています。
・quit – ~をやめる
・disappear
appearの意味を知っていれば、disappearの意味も分かるはずです。appearは「現れる」、disappearは「姿を消す」です。
・house elf
これはハリポタならではの単語ですね。house elfは「屋敷しもべ妖精」です。あのドビーもhouse elfです。
・murder – ~を殺害する
・mistress – 女主人(男主人はmaster)
・descendant
これは難しい単語です。「祖先」という意味のancestorは高校で習います。descendantは「子孫」という意味。
・cold case
cold caseは、なかなか耳にしない表現ですよね。しかし、刑事ドラマや推理物を見ているとよく目にします。意味は「未解決事件」。
・and yet – そのうえ、さらに
・smell
「~の匂いがする」という意味で広く知られているsmell。実はsmellには「感じる」、「気配がする」という意味もあるのです。I’m still smelling dark magic hereで「闇の魔法の気配がするわ」という意味です。
予告動画をぜひ見てください。クオリティの高さすごすぎませんか?私が初めて、この予告動画を見たときは、公式が続編を製作しているものかと勘違いしてしまいました。実はこれはファンが自主製作している映画なのです。自主製作にしては、クオリティが高すぎるような気もしますが。
この予告動画が発表されてから、すぐに大きな反響を集めました。これはクラウドファンディングの一環で製作されていた映画です。しかし、一度は製作が中止されました。理由は、ハリポタシリーズの公式配給会社であるワーナーブラザーズがストップをかけたからです。
しかし、この映画の監督とワーナーで非公式の会談を何度も進めて、最終的には製作が認められました。条件は1つ。それは、非営利で映画を公開すること。そのため、YouTubeで完成された映画が無料で公開される可能性は高いです。
ストーリー予想
予告動画を見ていると、キーパーソンが2人出てきましたね。1人は若き日のヴォルデモート、そしてもう1人はグリフィンドールの子孫であるGrisha McLaggenです。どうやら彼女がトムを止める物語のようです。
こちらの予告動画はフルバージョンですね。どうやらトムとGrishaはホグワーツの同級生だったようです。Grishaはグリフィンドールの末裔らしく、クディッチで活躍していましたね。またトムがあの赤い目をして生徒を襲ったであろうシーンも確認できます。
さらに大きなカギを握りそうな事件は、1943年に起きました。1943年ハッフルパフ家の末裔に使えるしもべ妖精が女主人を毒殺したとのスキャンダルが出ました。偶然なのか、トムが謎の失踪をとげたのも1943年のこと。
戦闘シーン満載、ミステリー満載の本家ハリーポッターに負けないクオリティの予告動画です。残念ながら、いつ公開されるのかはまだわかっていません。2017年内に公開予定とのことでしたが、もしかしたら2018年の前半に公開される可能性も高くあります。
英語で予告動画を見てみよう!
おそらくですが、完成映画は日本語字幕で視聴することができるでしょう。予告動画もすでに、日本語字幕で視聴できます。しかし、英語学習目的ならば英語字幕で見るのをおすすめします。字幕の精度も高く、知らない単語や表現はそのまま丸暗記するのが、私がおすすめする勉強法です。自由自在に引き出せる英文の数を増やすことで、実践でも英語が使えるようになります。
FacebookやInstagramも要チェック
Voldemort Origins Of The Heirは続々と企画が進んでいます。すでにFacebookやInstagramには公式ページが設立されています。Instagramには、予告動画では見られなかった写真が投稿されています。また、使われているハッシュタグやコメントを読んで英語学習するのもいいですね。工夫次第で英語学習は無限大にできます。特にSNSは英語学習にピッタリのツールです。SNSを上手に活用して、英語学習を楽しみつつ、外国人の友達も作れると最高ですね!
ぜひSNSでも、Voldemort Origins Of The Heirの公式ページをフォローして、最新情報をいち早くゲットしてください。