私たちの生活にはたくさんの英語があります。それと同じように、英語圏にもいくつかの日本語が使われているのです。有名なのがKawaii、Otaku、そしてTsunamiなど。でも、まだまだたくさんの日本語が使われています。例えば、SkoshやHoncho。これらは、日本人ならば絶対に使ったことがある日本語です。なんだかわかりますか?
今回は英語圏でも通じる意外な日本語を紹介します。
英語圏で使われている意外な英語11選
ここからは、英語圏でも通じる意外な日本語11選を紹介します。英語入門者はもちろん、上級者の方も知らないであろう単語ばかりを選びました。ぜひ驚き、楽しみながら見てみてください。
1.Skosh 少し
「少し」が英語になっていると知っていましたか?驚きですよね、私も初めてSkoshの存在を知ったときはびっくりしました。
Skoshは英英辞典にも載っているれっきとした英語になっています。発音は、日本語の「すこし」ではなく「スコッシュ」といった感じです。
Can you give me a skosh of that cake? そのケーキを少しだけもらっていい? I'm just a skosh surprised. ちょっとだけ驚いたよ。
Skoshの前にはAが伴う場合が多いです。ちょっとかわいいですよね。親指と人差し指で「少しだけ」のポーズを作りながら、Give me a skoshと言ってみましょう。
2.Honcho 班長
意外な日本語が英語になっていました。班長が英語になるなんて、予想だにしていなかった人がほとんどだと思います。「ハンチョウ」ではなく「ホンチョウ」という発音ですね。逆に、班長を英語でなんて言うかご存知ですか?班長は、Boss、Squad Leaderなどなど。
Honchoは名詞なので、複数形になるとHonchosです。少し違和感がありますが、複数形にはsがつくのが鉄則のルールです。
There are some honchos from headquarters here. ここには本部からの班長が何名かいる
3.Typhoon 台風
日本を代表する災害の1つが台風。実は台風は日本語で、英語でも使われています。Tsunamiが英語になっているのは有名ですが、台風も英語で通じるのですね。英語圏ではHurricane、Cyclone、Stormなどが一般的です。
The typhoon serious damages in the city. 台風は街に深刻なダメージを残した。
4.Emoji 絵文字
近年、海外の大きなトレンドとなっているのが「絵文字」。日本人では絵文字を使う人は少なくなってきたように思われますが、海外ではその可愛らしい絵文字が大人気です。ネットで調べれば、Emoji Dictionaryなども発見できるほど。
What does this emoji mean? この絵文字はなんて意味なの? How can I use this emoji? どうやってこの絵文字を使えばいいの?
5.Teriyaki 照り焼き
照り焼きも英語圏で通じる日本語の1つです。ちなみに、スペイン語圏でも通じますよ。
私が住んでいるアルゼンチンでも、サブウェイが照り焼きチキンサンドイッチを販売しています。照り焼きの味を説明するのは、少々難しいですよね。でもTeriyakiは英語圏でも通じるので、そんな心配は一切なし!
I love teriyaki chikin. 照り焼きチキンが大好きだ。
6.Futon 布団
私たちの生活に欠かせない布団も英語になっています。たまにベッドじゃなくて布団で寝ると気持ちいですよね。外国人にははっきりと好みが分かれます。
一般的に布団というと床や畳の上に敷くもの。しかし、英語ではベッドやソファ、椅子などに敷くコットンが入ったマットのことをFutonと呼ぶことが多いです。
I basically sleep on the bed, but sometimes I like to sleep on the futon. 基本的にはベッドで眠るけど、時々布団で寝るのが好きだ。
7.Hikikomori 引きこもり
引きこもりも英語圏で通じることがあります。引きこもりを直接表現する英単語はありません。Hikikomoriは、ほとんどの辞書に載っています。
He became a hikikomori. 彼は引きこもりになってしまった。
8.Karoshi 過労死
たびたび日本でも問題になる「過労死」。これは、日本特有の言葉なのですね。過労死は英語辞書に次のように記載されています。
death caused by overwork 働きすぎが原因による死 One of the biggest problems in Japan is karoushi. 過労死は日本が抱える大きな問題だよ。
9.Miso 味噌
Misoが英語になっている事実は、おなじみかもしれませんね。海外でも味噌汁が飲まれています。味噌汁を英語でいうと、Miso soupですね。
私たちが普段、当たり前のように飲んでいる味噌汁ですが、実はたくさんの健康効果があります。そのため、味噌汁は特に健康志向が強い外国人から人気があります。
There are some health benefits of miso soup. 味噌汁には、健康効果がいくつかある。
10.Bonsai 盆栽
盆栽も英語の辞書に載った日本語です。Bonsaiは英語圏だけではなく、世界中で通じます。私はアルゼンチンの植物園に1年間ほど勤務をしていたのですが、そこでもBonsaiはいくつか販売されていました。
Bonsaiは値段が高かったのですが、非常に人気がありましたね。Bonsaiと並んで人気だったのはBamboo。Bambooの意味は「竹」です。
11.Kamikaze 神風
神風もまた英語辞書に載っている日本語。神風といえば、2つのイメージがあります。
1つ目は、神が吹き起こす風、読んで字のごとくですね。
もう1つが、神風特別攻撃隊。神風特別攻撃隊は、第二次世界大戦中に登場した日本軍の特別攻撃隊ですね。英語圏の人がKamikazeと聞いたら、神風特別攻撃隊を思い浮かべる方が多いです。
これからも日本語の勢いは止まらない!
世界中で通じる日本語の数はぞくぞくと増えています。それだけ、世界が日本の社会や文化に興味を持っているということです。これからも海外で通じる日本語の数は増えていくでしょう。
特に、料理の分野は、本当にすごいです。もし気になったら、一度英語の料理レシピやサイトを見てみてください。知っている日本語がたくさん使われています。
オンライン英英辞書では、海外でも通じる日本語が載っています。一度、日本語が英語でどのように説明されているのかも見てみるといいですね。またブログを持っている英英辞書サイトは、「英語になった日本語」のようなテーマで記事執筆も行っています。
見ていて面白ければ、勉強にもなるので、ぜひ一度目を通してみてください。